今回は1000円スコッチ、ストラスアランを飲んでみます。
ストラスアランを手がけているのは、スコットランド最大の都市、グラスゴーにある「グラスゴー蒸溜所」です。
この蒸溜所はかつてダンダスヒルと呼ばれ、1770年に誕生した、グラスゴー最古の蒸溜所でした。
しかし、1902年に閉鎖されました。
それからなんと110年後、2012年に三人の男性によって蒸溜所が再建され「グラスゴー蒸溜所」と名前を変えました。
2019年には、再建後最初のシングルモルトである「1770」がリリースされました。このほか、ジン、ラム、ウオッカも手がけています。
ストラスアランという名前は、近くを流れる川、ではなく、ウイスキーを運搬していた帆船の名前から採られたそうです。
液色は少々淡い琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みが強めで、その後は多少のしょっぱさの後、酸味が強く舌を突きます。
ウイスキーとしては異質な香りなので、人によっては思わず吐いてしまうかも知れません。
味わいは、苦みが軽く訪れるものの、その後は甘みが支配し、酸味や塩気もほんのり感じられます。
味わいは、軽く塩気を感じた後、苦みへと続き、後味は甘さがあります。
この個性がグラスゴー蒸溜所のモルトによるかは、1770シリーズを飲んでみないとわかりませんね。
個人的には、サザエのような磯の香りの強い貝は好みではないので、ちょっと受け付けない感があったのは事実です。
700mL、アルコール度数40度、価格は1100円ほど。
110年ぶりに復活した蒸溜所から生まれたウイスキー
この蒸溜所はかつてダンダスヒルと呼ばれ、1770年に誕生した、グラスゴー最古の蒸溜所でした。
しかし、1902年に閉鎖されました。
それからなんと110年後、2012年に三人の男性によって蒸溜所が再建され「グラスゴー蒸溜所」と名前を変えました。
2019年には、再建後最初のシングルモルトである「1770」がリリースされました。このほか、ジン、ラム、ウオッカも手がけています。
ストラスアランという名前は、近くを流れる川、ではなく、ウイスキーを運搬していた帆船の名前から採られたそうです。
サザエのような磯の香りが強烈
グラスからの香り、液色
グラスに注いでから嗅いでみると、青リンゴやなしを思わせるフレッシュな香りが感じられます。液色は少々淡い琥珀色です。
ストレート
すぐさま、サザエを食べた瞬間の磯の香りが広がります。その後はカラメル、青リンゴの香りが続き、最後にはバニラの甘い香りが締めます。味わいは、アルコールからの辛みが強めで、その後は多少のしょっぱさの後、酸味が強く舌を突きます。
ウイスキーとしては異質な香りなので、人によっては思わず吐いてしまうかも知れません。
ロック
磯の香りは抑えられ、バニラやカラメルといった甘い香りが広がるようになります。リンゴの香りも青リンゴから熟したリンゴに変わったように思えます。味わいは、苦みが軽く訪れるものの、その後は甘みが支配し、酸味や塩気もほんのり感じられます。
ハイボール
1:3で割ってみると、磯の香りが先に訪れ、直後にライム、バニラ、リンゴと続きます。味わいは、軽く塩気を感じた後、苦みへと続き、後味は甘さがあります。
まとめ
ブレンデッドながら、磯の香りとしょっぱさがしっかりアクセントになっていて、かなり個性的なボトルと言えます。この個性がグラスゴー蒸溜所のモルトによるかは、1770シリーズを飲んでみないとわかりませんね。
個人的には、サザエのような磯の香りの強い貝は好みではないので、ちょっと受け付けない感があったのは事実です。
700mL、アルコール度数40度、価格は1100円ほど。
<個人的評価>
- 香り C: サザエのような磯の香りが印象的。リンゴ、カラメル、バニラが続く。
- 味わい C: しょっぱさを伴った後、酸味、ほろ苦さが続く。ロックだと甘みが目立つ。
- 総評 C: 磯の香りが苦手な人だと正直受け付けないかも。