熊本県は22日夜、天草保健所管内の20代の医療従事者の男性が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。熊本県によりますと男性は22日、勤務先である天草市のニュー天草病院で行われた定期健康診断の胸部レントゲン検査で肺炎像が確認されたため、別の医療機関を受診。新型コロナウイルスの「陽性」が確定したということです。男性は熱もなく無症状で、現在、県内の感染症指定医療機関に入院しています。男性は過去2週間、海外への渡航歴や県外への外出はありませんが、家族が7月13日に福岡に外出していたということです。同居する家族、医療従事者と入院患者の計12人の濃厚接触者についてはPCR検査を行ない、今朝までに全員「陰性」が確認されました。また、男性が勤務するニュー天草病院は23日から外来や新規入院の受け入れを休止しています。熊本県内での感染確認は53人目(再陽性は含まず)となります。