酒蔵・日本酒を題材とした新潟の酒造りコミック「吟醸のかみさまっ!」2020年よりマンガ公開開始

吟醸のかみさまっ!とは?

新潟の個人クリエイター・晋太郎が、かつて地元の酒蔵で酒造りに携わっていた頃の体験をもとに
2020年より創作・オンライン配信している、酒蔵と酒造りをテーマにしたコミックです。

ストーリー

春休み。東京の大学に通う木花 千代このはな ちよは、ふるさとの新潟に帰ってきた。

千代の実家は、新潟県の五泉市で古くから日本酒を造っている酒蔵「木花このはな酒造」。

だが家に帰ると、杜氏である父親は、飲んだくれて机に突っ伏したまま目を覚まさない。

どうやら父親は酒造りをおろそかにしていたためか、
蔵で祭られていた「酒造りの神」から怒りを買い、呪いを受けたのではないかとのこと。

そこに現れた、もう一人の酒造りの神。

「千代。父親にかわり、おぬしが杜氏となり最高の酒を造るのじゃ
呪いをかけた酒造りの神をギャフンといわせてやれ!」

父親を救い、崖っぷちの酒蔵を守るため、千代は戸惑いながらも
地元の神社で祭られている米の神、水の神、天狗をも巻き込みながら、
神様たちと、新潟の自然の力を存分に生かした、最高の酒造りを進めていく。

キャラクター



コミック第一話公開中

2020年4月より週に1~2ページの頻度で公開しています。ニコニコ静画ジャンプルーキーでも投稿しています。

第一話 酒造りの神様がきた

第一話 酒造りの神様がきた

製品版では、キャラクター紹介、設定資料を2ページ追加してあります。

第二話 米の神様がきた

第二話 米の神様がきた

「酒造りはチームワーク。まずは米に詳しい仲間を探すぞ!」
ちきさまの提案で、千代は近所の稲荷神社にいる、豊穣の神、ウカノミタマノカミ(うかさま)に協力を求める。

だが、うかさまは悲しそうに告げる。例年の異常気象、温暖化の影響で、去年の秋は米も不作だったこと。さらに、今世間で恐れられている未知ウィルス… このままじゃ、ふるさとの自然も、これまでの生活も壊れていってしまう…。

「米の質が悪いのに、いい酒なんでできっこない。」
落胆する千代。そんな中ちきさまは、「不作の年に腐造なし」という、酒造りに古くから伝わる言葉を教える―。

酒蔵さん紹介

本作で本当に描きたかったこと。それは「日本酒、酒造り」だけじゃなく、「どう生きていくのか」。

酒蔵さん紹介

新潟市今代司酒造さん

新潟駅から近くにある、なんとも趣ある酒蔵さん。
有名な錦鯉のお酒を造っておられます。

公式サイト

五泉市近藤酒造さん

五泉市の水路に囲まれた酒蔵さん。
毎冬山の名水を汲みにいく「寒九の水汲み」イベントを開催しておられます。

公式サイト