浜松市は22日午後4時から、新型コロナウイルスに新たに感染した市内11例目・12例目について説明しています。
◆11例目◆
市によりますと、新たに感染が確認された市内11例目の患者は、浜松市中区在住の40代男性で、職業は会社員、同居者は2人です。
この男性は7月18日に咳や痰の症状があり、市はこの日を発症日としています。
行動履歴は、16日に自家用車で市外へ打ち合わせを1回、市内で打ち合わせを2回行った後、会社関係者3人と市内の居酒屋を2カ所訪れています。
17日にも、仕事の打ち合わせを3回、発症日とされる18日にもセミナー聴講や打ち合わせを行っています。
19日には38・5度の熱があり、咳や痰の症状も続いたため自宅療養をしています。
20日に仕事を休み、医療機関を受診、帰国者・接触者外来にて検体の採取を行いました。
21日にPCR検査で陽性が判明、22日に浜松市内の指定医療機関に入院しています。
男性は市外や県外の人との交流もありますが、感染経路の特定には至っていません。
市は、同居者の2人と16日に居酒屋を共に訪れた会社関係者3人を男性の濃厚接触者とし、PCR検査を実施しています。
既に同居者の2人については陰性が確認されました。
◆12例目◆
市によりますと、新たに感染が確認された市内12例目の患者は、浜松市中区在住の30代女性で、職業は飲食店勤務、同居者は1人です。
市は、女性が18日に関節痛、体のだるさがあったためこの日を発症日としています。
行動履歴については、16日に同居者と自家用車で市外のテーマパークへ出かけ、夕方には飲食店を利用しています。
17日には仕事をしていて、18日にも体のだるさや関節痛がありましたが、出勤していました。
19日には38度の発熱、関節痛や身体のだるさは続き仕事を休んでいます。
20日には、発熱や関節痛に加え、軽度の味覚障害があり、医療機関を受診しています。
21日に帰国者・接触者外来にて検体を採取し、PCR検査で陽性が確認されました。
22日に市内の指定医療機関に入院しています。
国外、県外への移動はなく、この女性の感染経路は不明です。
この女性の同居者1人と職場の同僚3人を濃厚接触者としてPCR検査を実施中です。
これで浜松市内の感染者は12例目になりました。