#112
HomePageだけの特別編集版 T.M.Revolution編
- 光一
- さあ,今夜のゲストは,約1年2ヶ月振りの登場,T.M.Revolution の西川貴教さんです.
- 西川
- どうも.
- 剛
- どうも.
- 光一
- いくら低い言うても,低く座りすぎやで.
- 西川
- そうですね.そこまで卑下することないよね,自分をね.
- 光一
- なんか人形みたいやもん.相変わらずや,1年2ヶ月振り.
- 西川
- 司会に入ろうとしないんですか?
- 光一
- 1年2ヶ月振りやで.どないですか?
- 西川
- ご無沙汰してます.
- 光一
- 本当にご無沙汰でございます.
- 西川
- あけましておめでとうございます.
- 剛
- あ,おめでとうございます.
- 光一
- もう2月や.
- 西川
- そうですね.そんなにあっさりなんか.
- 剛
- まあね,新年初めてですからね.
- 西川
- 今日は嫌なんですか?さっきもなんかあんまり.
- 剛
- 弾きますよね.
- 西川
- 水玉みたいになってますよね.すごく険悪.
- 光一
- いやいや.まあ,もうね.
- 西川
- なんで喧嘩腰なん?なんか嫌なことあったん?なんか辛いの?何やと思う?
- 光一
- なんや?それ.
- 剛
- 積もる話もあると思いますけど,お人形.
- 光一
- お人形出そう.
- 剛
- これは,アマゾンライダー.「アマゾーン!!」って感じですね.
- 西川
- すごいな.
- 光一
- ♪ジャンゴー~っていう感じですね.
- 西川
- そうそう.
- 光一
- ♪ジャンゴー~って.
- 西川
- メチャメチャよう出来てますね,これね.すごい立派.
- 剛
- 持って帰っていただいて.
- 光一
- 持って帰って下さい.
- 西川
- いいんですか?すごい,本当ね.
- 光一
- まあ,前回ね,来ていただいのは,1年2ヶ月前.聞けや!!
- 西川
- 何でぇな?
- 光一
- 聞こうや.
- 西川
- あのね,こっちばっかり向いてるとほら,拓郎さんは何をしてんのか気になるわけですよ.
- 光一
- なんか今日は拓郎さん,人相悪いっスね.
- 剛
- ガラ悪ぅ.
- 西川
- アラブの商人みたい.
- 光一
- 今日,恐いなぁ,なんか.どうしたんですか?
- 西川
- 石油王みたいな感じですけど.ちょっと.石油王くさいですよね.
- 光一
- どこが石油王やねん?見たことあるんかいな?
- 西川
- いや,何となく.
- 吉田
- 俺はね,君を信用してないんだよ,もうぜんぜん.
- 西川
- そうなんですって.
- 光一
- 昔は好きやって.
- 吉田
- だから,何でもいろいろ喋ってていいら.だから自由にして.僕は聞いてるたけで充分だから.
- 西川
- なるほど,フリーダムなんですって.
- 光一
- だから,この前出ていただいて時はね,西川さんはテキメキ星から来たとおっしやってました.
- 西川
- そうです.
- 光一
- そこで牛やったと,自分は.
- 西川
- そうです.
- 光一
- それで,神戸に来た時に初めて会った神戸牛が,初めての友達やったっていうね,話をしてたんですよ.
- 西川
- そうだったね.
- 光一
- その神戸牛はどうしてます?今.
- 西川
- 今はもう,食卓にね.
- 光一
- 食うてもうた?それ.
- 剛
- 食べたんかい?
- 西川
- もう,お二人も食してるんですよ.
- 光一
- じつは食うてたんや.身になってんのや,俺の.
- 西川
- 給食の献立表にあったでしょ.「血と肉に変わるもの」で,お肉っていうのが.
- 光一
- 何か変化ありました?その1年2ヶ月の中で.
- 西川
- ツアーにあれからずっと出てて.去年,'98年はライヴライヴでだいぶ.
- 光一
- 今のかけた?
- 西川
- 心外な!!そんなレベルの低いこと僕は言わないよ.
- 光一
- いや,言うたんかな思いましたよね.
- 西川
- 失敬な.
- 光一
- 思ったでしょ?
- 剛
- 絶対思わへん.
- 光一
- いや,思ったはず.
- 剛
- そんな.
- 光一
- いや,思いました.
- 西川
- そんなとこに過敏なあんた,いらん.
- 剛
- こいつ,知ってます?「ブドウ一粒どう?」とか言うんですよ.
- 光一
- おもろいやろ?「あ,この椅子中国製.座っちゃいな」とか.
- 西川
- あのね,普通ね,こういう時ね,よくみんな「サブい」とか言うじゃないですか.苦いね.ほろ苦い.
- 光一
- ええやないか.
- 剛
- ちょっと渋い.早めに柿食うてもうたみたいなね.
- 西川
- うまいね.大人の会話.本当に大人になったね.
- 剛
- ありがとうございます.
- 光一
- ツアー,ツアー,ツアー.
- 西川
- そうです.いきなりグッと話を引き戻して.
- 光一
- ええ,引き戻して.
- 剛
- ライヴ,ライヴで.
- 西川
- そうです.1年のうち,4分の1はずっとツアーやってました.
- 光一
- ライヴでだいぶ.
- 西川
- ライヴだけの1年でした.
- 光一
- ハワイにも行ったっていうね.
- 剛
- 行ったらしいですね.
- 西川
- 年明けですね.
- 光一
- 年明けに.
- 剛
- よろしいじゃないですか.
- 西川
- 拓郎さんとは,ちょっと入れ違いになっちゃたんですけどね.
- 剛
- 拓郎さんまた,2件ぐらいかな?
- 西川
- 家建てたん?
- 剛
- ちゃいまんがな.ハワイから5件ぐらい入ってまして.
- 西川
- あ,電話ね.
- 光一
- 電話か.
- 西川
- 剛君は,主語がないよね.
- 光一
- 主語がない.
- 剛
- 何でやねん?わかるやないか.
- 西川
- 光一君は日本語じゃないよね.いつも思う.
- 光一
- なんでやねん?
- 西川
- 最近なんかね,いわゆる関西弁のトーンもあやふやになってきてる.ちょっと東京に馴染んできて,ちょっとおかしいもん.
- 剛
- 東京に膝ぐらいまで漬かったでしょ.
- 西川
- ちょっとケント・デリカットみたいな喋り方になってる.
- 光一
- 美味しいやん.そうそう,ハワイどうでした?500人ぐらいの集会したわけでしょ?
- 西川
- そうです.
- 剛
- 集会って,なんか響悪いな.
- 光一
- なんで?
- 西川
- 遠征ですよね.あの,キャンプみたいなもんですよ,宮崎とか和歌山とか.高知とか.
- 吉田
- ハワイで?
- 西川
- そうそう.
- 光一
- ハワイで何をしました?
- 西川
- 今年1年,また頑張っていこうという肩慣らしですよね.
- 光一
- 肩慣らし.キャッチボールから.
- 西川
- 声出して.リードの取り方を全員で.
- 光一
- なんで野球やっとんねん?
- 剛
- なんか,2歳ぐらいから60歳ぐらいまで,幅がすごくて,57歳の女性は背骨が折れたんですよね?それで.
- 西川
- ないない.
- 剛
- いや,そういう情報が.
- 西川
- いくらね,骨そ粗症が女性の中ですすんでるとはいえね,そんなにヤワな人はね,まず飛行機に乗れません.エアポケットで全身骨折します.複雑骨折ですよ.そういうことはないです.
- 光一
- 拓郎さんもハワイツアーやったことがあるんですよね.
- 吉田
- まあ,俺はいいよ,今日は.
- 剛
- 拓郎さんがハワイ行かれたじゃないですか.
- 光一
- 「吉田拓郎が案内するハワイツアー」.
- 剛
- ぜんぜん違う話を僕は.
- 西川
- ぜんぜん噛み合うてないやん.
- 剛
- 拓郎さんがツアーの話は「ええねん,俺は」って言ったんで,拓郎さんが,このあいだハワイ行かれたじゃないですか.その時にお土産を下さったんですよ.それで,僕もお土産を返さないといけないと思いまして.
- 西川
- そうです.
- 剛
- 多分,拓郎さん気に入っていただけると思うんですが,これをぜひね.やっぱりハワイハワイ言うててもね.
- 吉田
- あ,僕ね,本当にね.最近,刀好きなんだよ.なんかね,斬りたい.
- 光一
- じゃあ,斬っときましょう.
- 吉田
- 斬られろよ.
- 西川
- あああぁ!!なんでそんなに好きなんですか?
- 吉田
- うん,最近で,こんな気に入ったものない.僕,ずっとこの番組で持ってていい?
- 光一
- 昔,拓郎さんほら,西川さんのこと好き言うてたじゃないですか.
- 吉田
- 今でも好きですよ.
- 西川
- ありがとうございます.
- 光一
- なんか今日,素っ気ないですね.
- 吉田
- 違うの.去年ね,けっこうほら,いろいろ「食事しよう」と電話で話したりとか,メールもよくしたりしてて,いつもね,だいたい焼き肉なんだよね.で,いつも必ず旅先なんだよ.それで「どこにいるの?」って言うと,だいたいみんなが知らない街を回ってるっていう.
- 西川
- そうですね.「今,僕,伊集院町にいます」「どこ?それ」みたいな.
- 光一
- 一回,皆さんで行った時に.
- 吉田
- 電話したもんね.
- 光一
- 「レボレボ呼ぼう」って拓郎さんが電話した時に「後ほど電話かけます」とか言うときながら,かかってこなかった.
- 西川
- 「西川来るか?来るか?」とかって言われて「いや,行きたいのはやまやまなんですけど,ここから帰るのに5時間かかるんで」って.どんな必死で帰っても,着いた時にお腹いっぱいになってるんですよね.
- 吉田
- 5時間ね.
- 西川
- けっこう辛いものがありますよ.
- 吉田
- 今年は行こうね.
- 西川
- 絶対に.
- 光一
- ハワイどうですか?
- 西川
- なんで?おーい!!今せっかくハワイの話から,焼き肉の話にいって,今年は面子の中に二人も入ってるから,「一緒に行きましょう」「絶対ですよ」なんてことがあるのかなと思ったら,「ハワイってね」って.
- 光一
- いや,だから違いますよ.ちゃんと聞きましょうや.人の話を聞こう.
- 西川
- おまえや!!
- 光一
- あ,俺か.
- 西川
- そっくり返すわ.なんや?第二ボタンまではずして.
- 剛
- いとこ同士の喧嘩みたいや.
- 光一
- だからね,毎年LOVE LOVEでも恒例になってるから,もしかしたら今年も行くかもしれないじゃないですか.それにどうですか?っていうことですよ.
- 西川
- 誘っていただけるんですか?
- 剛
- 当たり前ですよ.
- 光一
- それを言おうと思ったのに,「おい!!」言われて,僕.
- 西川
- 僕,ハワイに行って時に注意しなきゃいけないのは,吉田建さんの行動ですよね.
- 光一
- 何でぇな?
- 吉田
- 何で?
- 西川
- ほら,拓郎さん言ってたじゃないですか.ハワイに来てるのに,拓郎さんの携帯電話で東京に国際電話かけるから,拓郎さんのね,電話の料金ね,40万とか.吉田建さんの電話で.それを拓郎さんは,払うんですよ.
- 剛
- すごいですね.
- 西川
- 太っ腹っちゃあ,太っ腹ですけど.
- 吉田
- 太っ腹じゃないけど.
- 西川
- いや,話聞いて,ちょっと涙が.もらい泣きしちゃって.
- 光一
- そのへん拓郎さん,どうなんですか?「いいぞ.使え使え」っていう感じですか?
- 吉田
- 僕もよく覚えてないんですけど,使ってるんですよ,みんな.そうか.ハワイに西川君もみんなで行くと楽しいね.
- 西川
- あれ,いつ頃なんですか?
- 光一
- たいてい,毎年3月4月.
- 吉田
- じゃあ,3月に行こう.
- 光一
- もう拓郎さん,行こうって決めちゃった.じゃあ,3月にね,行きましょうよ.レボレボもぜひ3月.
- 西川
- 西川的にも非常に行きたい.
- 吉田
- ねえねえ,ハワイでどんな格好してるの?
- 剛
- ハワイのレボレボはどんな格好なんですか?
- 吉田
- 例えば水着着るわけ?どんなの?
- 剛
- 早かったな,今の.
- 西川
- そんな興味もたれても.ご期待に添えるかどうか,僕の水着が.ローレッグですよ.セパレートでもないし.
- 吉田
- 違うよ.水着着るわけ?不思議な雰囲気だなぁ.泳げるわけ?
- 西川
- 泳げます.でもね,毎年行ったりとかしてるんですけど,日焼けしても,メラニンの活動とかが抑制されてきて,どんどん.ビタミンCのが勝つんでしょうね.身体がね,白くなるんですよ.一年経ってハワイ行くと,周りのアングロサクソン系の方いらっしゃるじゃないですか.あきらかに僕のが白いんですよ.歩くレフ版と言われて.
- 剛
- なるほど.
- 吉田
- 何の話してるの?
- 西川
- 水着になった時の状態の話ですよ.
- 光一
- じゃあ,3月に行きましょう.
- 西川
- 行きたいんですけどね.
- 剛
- 行きましょうよ.
- 光一
- なんで嫌がるんですか?
- 西川
- 3月ね,東京ドームがあるんです.すいません.やったでしょ?KinKi の二人も.吉田拓郎さんもやられたという.
- 吉田
- はい.
- 光一
- 東京ドームで.もうリハーサルとかやってらっしゃるんですか?
- 西川
- そうですね.もうそろそろっていう感じなんですけど.本当にハワイのことで頭がいっぱいなんで.
- 吉田
- 3月の2週3週は?
- 西川
- ガチガチですね.鉄板みたいに抑えられてます.
- 光一
- LOVE LOVEなものいきましょう.レボレボのLOVE LOVEなもの.
- 西川
- なんでしょう?これは.
- 光一
- 椅子ですわな.
- 西川
- 椅子です.
- 光一
- これは,お宅ですか?
- 西川
- うちなんですけど.
- 剛
- お洒落なおうちにお住まいですね.
- 西川
- ありがとうございます.異空間みたいな.
- 光一
- 椅子が浮いてるように見える.
- 西川
- 僕の椅子なんでね,比較的俗世間の方よりは,多少地球に優しい.自分で言うとね.でも,自分で言ってこうと思って.意外とでもね,そういうのが浸透してて,普通に歩いてて,「あ,普通の大きさだ」とか言われて.
- 光一
- だって,季節によって,大きくなったりするんですよね.
- 西川
- そうそう.今,春,命が活発になる時期に,ちょっとずつ膨張し始めて.
- 光一
- だんだん大きくなって.
- 西川
- 10月11月になるとすごいですよ.昔あったじゃないですか.卵型のを水につけると普通の大きさのタオルになるやつ.ああいうような感じで.乾燥しますしね.
- 剛
- あれですよね,親戚かどなたが被子植物なんですよね?
- 西川
- そうです.基本的におしべとめしべっていう配合よりは,触媒が出来て,どんどん培養されてく感じなんで.
- 剛
- なるほど.
- 西川
- もう話が続かない.ごめん,早く椅子の話に戻って.
- 光一
- また椅子.
- 剛
- お洒落なうちに住んでますね.
- 光一
- さっき言うたやろ.
- 西川
- 次行ってみよう.
- 剛
- これまたお洒落な.
- 西川
- さっきのがじつはミニチュアで.これはだから.
- 光一
- ミニチュアやってんや.
- 西川
- これね,海外に行った時に買ってきたんですけど.
- 吉田
- ちょっとだけいい?いいんだけどさ,君の場合,海外って言うの?
- 剛
- 単なる星.
- 西川
- 星全体ですけど,今,いるのは日本に.
- 吉田
- 君はあれですね,一番最初にお会いした時より,しどろもどろになってるんじゃないかな?
- 西川
- まあいろいろね,やってくなかで,やっぱり家族がいたりとかね.まあ,日本では就労ビザいただいて.でないとね,強制送還されちゃうと,5億年ぐらい帰ってこれないんで.
- 剛
- 一回戻ってまうとね.
- 西川
- 一回帰ってくるとね,みんないなくなってるじゃないですか.せっかく暖めたのに,暖め直しになるんで.まあこれ,うちのソファなんですけど.もともと海外に行った時に,アンティークショップで見つけて.なんかいいなと思って買ったんですけど,それから派生して,うちの本物のソファとかも可愛いらしいのがいいなと思って,いろいろ探して.
- 光一
- 季節的には,あの小さいのは,どれぐらいの時期に座るんですか?
- 西川
- 日本で言うと,先月の頭ぐらいですね.
- 剛
- まあ,だいたい先月の頭ぐらいは,あの赤いのに座られるという話を.
- 西川
- だいたい,おめでたい時期じゃないですか.まあ,グリーディングっていうことで.ハッピーハッピーグリーディングじゃないですか.
- 光一
- どないやねん?自分も髪の毛部分的に伸びてる.
- 西川
- なんで伸びてるんでしょうね.
- 光一
- 今日,リハーサルの時,跳ねてたからね.
- 西川
- 引っ越しとかしてて,引っ越しって言うなってね.また使われなかったりするんで,まあ,いいじゃないですか.引っ越しとかしてて,もう段ボール山積みなんですよ.毎日朝方までかかって.何とか寝て,朝起きて,シャワー浴びて,そのまま乾かさずに来るんですよ,大急ぎで.そうすると,ここが刺さるぐらいに.
- 光一
- すごいですもん.
- 西川
- 130Rですよね.
- 光一
- 何の意味があるんですか?
- 西川
- わかんないです.触角みたいなもんでしょうね.
- 光一
- 剛でいう電波やな.
- 西川
- だから,狭いとこに入ろうと思って,これが当たるともう入れへん.これなくなると,グルグルグルグル.
- 光一
- グルグル回ってまう.
- 西川
- 「お疲れ様でした」って言って,グルグル.
- 光一
- いつになっても帰られへん.斬っちゃえ,斬っちゃえ.これ何じゃらほい?
- 剛
- 何ですか?
- 西川
- これね,怪しいチューブなんですよ.冬の時期とか,肌が乾燥すると肌荒れとかがあるじゃないですか.顔とかじゃなくて,身体が.
- 光一
- かゆくなるしね.
- 西川
- そういう時に塗れと送られてくるんですけど,未だにその中味が何であるか,僕は知らされてないんですよ.すごく効くんですよ.
- 光一
- わからんのや.何も書いてへんし.
- 西川
- しかしながら効くんですよ,こいつが.緑色でね,透明なんですよ.それを塗るとスベスベになるんですよ.
- 光一
- アロエ違いますか?
- 西川
- いや,違うらしいんですよ.イメージを伝えるんですよ.「緑やから,アロエなんちゃうかな?」「うーん?ほな,もう切るわ」みたいな.「ええ!?答えは?」みたいな.「お鍋吹いてるし.今,大根炊いてるから」って.
- 光一
- 何でしょうね?これ.謎なんや.
- 西川
- そう.でも効く,すごくいい薬なんですけど,謎.何かの樹液とか.
- 剛
- お父さんの鼻から取ってるとか.
- 西川
- 寝てる間にね.
- 光一
- 汚いなぁ.
- 剛
- 石油のあれ,シュポンシュポンってやつで.
- 西川
- それの正式名称知ってますか?
- 光一
- 知りません.
- 西川
- 醤油チュルチュル.
- 光一
- うそ?
- 西川
- 本当,本当.登録商標,醤油チュルチュルっていう.発明家の方いらっしゃるじゃないですか.
- 光一
- ドクター中松.
- 西川
- ドクター中松さん.あの方が.
- 吉田
- 醤油?
- 西川
- もともと灯油のためじゃなくて,醤油を移す時に便利だということで,醤油チュルチュルを開発したっていう.ちょっとした豆知識.
- 剛
- 豆知識やね.
- 吉田
- すごい勉強になったね.
- 光一
- 勉強になっちゃった.
- 吉田
- 醤油チュルチュル.
- 西川
- はい.
- 光一
- これは何ですか?
- 西川
- これもちょっと前に海外行って見つけたんですけど,Tシャツが中に入ってて,そのパッケージなんですよ.「エックスラージ」っていうBEASTIEがやってるお店あるじゃないですか.そこの売ってたTシャツだったんですけど.上に書いてあるの,どうも日本語みたいなんですけど.
- 光一
- なんて書いてあるんですか?
- 西川
- 「米じタ良ムも」.
- 吉田
- 本当だ.何て読むんだろう?
- 剛
- 間違い?
- 西川
- おそらく日本語を使いたかったんでしょうけど.
- 剛
- 知識がないために.
- 西川
- 多分,憶測っていうか「いいじゃん」みたいな.「米じタ良ムも」.気になる気になる.
- 吉田
- 気になるね.
- 西川
- 4つぐらい買いましたもん,これ.
- 光一
- いいな,これ.
- 西川
- 帰ってきたら,みんなに「どう?」って.
- 吉田
- これ,全部「米じタ良ムも」なの?
- 西川
- そうなんですよ.
- 吉田
- 見たいな,これ.
- 西川
- 今度持ってきますよ.
- 光一
- Tシャツはどうなってるんですか?
- 西川
- あれのパッケージがプリントとされてるものとか,いくつか種類があるんですけど.すごい変わってるでしょ.
- 剛
- 下のね,絵は何ですか?
- 西川
- プラモデルの箱をイメージしてるんじゃないですか?ちょっと前のBEASTIEのクリップで,東京で撮ったビデオクリップあるじゃないですか.なんかロボットが出てきたりするんですけど,そういうふうな日本の,ゴジラとかウルトラマンの映像とかを面白いと思って.こういうふうにしたんじゃないですか?
- 吉田
- これでも,片仮名と平仮名と漢字と
- 西川
- 全部まじってますからね.でもね,考えてみたら,日本人が見たらこういう不思議なのあるじゃないですか.例えば向こうのお寿司屋さんで「うい寿司」とか,どう見ても変な並びのお寿司屋さんとかあるじゃないですか.多分ね,向こうの,海外の方が来た時にも,ほら,よく日本人の人もスーパーとかで売ってるTシャツに英語でロゴが入ってるじゃないですか.あれ多分,笑ってると思いますよね.
- 光一
- 笑ってるかな.
- 吉田
- よく考えたら不思議な.「米じタ良ムも」.何か意味ありそうだな.「米じタ良ムも」何かなんだろ.
- 剛
- 「米じタ良ムも」.これ多分なんか「夕食は米に限る」みたいな.
- 西川
- 「米食わな馬力出ぇへん」みたいなね.
- 剛
- 日本人は米が主食で,朝も昼も夕食も米.
- 光一
- いろいろ謎が面白いな.
- 西川
- けっこう面白いなと思って.
- 剛
- これで5時間ぐらい喋れますよね.
- 西川
- これでいくらでも出ますよね.
- 光一
- 次,行こう.これはリップクリーム.これも必需品.
- 西川
- そうですね.これは指に付けて塗るタイプなんですけど.
- 光一
- メイクさんとか,これ持ってる人多いですね.
- 西川
- 匂がね.僕,きつい匂いとか苦手なんですよ,香水の匂とか.これは甘い匂いするじゃないですか.キャンディーみたいな匂いがするんで,それもお菓子みたいでいいなと.
- 光一
- これ,あんまり日本に売ってないみたいですよ.
- 西川
- そうですね.
- 光一
- これはでも,持ってる人多いですよね.
- 剛
- でも,笑った時に口唇割れるの悲しいですよね.
- 西川
- でも,撮影とかあるでしょ.
- 剛
- 僕,最近,犬飼うたんですよ.で,犬が口カプッて噛んだんですよ.それで切れてもうて.なんだかんだ友達と喋ってて,「アッハッハ」って時にパッと割れて.あれは恥ずかしいっていうか,空しいですよね.だから,やっぱりリップは塗らなあかんのかなって思うんですよ.
- 光一
- 俺,リップ嫌いなんですよ.
- 剛
- 俺も.
- 西川
- なんで?
- 光一
- 口がベタベタするの気持ち悪いですよね.
- 剛
- 面倒臭いやないですか,リップ.指でね,塗ってるぶんはいいんですけど,最後のパッってしてる自分が昔のお母んと重なったり.
- 光一
- アムッって.
- 西川
- そういうトラウマあるかもしれないね.
- 剛
- ちょっとね,抵抗あるんですよ.僕ね,歯磨をしてて,同じ種類ですけど,疲れてる時とか,たまに「ウッ」って上がってきそうな時あるでしょ.あれを絶対に押し殺すんですよ.あれはね,毎朝父親が「ウェーッ」って.何か生まれるんちゃうか?っていう.もうね,このね,ホーローが割れるんちゃうか?いうぐらいに毎日やるんですよ.それが嫌で嫌で.
- 光一
- 絶対に自分はやれへんぞと.
- 西川
- 絶対自分はやらへん.
- 光一
- そういうトラウマがいろいろあるわけやね.
- 剛
- そういうのあるんですよね.僕も今年で二十歳じゃないですか.髭もまあ,伸びてくるじゃないですか.僕,下唇の下の髭を剃る時,絶対に舌を入れないんです.なぜなら,お父さんがそうやって.
- 光一
- 嫌やな.
- 剛
- 朝から不細工やなと思うて.大人になって,家庭を持って,子供が生まれたとしても,俺は,絶対に舌を入れない.
- 光一
- そこはどうやって剃ろう?
- 剛
- これぐらいで.
- 西川
- 舌は入れへんけど,あごぐらい出すぞと.
- 光一
- 君の子供は「パパは,あご出してたから,僕は舌入れよう」思うて,子供は舌入れるで.
- 西川
- 黒白黒白みたいに.
- 光一
- 循環してくからね.
- 西川
- こういうのを劣勢遺伝って言うんですけどね.
- 光一
- あ,猫?
- 剛
- これは弟さん?
- 西川
- そうです.
- 剛
- 可愛らしい.種類は何なんですか?
- 西川
- チンチラです.
- 剛
- チンチラ君.
- 西川
- チンチラ君やのうて.
- 光一
- 名前何でしょう?
- 西川
- 名前いいやないですか.
- 光一
- 聞かせて下さい.
- 西川
- いやいや.けっこうね,環境が変わると下痢しやすいんですよ.
- 剛
- 気ぃ遣いぃな猫なんですね.
- 西川
- 知らない人が来たりとか,ちょっと連れてくと.猫って,体温の調節をほら,人間は汗かいてするでしょ.それができないんで,犬だったら舌で,猫はここ.肉球に汗かくんですよね.だから,じっとりしてますよ.
- 剛
- ベターッ.
- 西川
- ベターッしてますよ.で,肉球がフニャフニャになるんですよ.でも,ペットっていうか,もう同居人みもたいなもんですけど,なんか不思議なもんですよね.犬飼うと.また感じが変わるでしょ.
- 剛
- もうね,パパですわ.
- 光一
- かなりパパですよ,こいつ.
- 剛
- もうお父ん.でもね,たまにね,「なんとかかんとかやないか」って台詞を覚えてるわけですよ.たまに,噛んだりするじゃないですか,「なんとか事務次官が」とか,言葉が出てきたて時に,パッて犬見たら,見てて.
- 西川
- たまに,曲とか詞書いたりするじゃないですか.ハッて見たら.「何が不思議やねん?ええやないか」みたいな.
- 剛
- ちょっとね,恥ずかしいですからね.寝言言いますからね.
- 西川
- いびきかきますよ.
- 剛
- いびきかきますね.
- 西川
- あと,蛇口からしか水飲まないですよ.彼がトイレとかについてくるんですよ.で,水を出せ水を出せって.
- 光一
- 名前は言われへんの?
- 西川
- いいですよ.ジャン.
- 剛
- ジャン.
- 光一
- ジャン・アレジ?
- 西川
- イタリア人です.
- 光一
- ジャン.
- 剛
- 可愛いなぁ.俺の犬,ケンシロウ.女の子やったらユリアにしようと思ったんでけすど.
- 光一
- さあ,それではガチャガチャマシーン・アルファ.
- 西川
- まだ喋んねや?
- 光一
- まだまだいくで.
- 西川
- まだ喋らせてくれんねや.嬉しいっスよ.はい,いきましょう.
- 光一
- 「この平和な日本で,ただ一人革命を起こそうとしている偉い人,T.M.Revolutionさんに質問です.T.M.Revolutionの革命は今どこまで進行してるんでしょうか?でもって,最終的に日はどうなるのでしょう?」.
- 剛
- どのへんまで手付けました?
- 西川
- まだもう,本当に.
- 剛
- 雷門のちょうちん,ウンコビル,いろんなものからどんどんオブジェを置いてるじゃないですか.
- 西川
- そうですね.比較的目につきやすいってうのはあるんですけども.
- 剛
- 次回っていうか,今練ってる作戦としては,どこに何をってありますか?まあ,ここだけの話.
- 西川
- 難しいなぁ.言ってしまうとね.まあ,じつは皆さんご存じじゃなかったかもしれないけどすけど,フジテレビの球体も,そういうイメージを出してたんですけどね.
- 剛
- いちおう,自分なりのメッセージ.
- 西川
- そうですね.
- 光一
- まあ,これからの日本はどうなるんでしょう?
- 西川
- いや,絶対にやり返す.
- 光一
- やり返す?
- 西川
- いくら伸びても構わない.まあ,考えてみればね,考えてるけどね.
- 剛
- これからどんどんオブジェ的なこと進行中と.
- 西川
- マクロな方向に行ってるじゃないですか.今度はミクロな方向にね.
- 光一
- ミクロな.
- 西川
- 泣きボクロとか.
- 剛
- 女優さんとかに泣きボクロを.
- 西川
- いやいや,突然増えるんですよ.「あれ?泣きボクロが」みたいな.それこそ,パンダウサギとかいるじゃないですか.泣きボクロウサギですよ.
- 光一
- はい.始めて回した,俺.「うわさによると,滋賀県では有名な番長だったらしいT.M.Revolutionさんに質問です.喧嘩の必勝法を教えて下さい」.滋賀県の番長.
- 西川
- そんなの誰が言ったんですか?知らないです.
- 光一
- だって,書いてますもん.
- 西川
- 今,仮の両親がね,地球での両親が滋賀県大好きです.
- 光一
- そんなこと聞いてへん.
- 西川
- 美味しいですね.勢いでいこ.
- 光一
- 誰や?それ.喧嘩の必勝法.
- 西川
- そんなことないですって.僕は多少,まあ.
- 光一
- 多少って言うて.
- 西川
- いや,違う.図書館通い.本当に.
- 光一
- じゃあ,拓郎さんに聞きましょうか.喧嘩の必勝法は?
- 吉田
- ないない,そんなの,僕も図書館通いだったからさ.ねえ,そんなことよりさ,俺たちここに何時間ぐらいいる?
- 光一
- 長いですよね.
- 剛
- だいぶ喋ってますよ.
- 光一
- じゃあ,もう一つだけいきましょう.
- 西川
- はい.
- 光一
- 「スーパーアイドルT.M.Revolutionさんに質問です.夢と希望を売る職業のあなたが,うかつにも女性の前でプゥとオナラわしてしまいました.あなたならどうごまかしますか?」.
- 剛
- 今,ちょっと褒めてあげましょうよ.なかなか難しい「プゥ」でしたよ.もう一回言ってもらえます?
- 光一
- 「プゥ」.
- 剛
- うまい.
- 西川
- 役者やわ.
- 剛
- 役者や.
- 光一
- 伊達に舞台はやってへん.プゥとオナラしてしまいました.どうごまかしましょう?
- 剛
- しかも,なんかみんなとワイワイやってて,人生かなんかについて語ってて.「本当にさ,最近さ,周りの社会っていうのはさ」みたいな話をしてる時に.
- 西川
- もしくはね,「音楽ってさ,人の心を打つ気持ち,魂みたいなものがね」.
- 光一
- 「プゥ」っていう感じね.
- 西川
- 「はい,こちらデッキです」って,スタートレック方式で.もうあかん.
- 光一
- でも,♪カラダが~プッ,みたいのはないですか?
- 剛
- それはあるかもしれんな.
- 光一
- ♪夏にな~プッとか.
- 西川
- なる?
- 剛
- コンサート中は,ジュニアが多いんですが.
- 西川
- ちょっと,ちょっと.
- 剛
- うもプッププップやっとるわけですよ.で,楽屋行って,「誰や?さっきのあの曲で屁こいたやつ」「すいません,僕です」っていうのが.
- 西川
- ちゃんと言ってくれんのや.優しいね.
- 剛
- 「頼むで.きつかったで,今日のは」.
- 西川
- あります?
- 吉田
- ねえ,何時間ここで馬鹿な話してんだよ?
- 光一
- そうですね.さあ,LOVE LOVEな曲.
- 西川
- オナラって我慢すると.
- 光一
- なんでやねん!
- 西川
- 我慢すると,身体に一旦吸収されて,尿になって出るんですよね.
- 剛
- あ,そうなんですか.
- 光一
- それ多分,尿になって出るんですよ.
- 剛
- かわしたかわした.
- 西川
- まあ,おめでたい話やね.
- 光一
- どこがおめでたいねん?さあ,LOVE LOVEな曲.ジャーン.
- 西川
- 「TOKIO」.
- 光一
- ジュリー.
- 西川
- 壊れかけのトケオ.
- 剛
- それ,レディオ.
- 西川
- 今,僕的に面白かった.
- 光一
- ♪TOKIO~ですね.なぜにまた?
- 西川
- これでもね,インパクト大ですからね.
- 光一
- すごいですよね.これ,どんな思い出があるんですか?この曲に.
- 西川
- やっぱりこの曲が,多分,小学校ぐらいですよね,僕.
- 光一
- 記憶的にないもんな,俺らな.
- 剛
- ないですよ.
- 西川
- いつぐらいですかね?
- 光一
- いつはええから,話せぇや.
- 西川
- 気になってしょうがない.1980年.
- 光一
- 俺ら1歳や.
- 西川
- その頃って,今みたいにKinKi Kidsもお二人ですけど,ソロシンガーみたいな形でね,拓郎さんは以前からそういう形でしたけけども,今ってグループ多いじゃないですか.そうじゃなくて,ソロのシンガーとかがすごく元気だった頃というか.
- 吉田
- 元気だった頃?
- 西川
- っていうか,たくさんいらして,グループがいくつかって感じだった気がするんですね.今って逆になってるじゃないですか.僕みたいなの珍しいでしょ.僕は一人となってますけど,無限大なんで.♪無限大~なんで.あかん,もう.
- 光一
- 大丈夫や.あなたは芸人ちゃうねん.
- 剛
- 芸人ちゃうんですよ.
- 光一
- あなたは芸人ちゃうから,笑い求めんでもええねん.
- 剛
- あなたミュージシャンですよ.
- 光一
- なに笑いを求めてんねん.まあ,今日,僕らも一緒にやらせていただきたいと思います.
- 西川
- おぅ!
- 光一
- 嫌なんかい?
- 西川
- ぜんぜん.来て.
- 光一
- それではスタンバイよろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
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