先日も記しましたが、未発症飼育の要は濾過容量と浸透能力のある確実な物理濾過になり、この事については既に複数の水槽で立証済みです。
上記の内容は数年前に当サイトから発信し、今や多くのアクアリストに浸透してきていますが、未だ定期的に白点病との闘いを繰り返してしまう水槽があるのも現実です。
オーバーフロー水槽でも物理濾過の浸透能力が不完全であると、食べ残しや糞などの不純物が生物濾過槽へと流れ込み、やがて堆積したそれらが腐敗するなどアンモニアのみ成らず、硫化水素などの大量発生源となって水質が一気に悪化してしまいます。
その影響によって、体調を崩した個体に白点が発症する訳です。
以前から白点病対策の一環として予め多種の餌を与え、個体へ免疫力を付けさせることが有効手段であるとの考えを聞きますが、私は適当な考えとは思っていません。
これについては、もう5年以上も前から公表していますが、当方ではそれ以前から一種類の餌しか与えておらず、免疫力や体力増強させる考えは一切ないものの、白点病とは無縁な飼育をおこなっています。
それよりも体調を崩させない為の水質維持に重点を置いています。
多種の餌を与えることは、無駄な行為とまでは言いませんが、飼育設備の確立と適切なメンテの実行など、飼育の根源となる基本的な部分を正さない限り、色々な理論を奮っても結果は付いてこないものです。

このマリンアクアリウムの世界は多種多様な理論が乱立している様に強く感じていますが、その多くが立証されていない憶測によるものが殆どであり、飼育方法が確立されていない未だに狭域な分野であると思います。