『テラスハウスTOKYO 2019-2020』(フジテレビ、Netflix)に出演していたメンバーたちの行動に、ネットで批判が集まっている。7月3日、退職代行会社の社長で“社長”と呼ばれていたメンバー・新野俊幸がTwitterとInstagramにテラハメンバーが集まって飲食している写真を投稿したためだ。
テラハ出演者だった女子プロレスラー・木村花さんが5月に亡くなったばかり。花さんの母・木村響子さんは、その投稿に対して「ただただかなしく くやしい」と吐露した。
<文春が発売された
このタイミングで?
花の49日もあけていないのに
疑惑の場にいたひとたちは
パーティー?
どこまでいっても他人事なのかな
個人を責めるつもりはないけど
ただただかなしく くやしい>
文春が発売された
このタイミングで?花の49日もあけていないのに
疑惑の場にいたひとたちは
パーティー?どこまでいっても他人事なのかな
個人を責めるつもりはないけど
ただただかなしく くやしい https://t.co/xFwHnUjGj8— 木村響子 (@kimurarock) July 2, 2020
7月2日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、響子さんは番組スタッフの指示による行動で花さんは炎上し、弁解の余地も与えられずに追い詰められたと証言。花さんは昨年9月にテラスハウスに入居したが、11月にはもう辞めたがっていたという。勝手に作られたキャラを演じなければならず、炎上を煽るスタッフへの不信感を募らせていたそうだ。
一方で他のメンバーは「悪意のある編集をされて嫌だったことはあるが、スタッフの指示やヤラセなどはなかった」と口をそろえる。「女性セブン」2020年6月11日号(小学館)で現役スタッフが、番組では出演者同士の衝突を撮るためにスタッフが喧嘩を煽るなどしていると証言したが、新野や卒業メンバーの水越愛華はSNSで「行動を指示されていない」と反論した。
新野は6月、卒業メンバーの“ビビ”ことラズドゥミナ・ヴィオレッタとの対談動画をYouTubeチャンネルにUPし、木村花さんの死について「まだ受け入れられない」等と語っていた。だがネットの誹謗中傷を招いた番組づくりの問題や裏側については多くを語っていない。
新野が投稿した集合写真がいつ撮影されたものかは明らかではないが、最近のものだとしたら、木村花さんの死を悼み彼女の思い出を語り合うためにテラハメンバーが集結した可能性もある。だが、何の説明もなくわざわざSNSに投稿することは遺族への配慮に欠けているだろう。
新野のTwitter投稿には「まだ49日も終わってないのに」「響子さんの気持ちを考えると胸が苦しい」「これはデリカシーがなさすぎる」等、ユーザーから苦言が多数寄せられている。