浜松市は23日午後2時から、新型コロナウイルスに新たに感染した市内5人について説明しています。そのうち4人は浜松市の中心市街地にある、夜の街の同じ接客を伴う飲食店に勤務していました。

それぞれに帰国者・接触者相談センターにて受診調整後、22日にPCR検査を受け陽性が確認されました。23日に市内の感染症指定医療機関以外の医療機関に入院しています。

市はクラスターのおそれがあるとして、飲食店の利用客約100人と、同居者、同僚など合わせて約160名に対してPCR検査を実施する予定です。

この飲食店は5月以降、利用者に対して名簿に名前や連絡先を記入してもらい、利用客の把握をしていました。飛び込みの利用客に対しては、入店を断っていたということです。

市は、利用者の特定ができているとして店名の公表はしていませんが、中心市街地にある30人程度を収容する店だということです。

◆14例目◆

浜松市中区在住の30代女性で、同居者は2人です。味覚と嗅覚の異常があり、発症日は7月19日です。

◆15例目◆

浜松市内在住の20代女性で、同居者は2人です。発症日は7月16日です。

◆16例目◆

浜松市中区在住の40代女性で、同居者は3人です。発症日は7月17日です。

◆17例目◆

浜松市中区在住の20代女性で、同居者は6人です。入院時37・3度の発熱があり、発症日は7月20日です。

なお、21日に感染が発表された東区に住む30代の男性会社員の関係者である、30代の男性の感染も確認されました。

◆13例目◆

浜松市外在住の30代の会社員の男性で、浜松市内9例目の患者の関係者です。入院時の体温は37度ですが、他に症状はありません。

これで浜松市内の感染者は17例目になりました。