滋賀県は17日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、独自の感染状況判断を1段階引き上げて「警戒ステージ」にあるとした。1千人を超えるイベントの事前相談、予防対策の徹底などについて、特別措置法に基づく協力要請を出した。三日月大造知事は「感染の第2波に入った。波をできるだけ低く抑えるため、より早く対応していく」と述べた。
滋賀県内では同日、109人目となる感染者が確認された。3日連続の判明で、7月に入って8人目となる。うち1人が感染経路不明であることなどから、判断を引き上げた。三日月知事は「第1波の経験を踏まえて効果のある対策が分かっている。社会経済活動を止めて防ぐことにならないよう、両立を目指したい」と話した。