東京・豊島区がキャバクラなど300店検査 ホスト店100人全員陰性

2020年7月20日 21時30分
 東京都豊島区は20日、池袋周辺のキャバクラやガールズバーなど接待を伴う飲食店計約300店の従業員に、PCR検査を始めたと発表した。区は検査とともに、「換気を第一に」「店内の混雑を回避する」といった7項目の宣言に署名した店に、「安心」の証しとしてステッカーを貼るよう呼び掛けていく。
 同区内では6月下旬、ホストクラブで大規模なクラスターが発生し、既に区内にあるホストクラブ全9店の約100人にPCR検査が実施された。クラスター発生店以外で、陽性の人はいなかった。
 高野之夫区長は20日の定例会見で、「『池袋は怖い』というイメージが広まっていることに危機感を感じる。コロナ対策により、にぎわいを取り戻していく」と話した。 (中村真暁)

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