現在は携帯電話が普及し、固定電話などはあまり使われなくなった時代となりました。しかし、災害時や緊急のことを考えて、現在でも固定電話を家庭で契約している人も多いと思います。電話に欠かせないのが「電話番号」で、携帯電話も含め、各1台ごとに電話番号が振られています。今回はそんな電話に関らずある「電話番号」についての豆知識をご紹介します。
1.なぜ、市外局番は0から始まるのか。
普段使っている電話番号は市内局番は別として、市外にかける場合、必ず0から始まっているのに気づいていると思いますが、なぜすべて0から始まっているのでしょうか。

携帯電話も含め電話をかけるときは、まず最初にすべて「交換局」という所に繋がっています。電話をかけるときの最初の「プー」という音は交換局からの音になります。携帯電話は直接相手の携帯に繋がっているわけではなく、近くの基地局から中継機器を経由し、移動通信交換局というところに繋がっています。
電話番号をかける(入力する)とき、最初の「0」が入力された場合、交換機は「市内の番号ではない」と判断しているわけです。
次に、2番目の番号が「0」の場合は他事業通信社、それ以外は一般電と区別します。
そして、電話番号の3番目が「0」の場合は携帯電話などの移動通信電話、そうでない番号は国内の固定電話であると交換局は判断しているわけです。
同様に最初の入力が「1」と入力された場合は交換局は「緊急の電話」と判断し、同時に「3桁の番号」で通信でできるようになります。
2.公衆電話にも電話番号がある。

携帯電話などに公衆電話などから電話が来た場合、画面に「公衆電話」と表示されます。これは公衆電話でも電話番号が存在し、交換機にこの公衆電話の番号が登録なっているため、その番号から発信されると「公衆電話」と表示されるのです。ちなみにこの公衆電話で使われている電話はあまりよろしくない番号で、「4219(死に行く)」とか「9641(苦しい)」などといった縁起の悪い番号が使われています。
3.なぜ、消防は119番。警察は110番なのか。
この理由は昔の人は良く分かっていると思います。昔の電話は手回しダイアルの黒電話でした。

電話をかけるときはその穴に指を突っ込んで、時計周りに回して、ストッパーまできたら手を放すという動作です。この動作を行って電話をかけるとき1と9もしくは0が離れているため、そこでちょっとでも心を落ち着かせるためにしたと言われています。
4.市外局番の番号は北から順番に。
郵便番号の中心は東京となっていますが、電話番号の市外局番は北から順番に都道府県・ブロックごとに振られています。南下するにつれて局番の数字が多くなっていくというようになっています。
その市外局番の地図は次の通りです。(ウィキペディアより画像引用)

ここで、ちょっと変わっているのが沖縄が「099」ではなく「098」ということです。これは人口の問題があり、沖縄県を099にしてしまうと全部の番号を使い切ってしまう可能性があるため、098番にし、逆に鹿児島県を099番にしたそうです。
5.国際電話の最初になぜ「+」が付く
国際電話の局番は最初に+という記号が付きます。ちなみに日本は+81と表記されいます。海外から電話をかけるときに、81****とかけても繋がりますが、この+という意味は何なのでしょう。
この+は「国際電話の事業通信社の番号を入れてください」という意味です。NTTコミュニケーションズなら0033、KDDIは001などです。この事業者は海外にも多数あり、日本同様、海外から国際電話をかける場合は最初に国際電話の事情通信社番号を入力します。
普段使っている電話番号は市内局番は別として、市外にかける場合、必ず0から始まっているのに気づいていると思いますが、なぜすべて0から始まっているのでしょうか。
携帯電話も含め電話をかけるときは、まず最初にすべて「交換局」という所に繋がっています。電話をかけるときの最初の「プー」という音は交換局からの音になります。携帯電話は直接相手の携帯に繋がっているわけではなく、近くの基地局から中継機器を経由し、移動通信交換局というところに繋がっています。
電話番号をかける(入力する)とき、最初の「0」が入力された場合、交換機は「市内の番号ではない」と判断しているわけです。
次に、2番目の番号が「0」の場合は他事業通信社、それ以外は一般電と区別します。
そして、電話番号の3番目が「0」の場合は携帯電話などの移動通信電話、そうでない番号は国内の固定電話であると交換局は判断しているわけです。
同様に最初の入力が「1」と入力された場合は交換局は「緊急の電話」と判断し、同時に「3桁の番号」で通信でできるようになります。
2.公衆電話にも電話番号がある。
携帯電話などに公衆電話などから電話が来た場合、画面に「公衆電話」と表示されます。これは公衆電話でも電話番号が存在し、交換機にこの公衆電話の番号が登録なっているため、その番号から発信されると「公衆電話」と表示されるのです。ちなみにこの公衆電話で使われている電話はあまりよろしくない番号で、「4219(死に行く)」とか「9641(苦しい)」などといった縁起の悪い番号が使われています。
3.なぜ、消防は119番。警察は110番なのか。
この理由は昔の人は良く分かっていると思います。昔の電話は手回しダイアルの黒電話でした。
電話をかけるときはその穴に指を突っ込んで、時計周りに回して、ストッパーまできたら手を放すという動作です。この動作を行って電話をかけるとき1と9もしくは0が離れているため、そこでちょっとでも心を落ち着かせるためにしたと言われています。
4.市外局番の番号は北から順番に。
郵便番号の中心は東京となっていますが、電話番号の市外局番は北から順番に都道府県・ブロックごとに振られています。南下するにつれて局番の数字が多くなっていくというようになっています。
その市外局番の地図は次の通りです。(ウィキペディアより画像引用)
ここで、ちょっと変わっているのが沖縄が「099」ではなく「098」ということです。これは人口の問題があり、沖縄県を099にしてしまうと全部の番号を使い切ってしまう可能性があるため、098番にし、逆に鹿児島県を099番にしたそうです。
5.国際電話の最初になぜ「+」が付く
国際電話の局番は最初に+という記号が付きます。ちなみに日本は+81と表記されいます。海外から電話をかけるときに、81****とかけても繋がりますが、この+という意味は何なのでしょう。
この+は「国際電話の事業通信社の番号を入れてください」という意味です。NTTコミュニケーションズなら0033、KDDIは001などです。この事業者は海外にも多数あり、日本同様、海外から国際電話をかける場合は最初に国際電話の事情通信社番号を入力します。
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