連続量は、外延量と内包量に分類されます。分離量と連続量についてはこちら↓↓
もくじ
外延量
外延量とは、物体の合併がそのまま加法を意味するような量です。
長さ:3cm+5cm=8cm
重さ:5kg-2kg=3kg
と、たし算・ひき算ができる連続量は外延量です。
長さやかさ、重さ、時間、角度、面積、体積など「大きさ」や「広がり」を表します。
内包量
内包量は、加法性が成り立たない量です。
速さ:時速50km+時速30km≠時速80km
濃度:8g/㎤-3g/㎤≠5g/㎤
と、たし算・ひき算ができない連続量は外延量です。
速さや人口密度、濃度など2種の外延量の商によって表されます。下でもう少しわかりやすく解説します。
内包量は2種の外延量の商
内包量は2種類の外延量のわり算で表されます。
速さ=道のり(kmやm、cm)÷時間(時、分、秒)
濃度=重さ(kgやg)÷体積(㎥や㎤)
人口密度=人数(これは分離量です)÷面積(㎢や㎡、㎠)
これら内包量は単位を見れば一目瞭然です。
速さはkm/h、濃度はkg/㎥、人口密度は 人/㎢ となりますね。小学校段階ではこれらの単位は用いません。しかし、この単位は式を表していることがすぐにわかります。(「/」がわり算を表していることは自明でしょう。)この単位を理解させれば、速さ・濃度・人口密度の公式を覚える必要は全くありません。
これら外延量と内包量は、どちらも助数詞ではなく、「単位」です!
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[…] 外延量と内包量の意味や違いを知っていますか? […]
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