大阪府は17日、新型コロナウイルスの新たな感染者を53人確認したと発表した。60人を超えた15、16日に続き多数の感染者が出た。府はさらに感染が広がった場合、一部の業種に限定した休業要請を検討する方針で、府内の飲食店なども警戒感を強めている。
17日の新規感染者のうち、感染経路が不明なのは36人。10~30代は約75%で、若者が多い傾向が続いている。陽性率は4.1%。新たな死者はいなかった。府内の累計の感染者数は2245人となった。
感染状況を判断する大阪府の独自基準「大阪モデル」は、12日以降、警戒を呼びかける黄色信号の点灯が続いている。府は感染防止対策の徹底を要請し、業界団体などが作った感染防止対策の指針を守っている施設に「感染防止宣言ステッカー」を配っている。