PixelSorter_s
ビルド
事前にシステムかユーザーの環境変数にLUA_LIB_PATH
、LUA_INC_PATH
を作り、Luaのライブラリとヘッダファイルのパスを登録しておくと、後々楽です。
そうでない場合は、プロジェクトのプロパティのC/C++ -> General -> Additional Include Directories
の$(LUA_INC_PATH)
をLuaのヘッダのインクルードパスに、Linker -> General -> Additional Library Directories
の$(LUA_LIB_PATH)
をLuaのライブラリのパスにそれぞれ変更してください。
その後、General -> Output Directory
をDLLを出力したい場所に変更してください。
自分のスクリプトのフォルダなどにしておくと、ビルドするたびにDLLをコピーしなくてもよくなるので少し楽になります。
スクリプト内での呼び出し
このDLLの関数は、事前にobj.putpixeldata()
の呼び出し等の前準備を必要としません。画像の取得などの下準備から処理後のデータの仕上げまですべてDLL内で完結しています。
実際の呼び出しは、
require("PixelSorter_s")
PixelSorter_s.PixelSort(lum, blur, dir, pSize, conf, eDir, enl, crit, bg)
のようになります。らくちん。
関数
このDLLモジュールに含まれている関数です。
PixelSort(lum, blur, dir, pSize, conf, eDir, enl, crit, bg)
PixelSorterのメインの関数です。これを呼び出すとPixel Sortのエフェクトがかかった状態になります
引数
lum : int
基準にする輝度blur : int
基準の輝度からの相対的な範囲dir : int
ソートする方向pSize : int
ソートするピクセルのサイズ
大きくするとモザイクのようになるconf : boolean
ソート対象のピクセルが緑になる
主に範囲の確認用eDir : int
画像を引き延ばす方向enl : float
画像の引き延ばし(%)
100%にすると一番端のピクセルのみになるcrit : int
ソートの基準式
1.Luminance (輝度基準)
2.Average (RGBの平均)
3.Multiply (正規化したRGBを乗算)
4.Min (RGBの最小値)
5.Max (RGBの最大値)
6.XOR (RGBでXOR演算)bg : int(bool)
元画像の合成
Instructions(pNum)
スクリプトの説明書を描画します。
引数
pNum : int
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