アベノミクスと同時進行で行われているのは、「労働保護法制の解体」であり、「ブラック企業大歓迎」

重要なのは、雇用政策に注目することだと筆者は思う。うわべで景気がよくなったように見えても、あまり意味がない。実際に私たちの懐があたたまるのかどうか、が問題なのである。

パートやアルバイトなどの非正規雇用の人たちにとっては、収入が増えないまま支出だけが増える

円安によって原油や食料品などの輸入品が高くなることなのだ。

日銀が国債を大量に買い上げたために、発行済み国債の売買が低調になっている」ことと、株高により「国債を持っていた金融機関が国債を売って、その現金で株を購入するようになった」ことにより、長期金利が上昇している。「大胆な金融緩和」政策の結果として、「銀行が企業に融資したり、住宅ローンを貸し出したりするときの金利」が上がってしまい、長期でお金を借りる際のハードルが高くなってしまった

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