聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子選手(23日、東京都新宿区)=代表撮影
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は23日、メイン会場となるオリンピックスタジアム(東京・新宿)で五輪開催1年を前にPRイベントを実施した。会場に競泳女子の池江璃花子さん(ルネサンス)が登場し、出場を目指す選手や大会を支える人などに向けたメッセージを読み上げた。
開会式開始時刻の午後8時ごろ、白色の衣装に身を包んだ池江さんは会場に現れ、「逆境からはい上がっていくときには希望の力が必要。1年後のきょう、この場所で希望の炎が輝いていてほしいと思います」などと朗読。会場では池江選手が出演する約3分間のメッセージ動画も放映された。
イベントは新型コロナ感染予防の観点から観客は入れずに実施。華美な演出などは行われず、動画の放映を含めて15分ほどで終了した。
東京五輪・パラリンピックは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年7月24日の開催から1年延期が決定。新日程は2021年7月23日~8月8日と決まった。パラリンピックは同8月24日~9月5日。