宮城県は7月23日、名取市の20代のアルバイトの女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
女性は7月13日に悪寒や頭痛の症状が出て、14日に38度5分の発熱やせき、のどの痛み、嗅覚異常などの症状があり、22日に「帰国者・接触者外来」を受診し、PCR検査の結果、23日に「陽性」と判明しました。
重篤な状態ではなく、感染症指定医療機関に入院予定だということです。現段階で新型コロナウイルス感染者との接触などは確認されておらず、感染経路はわかっていないということです。
女性は10日から12日まで県外を訪問していて、13日にアルバイト先に公共交通機関を使って出勤していました。
宮城県は、これまでにわかっている濃厚接触者は同居家族としていますが、そのほかに濃厚接触者がいるかどうかを調べることにしています。
宮城県内では23日、このほかに仙台市で20代女性1人の感染も確認されていて、仙台市が午後5時半から会見を開き、詳しい情報を説明することにしています。
宮城県内の感染者の数はこれで140人となりました。