ススキノで新たなクラスターが発生。北海道内の感染拡大も続いています。
北海道内では7月21日、合わせて10人が新型コロナウイルスに感染しました。このうち札幌市では、ススキノのスナックで新たなクラスターが発生し、保健所で感染拡大防止対策を始めました。
新たに感染が確認されたのは、札幌で8人、旭川市と小樽市でそれぞれ1人の合わせて10人です。
札幌市は8人の職業などを公表しませんでしたが、 重症者はいないということです。
札幌市保健所 三觜 雄 所長:「集団感染事例、クラスターを確認した。住所はススキノ地区で、陽性者数は6人」
一方でススキノの接待を伴う飲食店で、これまでに合わせて6人の感染が確認され、新たなクラスターが発生したと発表しました。
ススキノの飲食店のクラスターは2店舗目で、札幌市と北海道は合同の対策チームを設置し、23日からススキノ地区で働く従業員のPCR検査を始めるなど、感染拡大防止対策を始めます。
またTVHテレビ北海道は、20代の男性社員の感染が確認されたと発表しました。個人の特定につながるため所属部署など詳細は公表できないとしていますが、今のところ濃厚接触者はいないとしています。
さらに北海道コンサドーレ札幌も、クラブのスタッフ1人の感染が確認されたと発表しました。
トップチームの選手やスタッフは、千葉県内でキャンプ中だったため、接触はしていないということです。