シーシェパードこのやろー!続・風光明美でクジラ料理が美味しい、和歌山県太地町に行って来ましたー。

前回、太地町を訪れたのは、まだシーシェパードやドルフィンプロジェクトなんつーボケナス共が来やがってなかった、平穏そのものの4月。凄んげーいいとこで、普通にまた来たいなって思ってはいたんすけど、太地町への関心を寄せる切欠になった皆さんが大変な時期にも、太地町へ訪れてみなきゃって思ったんすよねやっぱ。

更新日: 2014年09月12日

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「燈明崎」に着き、そこにある「燈明崎山見台」に登り、日の出時刻まで待機。
なんかぼんやり海見てますた。

結局この日は、随分と雲が厚く出ていたよーで、朝日をみることが出来なかったのでした。ざんねーん。
そのかし、沖へと進んで行く「イルカ漁」の船団を目にすることが出来たっす。
こりは貴重なもん見たなー。

見る間に船は遠ざかり、思いのほか広範囲に広がって行った。

暫くしてそこを離れ、自転車で走って行くと、燈明崎へと向かうボケナス男女2人が乗り込んだ車とすれ違ったっす。燈明崎に居たぼきんとこにも警官は警備に来てて、彼によると、燈明崎にも沖へ向かう漁船などを撮影するため入り込んで来るってーはなし。なんで、もしそいつらと遭遇しても、決して挑発などしないで下さいねって言われてたっす。そりでもやっぱ、そいつらのことガン見くらいはしちゃうっす。とーぜん、あほんだらーくらいは呟いてたっす。
その車の後方からは、明らかに警備関係の車がぴったりと追尾。この後、坂を下っていく際にも、ボケナス共が運転した車を監視車両が追尾してるという光景を目にしたのでした。

それと、燈明崎へ向かう途中で太地漁港前を通った時、カメラを持ったひとりの外国人が立って居たんすよ。とーぜん奴らの仲間だと思って見てたんすけど、なんかその彼、こちらにお辞儀をしたように見えたんすよ。その後、燈明崎からの帰り道に自転車に乗った彼とすれ違った時にも頭を下げたので、あーあれはやっぱこちらに向かって挨拶してくれてたんだなーって思ったんすよ。
こんな妨害者なんかじゃない外国の方も、太地町には訪れているってことなんすね。

「太地漁港」の前にあります

「燈明崎」から「太地漁港」を越え、そのまま「大磯」を通り越して、ちょっち、朝日が昇る「畠尻湾」を眺めに行きました。
この「畠尻湾」で「イルカ追い込み漁」が行われているんす。

今日はまず、「太地町役場」なんかに行ってお話を伺ってこようって思ってたっす。
役場が開くのが8時30分だっつーことなんで、朝食の後、「大磯」さんとこからすぐにある海岸線の「ふるさと歩道」をふらふら。景色やフナムシなんかを眺めてたりしてますた。

「太地町役場」の向かい側にあります

太地町マスコットキャラクター。ゴンドウクジラの「ゴン太」くん。

「太地町役場」「太地町産業建設課」が並ぶ通りの名称。オーストラリアのブルーム市と太地町が姉妹都市であるところからつけられた。

お話を伺って来たのは「太地町役場」さんと、その直ぐ向かいにある「産業建設課」さんと、漁港前にある「太地町漁業協同組合」さんとこ。「漁協」さんとこでは直接、ボケナス共に関するお話を伺って来たんすけど、どこも皆さん、突然伺ったにも関わらず、親切な対応してくれました。ありがとー。
この「産業建設課」さんに伺って、太地駅の壁画のなぞが解明!
こりは「紀の国トレイナート2014」っつー取り組みのひとつってことだったんすけど、この詳しい説明は後ほど!

「太地町漁業協同組合」でのお話は、ざっとこんな感じっす。

現在、漁協側が行っている妨害者への対処法は、あえて「無視をする」ということ。
消極的で、支援して下さる皆さんにとっては、何とも歯痒い思いのするものだとは思っているが、これまでの経緯を考えた上でのものであり、みなさんにはどうか理解して頂きたい。
「太地漁協」は、これまで幾度も相手側との対話の機会を持っては来たが、そのどれも、到底、話し合いを進めようとする姿勢が感じられるものではなかった。更には、時には自分らの真意をこちらに伝えることなど放棄し、ただでさえ双方伝わり辛い状況であるにもかかわらず、ただ捲し立てて来るようなことを繰り返す。
こうした相手の対応に振り回され続けるこちら側にとっては、なんら解決の糸口など見出せず、常に「ストレス」をため込んでいくだけでしかなかった。
漁協側としては、今後、より強く正しい発信をして行きたい。それは、あらゆる妨害に巻き込まれることのないよう、独自にという形を取りたい。
それが即ち、妨害活動に対し「無視」をするという姿勢。
長い時間が掛かるだろうが、そうした「正しい発信」を続けることで、やがてこちらの真意が多くに伝わり広がる事を信じている。

つーことっす。
やっぱ太地町支援の形は、当事者の意を汲み取ってあげなアカンでっつー事だと思うんすよね。こちらの善意の行いも、実は迷惑掛けてっかもだし。
でも「太地漁協」の方は、ほんとーに応援しちくれてる皆さんに対して、すんげー感謝してたんすから。
入管での取締まりが厳しくなったのなんか、皆のおかげだなーって言ってたっす。
お話を伺って感じたのは、「太地漁協」さんとこも手探りで対策を行い続けているなってこと。そこへ、今んとこ予期せぬ介入があった場合、そりが支援者側のであろーと敵意ある奴ら側のであろーと、漁協さんは面食らっちゃうわけなんすよ。現状維持で手いっぱいって感じなんすから。
願わくば、今はまだ、漁協さんとことは切り離したとこで出来る支援。例えば、入管への働きかけ何てのは、漁協さんとこにはノータッチながら、喜んで貰えてるもんでしょ。
そーゆー支援ってのを、やってあげられたらいいなって思ったんすよね。
実際、難しいことなんすけどねー。

さーて、お話を伺い終わったんで、こりからは「太地町観光」のはじまりっす!
まず最初は、早くいかなきゃなくなっちゃう率が高いっつー、「亀八屋」さんとこの「てつめん餅」を食べにー。そこへ辿り着くルートはいろいろあんだけど、まーなんとなく、「和田の岩門」くぐって行きたいなーって思っちゃったのでしたー。

「南紀熊野ジオパーク」のひとつ。
風化作用でできた洞窟で、鎌倉時代の武将・朝比奈三郎が北條氏に鎌倉を追われた後、この岩門の内側に居を構えたと伝えられている。