「ミニ臓器」でコロナ薬開発へ iPSなどで候補選抜

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2020/7/17 11:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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人の臓器の機能を模した「ミニ臓器」を新型コロナウイルス感染症の研究に生かす試みが相次いでいる。細胞などを使う実験に比べ、体内でウイルスが感染する様子や臓器ごとの違いが詳しく分かる。治療薬の有望な候補を素早く絞り込めるとの期待が広がる。

感染症薬の開発では、まずウイルスなどが感染しやすい実験用細胞に薬を加え観察する。ただ人体で起きている状態を正確に再現するのは難しい。人の細胞を培養すると一部の能力…

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