作品名:礼装の小箱
作者:九藤 朋
レビュータイトル:
言葉の宝石箱 ―冒頭1行の魔力―

コメント:

作者の九藤さんは非常に文章力もセンスもお有りの方で、たしかな実力者である。
そのような方にレビュワー初心者の私ごときがレビューを書いた作品
自分の狭量さをさらしているようで恥ずかしいのだが(-_-;)

作品そのものは恋愛劇と心理サスペンスとが巧みに組み合わされた逸品
一つの宝石箱のような邸宅の中で繰り広げられるドラマに魅了された。
純文学に慣れてない方でもおすすめできる良作品である

アクション畑の私としては、お話の構図の中にヒーロー物の構図を見てしまったのはご愛嬌と言うか(^ ^;)