そんななか、近畿では医療関係者の感染が相次ぎました。

奈良県では医療関係者3人の感染が確認され、うち2人は天理市の高井病院で院内感染の疑いがあるということです。

また神戸市でも、医療従事者3人の感染が判明しています。

大阪府では、医療機関に向けた感染対策の研修を実施。22の医療機関の医師など約40人が参加しました。

【近畿大学病院感染対策室 吉田耕一郎室長】

「これくらい幅があってこういうことをしてもそんなに危険性はない。職員を低リスクにとどめておくことが非常に重要」

大阪府では新型コロナウイルスに感染し、死亡した人の半数が、院内感染で、コロナ患者を受け入れていない医療機関での感染が目立っています。

医療従事者だけでなく、病院に出入りするすべての人の健康管理などが必要として、大阪府は来月までにすべての保健所で同様の研修を行う予定です。