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白石踊講習会 金光学園高校
2020/07/19 日曜日
浅口市の金光学園高校で18日、生徒を対象とした白石踊講習会が開かれました。
講習会は金光学園高校の120記念館大講義室で開かれ、白石踊に関心がある1年生から3年生の生徒31人が参加しました。
この日は笠岡中央公民館で活動する白石踊会笠岡支部から会員6人が講師として訪れました。
笠岡諸島の白石島におよそ800年前から伝わる白石踊は、男踊り、女踊り、奴踊りなど13の踊りがある盆踊りで、昭和51年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
この日は生徒が4グループに分かれ講師から白石踊の基本となる「ぶらぶら踊り」を教わりました。
白石踊初体験の生徒がほとんどで、はじめは慣れない動きに悪戦苦闘していましたが、講師の動きを手本に、見よう見まねで手足を動かし踊りを覚えていました。
このあと全員でひとつの輪になり、音頭に合わせて白石踊を踊りました。
この講習会は、金光学園高校2年生が総合的な学習の時間に取り組んでいる「探究学習」のテーマのひとつである「白石踊の継承活動」の一環で開かれたもので、去年に続き2回目です。
金光学園高校では今後も授業を通して、白石踊の継承に努めると共に、認知度向上などにも取り組みたいとしています。
松澤一生