シンプルなのにかっこいい。大人のTシャツスタイルはパンツ選びが重要
大人のTシャツスタイルは、シンプルに徹するのが鉄則。ベーシック過ぎると思うくらいがベターです。Tシャツの派手な柄やプリント、アクセサリーの着け過ぎなどは今の空気に合わせにくいので避けたほうが無難でしょう。となると、大事なのはパンツとの相性。定番のパンツとの掛け合わせでも、その向き不向きがります。4種のパンツ全25人の着こなしを参考にしつつ、おしゃれなTシャツコーデのポイントをチェックしていきましょう。
▼合わせるパンツ1:カジュアルの定番、Tシャツ×ジーンズが最強
Tシャツに合うボトムスといえば、まず初めに思い浮かぶのがジーンズですよね。どんな着こなしがトレンドになろうとも、メンズファッションにおいてこの組み合わせが色褪せることは永遠にないでしょう。汎用性が高い分、コーデを難しく考える必要もないので、お気に入りのTシャツとジーンズでおしゃれを楽しみましょう!
コーデ1シルエットで最前線の洒落感を手に入れる
何をどう合わせてもおさまり良く着こなせるのが、“Tシャツ×ジーンズ”のメリットでしょう。とはいえ、今っぽく着こなすのであれば今シーズンはフレアシルエットのブーツカットジーンズと白Tシャツのコンビがおすすめです。いつものジーンズを、注目度が高いシルエットに変えるだけで鮮度も向上します。合わせるTシャツは、ややゆったりめが◎。
コーデ2ボリュームのあるビッグサイズTでリラックス感を
白T×ジーンズの王道コンビも、Tシャツをビッグシルエットにするだけで今っぽいバランスに仕上がります。ジーンズもトップスに合わせてワイドジーンズを抜擢。裾丈の長さをくるぶしの位置に設定することで、ワイドシルエットながらすっきりとした印象に。
コーデ3大人っぽさと洒落感はジャストサイズ+αで表現
トップスとボトムスをタイトにすることで、無地の白T×ジーンズのカジュアルコーデも隙の無い大人仕様に。シンプルなコーデのアクセントにカーディガンを肩に巻けば、こなれ感も演出できます。裾のロールアップ&白スニーカーで軽快に仕上げて。
コーデ4ネイビー×グレーの配色でこなれ顔
ネイビーのTシャツはラフさが抑えられ、大人っぽく着こなしやすいのでおすすめです。重たくならないよう、ライトグレーのスキニーを合わせて軽快なバランスに仕上げています。
コーデ5ストリートコーデは配色で大人らしさを打ち出して
ビッグシルエットのTシャツはXLサイズで思い切りルーズに。ワイドジーンズを合わせたゆるめのシルエットが今っぽい着こなしです。上下ルーズなサイジングですが、黒をベースにすることで、コーデを引き締めているのがポイント。
コーデ6バッグプリントで遊びを注入
大人の定番は無地Tですが、プリントTだってアリ!こちらはバッグプリントのTシャツで、シンプルな着こなしにさりげなく個性をプラスした好サンプルです。背面なら大胆なロゴもサラッと着こなせます。
コーデ7レイヤードで小技を効かせる
単調になりがちなTシャツ×ジーンズの着こなしを、レイヤードでメリハリをつけた好例。裾から覗かせたボーダーがさりげないアクセントに。キャップ、インナー、スニーカーをトーンが異なるブルーでまとめている点もセンスが光ります。
コーデ8簡単にアクセントを作れる腰巻シャツ
白T×ジーンズの着こなしに、ニット帽と腰に巻いたパーカーでアクセントを投入。全身無地でまとめるとコーデが単調になりがちですが、間に動きのあるカモフラ柄を合わせることでワンランク上のカジュアルコーデに仕上げています。ナローなネックレスやサングラスで、さりげないアクセントをプラスしている点にも注目。
コーデ9タイダイ柄がコーデを新鮮に
着こなし自体がシンプルな分、色や柄で遊ぶのも手。タイダイ柄というと難しい印象がありますが、1色遣いで淡い色味のタイプなら、意外と落ち着いた印象に着こなせます。
▼合わせるパンツ2:Tシャツ×スラックスでクリーンな印象に
いい大人になると、Tシャツは着たいけどあまりラフすぎるのはちょっと……、と思うことも多いはず。そんなときは、Tシャツ×スラックスの組み合わせがおすすめです。シンプルなTシャツならきれいめ加減も程良くキープすることができます。
コーデ10品とカジュアルの絶妙バランス
白Tシャツ×グレースラックスの組み合わせは、ラフさと品の良さを兼ね備えた大人なバランス。スラックスは軽さと今っぽさを演出できるテーパードシルエットのアンクル丈がおすすめです。
コーデ11ルーズな着こなしもどことなく大人顔
ビッグTシャツにワイドシルエットのスラックスを合わせたルーズな着こなしですが、どこか品を感じるのはスラックスおかげ。上質なスーツ地を採用しているため、きれいめな雰囲気に仕上がっています。モノトーンで構成したシックなカラーリングも大人っぽさの要因。
コーデ12ビッグT×テーパードスラックスが作る黄金シルエット
トレンドのビッグシルエットのTシャツですが、程良いゆるさで着こなしやすいサイジング。合わせたスラックスも腰回りにゆとりあるシルエットですが、絶妙なテーパードとアンクル丈のおかげでビッグTと合わせてもモタついた印象になりません。
コーデ13黒×白のミニマルコーデはサイジングで今っぽく
黒の無地Tと黒のスラックスに白のスニーカーを合わせたミニマルなコーディネート。ジャストサイズで着こなすのも問題はありませんが、上下ともにゆったりとしたシルエットを選ぶとリラックス感のあるコーデに仕上がります。
コーデ14白×カーキで作るクリーンスタイル
白Tにアンクル丈のスラックスを合わせてクリーンなスタイルを構築。パンツのゆったりとしたシルエットが程良い抜け感を作っています。加えてカーキの色みがこなれた雰囲気も演出。
▼合わせるパンツ3:アクティブさ満点! Tシャツ×リブパンツ
シンプルなTシャツに合わせやすいボトムスで、スポーティな雰囲気が人気のリブパンツ。ハリのある素材を選べばきれいめに、スウェット素材を選べばリラックスカジュアルにと、チョイスする素材によって同じリブパンツでもイメージを変えることができます。
コーデ15程良いアースカラー挿しが着こなしを大人に
無地Tシャツとリブパンツはモノトーンで大人っぽくまとめて、キャップやバッグでカジュアルなアースカラーを投入。テイストをMIXさせることによってコーデに深みが増し、こなれ感が出ます。リブパンツ×スポーツサンダルは、この夏鉄板の組み合わせ!
コーデ16グレー×カーキの今季らしい配色
無難なモノトーンに飽きた方は、グレー×カーキのミリタリーライクな合わせがおすすめ。大人ならではの上品さを醸し出しつつ、今年らしい配色で新鮮なコーデが作れます。さらに足元を黒のスリッポンにすれば、抜け感のある都会的なカジュアルコーデの出来上がりです。
コーデ17加工感のある素材なら、即座にこなれ顔に
ヴィンテージライクな表情が魅力のデニム地のリブパンツなら、はくだけでこなれ感たっぷり。やや短めの8分丈なので、重たくなりすぎす軽快な印象が作り出せます。Tシャツはネイビーをチョイスしてシックなカラーリングを構築。
コーデ18ドロップショルダーでリラックス感を演出
肩から落ちるゆったりとしたサイジングのTシャツなら、今っぽいリラックス感が簡単に手に入ります。きれいめな表情のリブパンツを合わせて、都会的な雰囲気に仕上げています。Tシャツの袖をロールアップした小技にも注目を。
▼合わせるパンツ4:涼しくて快適! 夏といえばやっぱりTシャツ×ショーツ
何歳になろうとも、この季節にショーツをはく気楽さはほかの何とも代えられません。幸い、大人のショーツもすっかり定番化していますので、シンプルT×ショーツでも子供っぽく見えないように着こなせばOK。それでは、シンプルT×ショーツのグッドサンプルをご覧ください。
コーデ19ネックのデザインでさりげないこなれ感を
白T×ネイビーショーツでクリーンに着こなした大人カジュアル。注目すべきは、ラフさと上品さを併せ持つヘンリーネックのデザインです。カジュアルな印象が強いクルーネックよりもきれいめな印象に仕上がります。
コーデ20オール無地コーデには、小技をちりばめて
シンプルすぎるほどにシンプルな無地T×無地ショーツの組み合わせには、これくらい大ぶりなネックレスがよく似合います。カットソーを重ねたレイヤードも、着こなしに奥行きを演出。Tシャツとショーツの組み合わせだと子供っぽくなってしまうという人は、このように足元にレザーシューズをもってくるだけで大人見えします。
コーデ21上下ブラックでスタイリッシュに
Tシャツ×ショーツの着こなしをスタイリッシュに見せたいなら、上下黒でまとめるのがポイント。サングラスやブレスレットの小物使いが男らしさを加速させています。ライトブルーのスニーカーがスタイリングのハズしに。
コーデ22柄ショーツには白Tがベストマッチ
個性を演出するなら総柄ショーツが狙い目。ポップな柄ショーツを主役にするなら、トップスはシンプルな白Tシャツを合わせてバランスをとるのが◎。こんな気分も上がる着こなしは、フェスやアウトドアなどお出かけシーンにぴったりです。
コーデ23『ユニクロ』のTシャツで作るハイ&ローMIX
『ユニクロ』のシンプルTシャツに『コム デ ギャルソン』のショーツを合わせた、ハイ&ローMIXコーデ。全体をモノトーンで統一してクリーンなイメージを作りつつ、バッグのイエローでポップなアクセントを注入しています。ニット帽とラウンドメガネの組み合わせも味が合って◎。
コーデ24とろみのある素材感がクリーンなショーツと好相性
前身頃がてろっとしたテンセル混、うしろ身頃がコットンカットソーになったデザイン性の高いTシャツが主役。サマーウールを使用したチェックショーツを合わせて、子供っぽくならないショーツスタイルを形成しています。足元もレザーシューズで。
コーデ25白T×アースカラーでショーツコーデを大人らしく
クリーンな白のトップスに対して、下はカーキショーツとブラウンのレザーサンダルというアースカラーでまとめたコーディネート。リラックス感がありつつもアースカラーでまとめることで落ち着いた印象もフォローしています。
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