夏や季節の変わり目に手の皮がむけるのは水虫ではなさそうだ

夏が近づくとやたらと手の皮がむける。もしかして水虫と思っていたら違っていたようです。

更新日: 2013年10月20日

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ipsilonさん

症状

季節の変わり目や夏にこんな風に水疱ができたり皮がむけたりします。

季節の変わり目や夏の暑い時期になると、手の指や足の裏に1mmくらいの小さな水ぶくれ(小水疱)を生じることがあります。

1~2mmくらいの透明な小水疱が手指の側面に生じます。

かゆみはないか、あっても初期だけで、ただ皮がむけます。

この水泡は徐々に他の指にも広がり指全部に水泡ができてかゆくてたまらないといった症状になります。

最近手の皮がむけるようになってきたんだよね。保湿クリーム塗ったほうがいいかな?

う~ん、季節の変わり目になると手の皮が剥ける… そろそろ、自分でも気持ち悪くなるレベルになってきた…(-。-;

病名

「汗疱(かんぽう)」あるいは「異汗性湿疹(いかんせいしっしん)」と呼ばれる症状ですが、最近では「手湿疹」の一種であると考えられるようになってきました。

皮がむけるので水虫と間違われることもありますが、そこに菌は存在しません。

原因ははっきりせず、汗のかきすぎ、かかなすぎ、アレルギーの一種とも言われています。

汗と関係しているものの、いわゆる汗疹(あせも)とは別の病気である。

治療法

軽症の場合は、市販の尿素入り保湿クリームを塗るだけでも、症状が改善する。水疱が破け、いったん皮がむけきってしまえば、その後は自然に軽快することが多い。

症状が軽度でかゆみを伴わなければ、細かい水泡は2週間ぐらいで薄い乾いたかわむけになって治ることが多いです。

手のひらの皮がむけ始めたら、むしらないこと。尿素のハンドクリームなどで皮膚を柔軟にすること、洗剤などの外的刺激を避けることが大切だ。

湿疹となって痒みを伴う場合には、ステロイドの塗り薬を使用します。

症状がひどい場合

症状が悪化している場合は、早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けてほしい。

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