握手にハグ“舞台クラスター”拡大850人が濃厚接触[2020/07/14 17:29]
東京では14日、新たに143人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。多くの感染者が出ている東京・新宿区の舞台を巡っては、出演者が観客とハグしたり握手したりしていたことが明らかになっています。
東京都の新たな感染者143人。13日の119人に続き、2日連続で200人を下回りましたが、その一方で“夜の街”以外の感染が広がりを見せています。主演の山本裕典さん(32)や原案を担当した映画コメンテーター・有村昆さん(44)らが感染した新宿区の劇場では“舞台クラスター”が拡大し、主催者によりますと、13日までで出演者16人、観客もまた16人など合計37人が陽性と判明しました。しかし、感染者はこれだけでは済まない可能性もあります。保健所はすべての客約800人と出演者やスタッフ約50人の合わせて850人を濃厚接触者と指定し、全員にPCR検査を受けるように呼び掛けています。今回の“舞台クラスター”に関して、西村経済再生担当大臣は舞台ならではの“距離の近さ”にも原因があったと指摘します。
西村経済再生担当大臣:「体調悪い方が2人出演していたり、観客の皆さんと握手したりハグしたりとそういった場面もあったと聞いている」
新宿、池袋などで感染が広がって「東京由来」という言葉も叫ばれるなか、さらに気になる問題も浮上しています。
菅官房長官:「詳細は東京都に確認して頂きたいと思いますが、このなかには陽性の結果判明後に連絡が取れない方が含まれる」
東京都は13日までの療養中の感染者について、入院651人、宿泊療養80人、自宅療養258人とし、さらに「入院・療養等調整中」を396人と発表しています。実は、この入院・療養等調整中396人のなかに連絡が取れなくなった感染者がいるといいます。陽性者の所在把握は「自治体の責任」だと答えた菅長官。これに対し、東京都の新規感染者の増加を巡って舌戦を繰り広げている小池都知事は連絡が取れない感染者に関してこう答えました。
小池都知事:「即座に連絡がつかない人たちがいるということは報告は受けておりますが、さらに詳しく指示を出しまして、どれくらいの人がどうなっているのか確認しているところです」