新型コロナウイルス
短縮 URL
230
でフォローする

ロシア国防省は、ロシアの軍事ウイルス学者らがガマレヤ記念感染症微生物学術研究センターと共同で開発を進めていたワクチンの完成について発表した。

ロシアの「論拠と事実」紙のインタビューで、国防省のルスラン・ツァリコフ副大臣は、「国立研究センターの専門家と研究者による実験結果の最終評価がすでに終了した。実験協力者全員が退院時に例外なく新型コロナウイルスに対する抗体を持ち、健康状態は正常であった。この結果から、新型コロナウイルスに対する初の国産ワクチンが完成した」と語った。

東京 新規感染者230人程度
© AP Photo / Eugene Hoshiko
同副大臣は、初のボランティアグループが施設での滞在を終え、検査分析に合格したのちの7月15日に退院し、次のグループは医療機関での第2段階の実験への協力を7月20日に終了したと発表した。

ツァリコフ副大臣は、ロシアの軍事ウイルス学者らは感染の恐れの中でワクチンの開発に果敢に取り組み、新型コロナウイルスの薬の実験と開発には多くの軍関係者がボランティアとして参加することが必要だったと語った。

この間、新しいタイプの新型コロナウイルスワクチンが米国オックスフォード大学の研究者らによって開発され、臨床実験の第1段階で成功を収めたことが報じられていた。実験では多くの有効結果が示された。ワクチンは安全で効果的な兆候を示し、また、新型コロナウイルスに対する抗体の増強とウイルスによって侵害された細胞の消滅をはかる細胞傷害性T細胞の量の増加という2つの免疫反応が確認された。

関連ニュース

タグ
新型コロナウイルス
コメント・ガイドディスカッション
スプートニク経由でコメントFacebook経由でコメント
    • avatar
      Irrational square root
      ★Russian pharmaceutical company signs deal to release Oxford vaccine against coronavirus 18 July 2020(Tass 通信) 『ロシアの製薬会社が抗コロナウイルス、オックスフォード・ワクチンの発売契約に署名』                ★As Covid-19 vaccine enters final stage of testing, Russia could be world’s first country with mass immunization program 16 July 2020(RT News)        『新型コロナのワクチンが試験の最終段階に入れば、ロシアは大量予防接種プログラムを実施する世界初の国になる可能性がある』                 ★Russia, despite theft allegations, says deal to make UK-developed COVID vaccine is on 17 July 2020(英Economic Times) 『ロシアは盗難の申し立てにもかかわらず、英国で開発されたコロナワクチンを製造するための契約が進行中だと言ってる』 ★Russia ready to export Avifavir for treatment of coronavirus amid global shortage 02 July 2020(Tass) 『世界的な不足の中でロシアはコロナウイルスの治療のためにアビファビルの輸出の準備ができている』                  ★Pre-Clinical Trials Show Mefloquine Stop Coronavirus Cytopathic Effect, Russian Official Says 15 May 2020(Sputnik) 『前臨床試験でメフロキンがコロナウィルスの細胞変異を効果的に阻止したとロシア当局者が語る』                                                    ロシアの最大手製薬会社R-Pharm (R-ファーム)社が、英国のアストラゼネカ&オックスフォード大学とで共同開発したワクチンをロシアで製造する契約を締結した。臨床試験に成功したロシアのワクチンR-ファームは、外資企業との共同開発によるガンや感染症、リウマチ等の新薬に強みを持っている。また、同社は日本の富士フィルムと業務提携しており、三井物産は同社の株式10%を保有している。このワクチンは、ガムレイ疫学・微生物学研究所の開発によるものだ。会長のアレクセイ・レピクによると、『R-ファームは膨大な数の国々へのワクチン供給の一種のハブとして機能する。ロシア以外の対象国は東南アジア、欧州、中東諸国を含む30~50カ国のほか、CIS 諸国を予定している』とのこと。米ギリアドのレムデシビル以上に効果が高いと評判の新型コロナ治療薬アビファビル(ロシア版アビガン)も開発したロシア、素晴らしいビジネス展開(^^♪ ああそれから、英Economic Times に一言。       ロシアは、強盗団アメリカと違って盗むような恥知らずな真似はしないから!
    • avatar
      Irrational square root
      *アビファビルはロシアが開発したファビピラビル(アビガン)の後発医薬品。 ★Russia ready to export Avifavir for treatment of coronavirus amid global shortage 02 July 2020(Tass通信) 『世界的な不足の中でロシアはコロナウイルスの治療のためにアビファビルの輸出の準備ができている』                  ロシア製コロナ感染症治療薬アビファビル(Avifavir) は5月、ロシア保健省が承認し、国内35州地域全体とベラルーシ共和国に配られた。 ロシア直接投資基金(RDIF)は今後数カ月以内に、製造されたレムデシビル(Remdesivir)のほぼ100%を購入するとのアメリカ政府当局の決定により、そのような薬剤不足の中で、コロナウイルスに対する薬剤アビファビルを輸出する準備ができている、とRDIFは木曜日に声明で述べた。 『アビファビルは世界で最も効果的なコロナウイルス治療薬の1つであり、ギリアドサイエンスによって製造されたアメリカの薬剤レムデシビルを含め、同業他社よりも優れた効果を生み出している。ロシアは世界市場で有効的な医薬品が不足する中で、コロナウイルスとの戦いにおいて他の国々を支援し、アビファビルの輸出を開始する準備が整っている。既に、50カ国以上がこの薬剤に関心を示している。今後数カ月にわたって地理的に供給を続ける』と語った。 さらに、RDIFとChemRar (ロシアの医薬品研究開発グループ) は6月にアビファビルの最初の100,000コースを生産しており、当初予定していた60,000コースの生産レベルを大幅に上回ったと声明で述べた。6月、この薬剤はロシアの35の地域とベラルーシ共和国に配られた。近未来的に、カザフスタン共和国へのアビファビルの配送についても合意に達した。7月には合計で100,000以上のコースが作成される。 RDIFとChemRar Groupが設立した合弁企業は、生産能力を3倍に増大する追加の機会を提供し、1か月当たり最大300,000コースとなる。5月29日、アビファビルはロシア保健省から登録証明書を受け取り、新型コロナ患者の治療のために承認されたロシアの最初の薬剤となった。6月3日、保健省は新規コロナウイルス感染の予防、診断および治療に関するガイドラインの最新の第7版にアビファビルを含めた。アビファビルは臨床試験で高い有効性を示し、コロナウイルスの生殖メカニズムを破壊した。                                                       ★Koronavir anti-coronavirus drug released in Russia 16 July 2020(Tass 通信) 『ロシアで抗コロナウィルス薬コロナビルが発売されました』          水曜日に発表されたR-Pharm (R-ファーム)の声明によると、『コロナウイルスの治療のための新薬、コロナビル薬がロシアで発売されました。この薬はヤロスラブリ市の製薬工場で製造され、ラベル付けされました。これまでに7373の薬のパッケージが市民に流通しています。コロナビルは、SARS-CoV-2 (重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2) による合併症ではなく、ウイルスそのものと直接闘う世界初の薬剤の1つです』と強調し述べている。同社によると、コロナビルはウイルスの複製を効果的に阻止することが臨床試験で証明されたという。『ロシアの製薬メーカーは、薬剤に Data Matrix digita lchord (所謂バーコード)マークを付けています。ラベルは薬剤パスポートの類似物であり、その信頼性を保証し、製造から配送までの各パッケージの流通を追跡できるようにしています。信頼性については Chestny Znak モバイルアプリケーションを使用し、確認することが可能です』と記者サービスの関係者は述べた。ロシアでは7月1日以降、政府の法令の下で薬剤のラベル表示が義務付けられている。R-ファーマ・グループは医薬品、検査機器、医療機器の研究、開発、製造、商品化に注力している。2001年に設立された同社はロシア、およびCIS 諸国、アメリカ、ドイツ、日本、その他の国々で事業展開している。                                                    ★Pre-Clinical Trials Show Mefloquine Stop Coronavirus Cytopathic Effect, Russian Official Says 15 May 2020(Sputnik) 『前臨床試験でメフロキンがコロナウィルスの細胞変異を効果的に阻止したとロシア当局者が語る』              メフロキン(ごく少量)を感染後48時間以内に投与すると、ウイルスの細胞変異を100%抑制し、48時間以上経過したケースでもそれなりの効果を発揮することができたと報じている。 つまり、徹底的にテストし感染者を片っ端から見つけ出して治療すれば、それだけ良い結果をもたらすということ。『行政と専門家』に問題を抱えるカネ儲け主義の冷血漢=米英日本とは真逆なロシアと中国は、医療施設も更に拡充。国民の健康を保護しつつ、困窮する他国に対しても『連帯』を示し無料で医療支援中 (^^♪