本日、私の夫愉一が連行されました。
私は詳細も全容も、一切知らされておりません。
夫からも何も聞いておりません。
ですが、連行され報道されたということは
大切な方を亡くされた方がおられるということ
でしょうから、ご本人様、ご遺族には心よりお詫び申し上げます。
お詫びの言葉もございません。
一方で、夫が一人の医療者としてやったことの結果ですから
一人の大人としてきちんと受け止め、全責任を一人で背負って
当然だと考えております。人の命に関わる仕事をしていれば
常日頃から、職責について使命について、覚悟をしていて
当然だと思っております。
今後捜査にも報道にも、全面的にご協力させて
いただきます。
つきましては、マスコミ各社にお願い申し上げます。
・幹事社であるNHK・朝日新聞を通じましてご依頼いただければ
いつでも会見いたします。
よって、個別の取材依頼は遠慮いただきますようお願いいたします。
また当方の自宅・診療所の敷地には入っていただいてけっこうですので
近隣の方の敷地を勝手に侵食するようなことが絶対にないよう
お願い申し上げます。
私は僻地医療を代々担う家系に育ちました。医療とは、決して時間の切り売りで
あってはならない。医者のしごとは24時間365日。休むのは、患者さんが安定して
おられるときのみ。患者さんのみならず
その家族の人生をともにあゆみ、人生観のすべてをチーム医療で受け止め
るものだとの考えをずっと持ってまいりました。夫がアルバイトなどで時間の
切り売りをすることはずっと反対で、厳しく叱って参りましたが、その思いは
通じることがなく、私に隠れてアルバイトを繰り返し、結果このような事態にな
ったことが、とにかく言葉がみつかりません。
誠に申し訳ございませんでした。