ダイヤモンドの蛍光性について教えてください！

ここのことを言ってるんでしょうかね？

https://4cs.gia.edu/ja-jp/blog/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A2...

その意見を聞いた人は宝石屋さんですか？
単に宝石を商材にしてるだけの詐欺師ではないの？

大体が蛍光性を見るのは「ブラックライト」ですがな（笑）
ブルーライトはLEDやPCやスマホから発せられるブルーの光のこと。蛍光性をブルーライトで見れるなんて、魔法使いですか？

GIAの見解は、蛍光性があるからと言って、すべてのダイヤモンドが美しくないわけではないと言ってるだけだと思います。

でもね、ダイヤモンドの純粋なものは蛍光性がないはずなんですよ。鉱物として。なぜ蛍光性が現れるかというと微量な不純物(インクルージョンやカーボンとかではなく微量元素の話です)が混入してるせい。
そういうダイヤモンドは原石の形状もソーヤブル、正八面体の結晶ではない状態で生まれてくるものです。
カラーダイヤも格子欠陥から生まれてくるので、それのすべてがだめということではないのですが、蛍光性があるものにはオイリーと言われる白く曇ったものがあったりするものもあれば、実際は黄みのあるダイヤがストロングブルーの蛍光性のために紫外線下では青みが感じられて無色に近く見えたりするものもあるわけです。
でも蛍光性のあるダイヤのほうがお値段安かったりするから、見た目で遜色なければ蛍光性があるからと全否定しないでねって言ってるだけだと思いますけどね。

蛍光性のないダイヤでも個体差はあるけれど、蛍光性があるダイヤのほうがすべて上質ということは絶対に言えません。

ダイヤモンドシンジケートが持ってるダイヤの中にも蛍光性のあるダイヤもたくさんあったはずです。しかもシンジケートからダイヤを買えるサイトホルダーはダイヤを選ぶことはできないんですよ。原石でワンセット袋売りみたいな形で、その中に色んなサイズや品質がごちゃまぜになってるものを有無を言わさず買わされる…ような取引で、その中には蛍光性のあるダイヤも含まれていて当然で、顧客のサイトホルダーたちが売りさばきにくくするような情報をわざわざシンジケートが流す必要があるでしょうか？

「ルビーにしてと、パライバトルマリンにしても、高価な宝石は、蛍光性の強い物ほど、価値が高く、より高価になります。」
これも一概には言えません。
ルビーだと蛍光性があるものはミャンマー産だとか、色んなことが言われますけど、ではミャンマー産でも加熱か非加熱かでも違ってきますし、パライバにしても蛍光性はマンガンの含有量だけれども鮮やかなブルーは銅の含有量によるものだし、蛍光性が高いほどというのは一概には言えないし、色石も個体差が大きいですから…。

ひとくくりに蛍光性が高いなら高品質な宝石だという輩がいたら、私は詐欺師だと思います。
蛍光性が高い＝安く仕入れた石をさらに高く売りつけたいだけだと思いますよ。クワバラクワバラ。

私は蛍光性があっても見た目の遜色がなく、その分安くてお客様のご予算に見合って大きさやクォリティにご満足いただけるなら、きちんと石の特性のことをご説明した上で納得いただいてご購入いただくことはありますが、わざわざ蛍光性のあるダイヤのほうが優れているとは言いません。いえ、絶対に言えません。