行ってみた!やってみた!

今泉コスで人間Wi-Fiだって!? 『弱ペダ』とコラボ

編集部員がいろんなことに体当たりで挑戦するこの特集。記念すべき第1回目は、泣く子も黙る!?「コミケ」に行ってみた!

企業戦士の悲哀…コスプレ人間誕生

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が展開するアニメ見放題サービス「アニメパス」が、あの大人気アニメ「弱虫ペダル」とコラボしてコミケに参加するって!?なんてこった!こんなドデカいコラボ企画、編集部は指をくわえて見てるだけなのか?

「編集長!僕らになにかできることはないんですか!?僕らはなんて無力なんだ…ちくしょう!」
「あるよ」
「えっ」
「コミケでやる人間Wi-Fiの人手が欲しいんだって」
「…」
「コスプレして人間Wi-Fi。熱中症に気をつけてね」
ただでさえ過酷と言われるコミケ。そこでコスプレして人間Wi-Fiだって?…よし!Eさんに相談しよう!Eさんといえば、編集部きってのまじめ人間だ。今日も遅くまでパソコンに向かうEさんに思い切って声をかけた。
(仕事中のEさん)
「Eさん、服のサイズを教えてください」
「なんで?」
「会社の研修で使うらしいんですよ。Lサイズでいいですか?」
「いいよ」
「あと、土曜日の予定は明けておいてください」
「なんで?」
「研修です」
こうして無事、コスチュームの発注と、人間Wi-Fiをおこなう人材の確保が行われたのである。

ゆりかもめからの様子にビビる

ミケ当日。人間Wi-Fiの朝は早い。前々日に自らの真の役割を通達されたEさんは8時に現地集合しているらしい。私ともう一人の編集部員Kちゃん(コミケ経験あり)は1時間ほど遅れて会場へ向かう。

ゆりかもめからみたビッグサイトは悪夢のような混雑具合だ。Eさん、無事でいてくれ…!

めっちゃ並んでる!!

場前の行列の様子。炎天下にものすごい数の人々が集まっている。AM10時に開場すると、この集団が会場内へ侵入してくる。会場内のボルテージ(湿気…もとい熱気)は最高潮に!

聖地の水…

ミケをなめていた。ろくに飲み物も持っていなかったため、ノドがカラカラ。このままだとコミケに殺られる…うつろな目で場内を歩くと、自販機を発見。

見たことのない飲み物が売っていたので、迷わず購入した。「聖地のお水がこんなにおいしいわけがない。」と書いてある。パッケージの美少女に接吻せんばかりの勢いで飲み干す。アクエリアスのようなお味。

やっと合流できた!

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さんは既に着替えを終え、「弱虫ペダル」の人気キャラ「今泉くん」として場内を闊歩しているらしい。早く、早く見つけてやらねば。LINEで連絡。

「Eさん、今どこですか?」
「西側のアニメパスのブース」
急いで西側に向かう。15分ほど歩いてアニメパスブースへ。再びEさんに連絡。
「どこですか?」
「東側ブースに移動中」
まさかの入れ違いだ。再び東側へ戻る。
「Eさん、東側に着きました」
「西側の『弱ペダ』痛車に向かってる」
ふざけn…いやいや、この熱いなか、Eさんは一人戦っているのだ。慣れぬコスプレを嫌な顔一つせず(見てないけど)受け入れてくれた仏のEさんに対して一瞬でも怒りを抱いた己を恥じる。ようやく『弱ペダ』痛車を発見したが、Eさんの姿はない。近くにいた人に、自転車乗りの格好をした不審者がいなかったか訊ねると、「さっきまでいたけど、東側にむかったよ」
おい!…もういい。Eに期待した我々がバカだった。今頃美女コスプレイヤーの尻でも激写しているのだろう。前からスケベそうな顔をしてると思ってたんだ。と、背後に気配が…
いた!Eさん!よくぞご無事で。コスプレもよく似合って…ん?

すね毛のそり残しについて(1時間かけて剃ったのに…)

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さん、毛は…すね毛はどうしたんですか!?「昨日45分かけて剃った」とのこと。仕事のためには自らの毛を犠牲にすることすら厭わない、まさに企業戦士だ。
「1時間」って言えばいいところ、正確な剃毛時間を教えてくれるところも有難い。でも予想より衣装のパンツが短かくて、ダイナミックにハミ毛。太もも2センチほど毛がビッチリで相当にキモイです。

弱虫ペダルブースで大人気もこの塩対応

内の混雑エリア=電波が必要なところ。人間Wi-Fi部隊は先手先手で動き、電波を供給するのが任務だ。行く先々で「auの人だ!」と声をかけられるが、一カ所にとどまってはいられない。

お客様「auの社員が出演した『弱虫ペダル』のPVに出てたんですか?」
Eさん「秘密です」(出てない)
お客様「明日も来るんですか?」
Eさん「明日は休みます」
塩対応が光る。

キャプテンと遭遇

内を巡回した後は屋外のコスプレエリアへ。あっ!あれは!?キャプテンだ!似てる、似てるぞ!炎天下のコスプレ疲れなのか、お疲れ気味のEさんと、鍛え抜かれたボディのキャプテンのツーショット。

弱虫ペダル×アニメパス