人気ブランドから探すロンT。大人が手に取るべき15枚

人気ブランドから探すロンT。大人が手に取るべき15枚

ロンTは、秋冬はインナーとして、春は主役トップスとして役立ちます。大人が選ぶべき人気の定番ブランドやトレンド感のあるおすすめの1枚を、ロンT探しの参考に。

山崎 サトシ

2020.02.03

トップス
Tシャツ
ロングTシャツ

30歳から着るべきロンTって、どんなモノ?

気づけば春はもう目の前。ヘビーアウターの物色もほどほどに、暖かい時期に役立つトップスを探していきたいものです。なかでも、春から夏まで主役として躍動しつつ、今の時期はインナーとしても活用できるロンTはマストハブ。今季のトレンドアイテムでもあるので、最優先で狙って良いでしょう。ただし、90'sストリート風のやんちゃデザインはTASCLAP世代にはやや高難度なのでご注意を。あくまでも大人っぽさを念頭に置いてチョイスすべきです。

では、大人っぽいロンTとはどういったものでしょうか。重要な条件としては、“ややゆるめ”のカタチであること。ピタピタのタイトTではやり過ぎ感が出てしまいますし、反対にサイズが極端にオーバーだと子供っぽく映ってしまいます。程良いリラックス感を出せる“ちょいゆる”が大人にとってベストな塩梅なんです。また、デザインに関しては無地、あるいはワンポイント程度のシンプル系が断然◎!

人気ブランドから探すロンT。大人が手に取るべき15枚

では、気になる“大人のロンT”をさっそくご紹介。定番としてハズせない10ブランドに加えて、旬な空気感を纏った5ブランドも併せてピックアップしました。どれも着こなしやすいベーシックデザインを共通項としていますので、普段のスタイルに難なく加えることができるはずです。

まずは押さえたいロンTは、無地Tの人気ブランド

ブランド1『ヘインズ』ビーフィー ロングスリーブ Tシャツ

100年以上の歴史を持つ米国ブランドで、パックTの元祖としてもお馴染み。「ビーフィー」は1977年に誕生した超人気シリーズで、少々のことでは傷まないタフなヘビーウエイトコットンを使って仕立てているのがその特徴です。また、脇に縫い目がない丸胴編みによりチクつかない快適な着心地も実現!

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平 格彦

ブランド2『フルーツオブザルーム』L/S ハニカムワッフル サーマル クルーネック Tシャツ

リーズナブル&ハイクオリティなカットソーに定評がある、米国きっての老舗。こちらの1枚は上質なコットンを使ったハニカムワッフル生地がポイントとなっています。表面に設けられた凹凸が肌との間に空気層を作るため、保温性◎で肌触りもコンフォートです。

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山崎 サトシ

ブランド3『ユナイテッドアスレ』5.6オンス ロングレングス 袖リブ Tシャツ

ベーシックな無地アイテムを得意とする日本ブランドから、今季らしいボックスシルエットの1枚。首周りをダブルステッチで縫製したり、柔らかなタッチを叶えるセミコーマ糸で生地を編み立てたりと、ミニマルなデザインの中にこだわりが濃縮しているのはさすが!

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無地のTシャツをメインに展開する国内ブランド、『ユナイテッドアスレ』。長い歴史に裏打ちされた品質とバリューな価格が両立されたアイテムを紹介していきます。

平 格彦

ブランド4『キャンバー』マックスウエイト ロングスリーブTシャツ

米国・ペンシルベニアで誕生し、今なおUSメイドを貫く『キャンバー』。「マックスウエイト」シリーズはブランドの顔ともいえるアイテムで、8オンスのヘビーウエイトコットンジャージーを駆使した高強度な作りが持ち味です。着込むほどに味が出るのも、ハイクオリティなボディならでは。

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Tシャツはシンプルなアイテムゆえに、素材や縫製にしっかりこだわって選びたいもの。今人気の『キャンバー』の1枚には、大人が見逃せない質実剛健な魅力が詰まっています。

那珂川廣太

ブランド5『グッドオン』ロング スリーブ ポケット Tシャツ

大量消費時代に入る以前の、古き良きアメリカの日常着をモチーフとする日本ブランドで、その設立は1997年。品質の高い米国綿を使用して頑丈に縫い上げたカットソーは、長年にわたって相棒となってくることウケアイです。もたつきのない、すっきりとしたシルエットも好印象!

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那珂川廣太

ブランド6『グッドウェア』レギュラー長袖ピスT

『グッドウェア』は1983年にマサチューセッツ州で誕生。ヘビーデューティーなアメリカ製カットソーは、世界中で人気となっています。肉厚なコットン生地を使ったロンTは、何度洗ってもくたびれないので重宝すること必至。また、裾にセットされたピスがイイ感じのデザインアクセントとなっています。

ブランド7『プロクラブ』ロングスリーブ サーマルT

西海岸ローカルも御用達にしている、LA生まれのデイリーウェアブランドより。信頼置ける米国産生地を使った厚手のサーマルロンTは、肌触りが気持ちよく素肌の上にそのまま着るのにもってこい! さらに、ゆったりとしたリラクシングなフィット感で今の気分にもマッチします。

ブランド8『ギルダン』6.0オンス ロングスリーブTシャツ

カットソーにおいて北米シェアNO.1の実績を持つ、王道中の王道ブランド『ギルダン』。ここ日本国内でも不動の人気を獲得しています。空気をたっぷりと含むオープンエンド糸で仕立てたロンTは、実に軽やかな着心地! 裾・首周りがヨレにくいのも魅力的です。

ブランド9『チャンピオン』T1011 ロングスリーブTシャツ ポケット

スウェットと並び、米国の雄『チャンピオン』の看板アイテムとなっているカットソー。この「T1011」は素材調達から縫製に至るまで徹底して米国内で行った、ハイポテンシャルな定番品です。肌にまとわりつかないサラッとドライな風合いで、インナーとしても極めて優秀!

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山崎 サトシ

ブランド10『ロサンゼルスアパレル』USAコットン無地 クルーネック長袖Tシャツ

あの『アメリカンアパレル』の創設者であるダブ・チャーニーによって設立。糸の半分以上をアメリカ産でまかなうなど、国内製造に注力しているブランドです。こちらの米綿製ロンTは通気性に秀でる生地&プレーンデザインのおかげで、オールシーズン活用可能。ゆるっと楽ちんなフィット感も見どころに。

人と被らない、旬度高めの1枚が好き。そんな大人におすすめのロンT

ブランド11『エフシーイー』刺繍ロンT

デザイナーの山根敏史氏が手掛ける『エフシーイー』。高機能かつスタイリッシュなウェアが十八番ですが、気負わず日常使いできるカットソーも大人から支持を集めています。着用の1枚は、ドロップショルダー&ワイドシルエットの今っぽい風貌が好印象。胸元にはスコットランド国旗を持ったモヒカンのパンクスを刺繍し、遊び心も注入しました。

ブランド12『ミスターオリーブ』12/1エメラルドヘビー天竺 / バックガゼット ロンT

洗練されたリアルクロージングを打ち出す『ミスターオリーブ』は2003年に長尾 亘氏が設立。この1着はエルボーパッチや襟後ろのガゼット、コントラストカラーのステッチなど、各所に技ありのディテールを落とし込んでいます。カリフォルニア産コットン100%の上質な素材感でも大人を魅了

ブランド13『サブトラクト』フリース マシン ボートネックロンT

“引き算”をコンセプトとする日本発カットソーブランドで、デビューは2013年。無駄な装飾性を排除したボートネックロンTは、あらゆるスタイルと適合します。シルエットはややルーズで抜け感がありますが、袖丈を少し短めに設定することで野暮ったさを感じさせない洒脱なデザインに。日本の工場で生産していますから品質もお墨付きです。

ブランド14『ベンデイビス』ポケットロンT

アメリカを代表する名門ワークブランドによるカットソーだけあって、肉厚で丈夫な仕上がり。胸元にはポケットともに見慣れたロゴマークが鎮座しており、さりげないアピールにもうってつけです。がばっとラフに着られる適度なオーバーシルエットなので、くつろぎたい休日には適役!

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山崎 サトシ

ブランド15『アダムエロペ』ノリタケ クルーネック ロンT

『アダムエロペ』と言えば、確かなセレクトセンスはもちろん質の高いオリジナルアイテムも強み。愛知の有力ジャージーメーカーであるノリタケ社の生地を使ったロンTは、綿100%ながらシルクのような美しい光沢を備えています。その上、レイヤードを想定したすらっときれいなシルエット。テーラードなど上品なトップスと合わせるのも良いでしょう。

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那珂川廣太

アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物!
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