日本統治下朝鮮から「内地密航」した人々は戦後何をしたか

日本統治下朝鮮から「内地密航」した人々は戦後何をしたか

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韓国で、慰安婦問題同様に広がりを見せつつある強制連行問題。しかし、その実態は、朝鮮から日本への密航の歴史だった。


日中戦争に突入し、1939年7月に施行された『国民徴用令』は、朝鮮人のみに限らず、日本国民全般を対象としたものであった。しかし、朝鮮への適用はできる限り差し控えられ、1944年9月にようやく、朝鮮から内地へ送り出される労務員について実施されている。


いわゆる朝鮮人徴用労務員が日本へ導入されたのは、1944年9月から1945年3月までの短期間だ。これは1945年3月以後、アメリカ軍の攻勢により下関―釜山間の通常運航が杜絶したため、実施が事実上困難となったためだ。


終戦後、在日朝鮮人の約75%が朝鮮に引き揚げたが、その帰還状況を段階的に見ると次の通りだ。


  • 1945年8月から1946年3月までのあいだに、帰国を希望する朝鮮人は、日本政府の配船によって、約90万人、個別的引き揚げで約50万人の合計約140万人が朝鮮へ引き揚げた。引き揚げに当たっては、復員軍人、軍属および動員労務員などは特に優先的便宜が与えられている。
  • 日本政府は、連合国最高司令官の指令に基づき、1946年3月には残留朝鮮人全員約65万人について帰還希望者の有無を調査し、その結果、帰還希望者は約50万人ということになったが、実際の引き揚げ者はその約16%、約8万人にすぎず、残りは自ら日本に残る道を選んだ。

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