#057
HomePageだけの特別編集版 T.M.Revolution,西川貴教編
- 光一
- さぁ,今夜のゲストは,初の2度目のゲストになりますね.T.M.Revolutionの西川貴教さんです.
- 西川
- よろしくお願いします.
- 光一
- いやぁ,しかし,ほんまにようこそお越ししただきましてありがとうございます.
- 西川
- いや,本当にありがとうございます.
- 剛
- 本当にね,歌,初登場1位.
- 光一
- ほんま売れとりますねぇ.
- 西川
- 申し訳ないです.すいません,もう本当に.ありがとうございます.もう本当に一生懸命なんで.
- 吉田
- はい.
- 西川
- ……前はもっと優しかったなぁ.
- 吉田
- いや,僕,会いたかったよ,すごく.
- 西川
- 本当ですか?
- 吉田
- うん.すごい寂しかった.
- 西川
- 言ってくれないと.(と言いながら拓郎さんの足に足を絡める)
- 光一
- 何をやってるんですか.
- 剛
- 足は絡めたらあかん.変な絵面やな.
- 光一
- 何をやってるんですか.
- 西川
- すいません,申し訳ないです.
- 光一
- 何をやってるんですか?
- 西川
- いや,ちょっとね,やっぱり想いが昂りすぎて.
- 剛
- 昂り過ぎて.
- 光一
- これは,拓郎さんファンにとっては,「あいつ,何やっとんのや!?」って思いますよ.
- 吉田
- いや,本当に会いたかったですよ.
- 西川
- 本当ですか?ありがとうございます.
- 吉田
- ええ,この綺麗な肌とか.
- 光一
- 本当に肌,綺麗ですよね.
- 剛
- 綺麗ですよね.ぜんぜん髪も綺麗やし.
- 光一
- かなりの髪のキューティクルで.
- 西川
- ありがとうございます.
- 光一
- で,レボリューション計画は?
- 吉田
- 今,日本中がレボリューションの嵐なんでしょ?
- 西川
- だといいなと思ってますけど.
- 剛
- レボリューション嵐.
- 光一
- これは,まだまだやと?
- 西川
- もう本当に,まだまだこれから頑張っていきたいと思ってますんで,ぜひ一つよろしくお願いします.
- 吉田
- 急にオバさんみたいだもんね.「一つよろしくお願いします」って.
- 西川
- いや,なんか本当に一つみなさんこれからもお願いします.
- 光一
- いや,でもね,CDもね,初登場1位とかあるじゃないですか.
- 西川
- いや,もう本当に.でもね,ほら,Kinkiのお二人も新しいやつとかありますし,年末にかけてお忙しいと思うんですよ.
- 剛
- 頑張ります.
- 光一
- ありがとうございます.
- 西川
- でもね,一つね,思ってたんですけど,僕,以前にこの番組に出させていただいたときに,その時に「硝子の少年」を初めてここで聞かせていただいたんですよ.その時はね,二人ともここで静かに切々と歌う感じだったわけですよ.で,ある時,他の番組とかで見させていただいた時,激しい♪硝子の少年時代は~って踊って.
- 剛
- そんな踊りはしてないですね.
- 西川
- なんかほら,やるでしょ.
- 光一
- 自分のほうが,なんかこんなんなって.
- 剛
- 締めすぎですよ,衣装.
- 西川
- 締めすぎですかね?確かに苦しいのはあるんですけど.
- 剛
- ブワァーッ吹いて.
- 西川
- でもほら,「硝子の少年」とかもそうでしたけど,今度のやつとかもけっこう踊り激しいんでしょ?
- 光一
- 激しいですね.
- 剛
- 激しいですよ,もう.
- 光一
- ちょっとね,鍛えてるんですけどもね.
- 西川
- いや,その話も聞いたんで.
- 光一
- この番組に当たってはバンドなんで,踊りはやらないようにしてるんですけど.
- 剛
- やらないです.
- 西川
- そうですよね.
- 光一
- 踊りはしないんですか?
- 西川
- 踊りですか?
- 剛
- 踊りません?
- 西川
- いや,もうぜんぜん.
- 光一
- よう雑誌で腕をバッって.
- 西川
- なってます,なってます.
- 光一
- どの雑誌見てもそれですね.よう見ますわ,あれ.
- 剛
- 自分の中のポーズがあるわけですよね.
- 西川
- でも,あるでしょ?お3人さんともあるじゃないですか.
- 剛
- でも,KinkiKidsはだいたい腕を組んで立ってるだけですね.
- 光一
- そうですね.だいたい普通に立ってるか.腕をかざしたりはしませんよ.
- 剛
- それはしないですね.
- 西川
- 次,やりましょうよ.そういうのもあっていいと思いますよ.
- 光一
- カッコ良くないですよ.
- 西川
- うそ?そういうのもいいですよね?
- 吉田
- そうですね.
- 西川
- 拓郎さんはどんな踊りが?
- 吉田
- 僕もこう,腕をかざして.
- 西川
- 取り立てて拾われもせぇへんからと思って,そうやって流そう,流そうとするでしょ.
- 吉田
- いやいや,僕は本当にね,西川さんに会えるっていうだけで今日はもう幸せですから.
- 光一
- なんかね,さっき前室でもかなり絡んでましたもんね.
- 吉田
- もう抱き合って再会を祝し合ったんですよ.
- 西川
- そうですよ.
- 光一
- 女性じゃないですからね.
- 吉田
- いや,一緒に暮らすんですよね,将来は.
- 西川
- そうです.
- 光一
- そうなんですか?
- 西川
- はい.
- 光一
- じゃあ,吉田になるんですか?
- 吉田
- いや,僕が西川姓を名乗ります.
- 光一
- ああ,拓郎さんが西川に.
- 剛
- なるほど.
- 西川
- はい.僕もいちおう長男なんで,ちょっとそれを.
- 光一
- まあ,長男だからね.
- 西川
- 妹が結婚して出るとですね,西川の姓がなくなってしまう.
- 光一
- そうですよね.
- 西川
- その姓を大事にしていただけるっていうことを.
- 吉田
- そうですね.
- 西川
- まあ,なんだったら仕事の関係もありますんで,夫婦別姓を名乗ってもいいと思って,行く行くのことまで考えて.
- 吉田
- ああ,それは大問題ですね.
- 西川
- そうです.
- 西川
- お互いのね,主張したい部分っていうのを大切にしていこうっていうのを,さっきキスしながら言ってたんですよね.もう本当に.
- 光一
- 拓郎さん照れてるんですか?
- 吉田
- この人,なんか変な魅力ありますよね.
- 西川
- 「変な」って?
- 吉田
- だから本当になんかね,不思議な.何かよくわかんないけど,なんか.
- 光一
- すごく女性のような肌をしていて.
- 吉田
- でも,すごい西川君って優しいですよ.
- 光一
- そうですよね.
- 吉田
- ええ,優しいです.
- 光一
- 何か肌の手入れとかしてるんですか?
- 西川
- ぶっちゃけた質問なのかどうなのかわからないですけど.でも,あんまりしないですよ.
- 光一
- しないですか?
- 西川
- 石鹸.あの,オリーブオイルの石鹸があるんですけど.
- 剛
- オリーブオイル?
- 西川
- そうそう,オリーブオイルで出来た石鹸があるんですけど.
- 吉田
- オリーブオイル?
- 西川
- そう,100パーセント,オリーブオイルで出来た石鹸があるんですよ.
- 吉田
- ベタベタしないですか?
- 西川
- 違うんです.それがすごくいいんですよ.余計な油分をとらないんですよ.
- 光一
- 気ぃ遣ってるじゃないですか.
- 西川
- いや,遣ってます.
- 剛
- メチャクチャ遣ってますやんね.
- 西川
- いや,でもね,やっぱり気になるでしょ?
- 光一
- まあ,そうですね.
- 西川
- ドラマとかされてると,やっぱりほら.
- 光一
- ニキビとか出来たりすると,見てて次のシーンにポッと変った瞬間にボーンとニキビが.
- 西川
- そうそう.ライトが当たったりして,次のシーンで振り返ったりしたらニキビがボコッあったら困るでしょ?
- 光一
- 困ります.
- 西川
- そういうのもあって,いちおう気を遣ってるっていう.僕はドラマとかないですけど.ぜんぜん来ませんけど.
- 剛
- 今度,ドラマとかやったらどうですか?
- 光一
- ドラマどうです?
- 西川
- いや,どうでしょうね?来ないと思いますよ.
- 剛
- いやいや,わかりませんよ.
- 光一
- いやいや,そんなことないですよ.
- 西川
- メチャクチャ難しいと思うもん.役の振り分け方が.
- 光一
- 振り分け?どういう役にするか?
- 剛
- 多分,「ドラゴンボール」で言うクリリンとか.
- 西川
- ああ,はいはい,はい.あ,そっち系?どうやろ?
- 剛
- まあ,「ドラゴンボール」でおいしいのは,ベジータとかピッコロなんですけどね.どこいきましょ?
- 西川
- 本当はね.
- 光一
- どういった役がやりたいですか?
- 剛
- やるなら.
- 西川
- いや,やるならですか?やるなら何がいいかな?
- 光一
- 普通やっぱり,喋らんかったらええ男やと思うんですよ.
- 西川
- あ,それ思っていただけます?
- 剛
- ええ男ですよね.
- 光一
- 非常に.喋らんかったら.
- 西川
- そうです?
- 吉田
- ええ,そうです.
- 光一
- 喋らなかったらメチャええ男やと思うんですけどね.
- 西川
- じゃあ,喋らない役を作ればいいんですね.
- 光一
- いや,そういうことじゃないんですけどね.
- 西川
- え?じゃあ,どうすればいいの?
- 光一
- 普通に台詞を言うんです.
- 剛
- 普通に.これなんかね,ドラマ関係者とかが見てたら「お?ちょっとイケるんちゃうか?」っていうところを見せといたら,来ますやん,仕事.ドラマの.じゃあ,好きで好きでたまらないの「愛してる」を.そういうのを.
- 光一
- じゃあ,拓郎さんに.
- 吉田
- なに?
- 光一
- 拓郎さんを女性と思って.相手と思って.
- 西川
- 拓郎さんを?
- 剛
- 女性だと思って
- 光一
- 相手役と思って.
- 剛
- 「愛してる」と感情を込めて.
- 吉田
- え?いや,それはマズいよ.
- 西川
- え?それじゃあマズい?
- 吉田
- いやいや.
- 光一
- いいですか?
- 吉田
- 何の話をしてんの?
- 西川
- いや,そんなん,いや,っていうか,そんな,なに?いや,っていうか,そうじゃなくて.
- 光一
- いいですか?心の準備のほうは.
- 吉田
- 心の準備?
- 西川
- あ,いいです.
- 光一
- じゃあ,「よーい,ハイ」言いますんで.
- 剛
- はい,じゃあVTR回りました.本番よーい,スタート.カチッ.
- 西川
- 「今日ごめんね,こんな時間に呼び出したりとかして.いや,もう,何となくはわかってくれてるかな,なんて思ってるんだけど.君のこの流れるような長い髪.真っ赤な薔薇のようなその口唇」.
- 吉田
- ちょ,ちょ,ちょっと.
- 西川
- ぜんぜんダメですよ.相手役がこれでは,ちょっと僕もちょっと入り込めない.
- 光一
- 西川さんはイケますね.
- 剛
- いいですよ.
- 西川
- あ,イケます?
- 剛
- 目の芝居とかね.
- 光一
- 目の芝居が非常にやらしい.
- 西川
- え?やらしい?
- 光一
- いやらしくて.
- 剛
- いいですよ.
- 西川
- よかったら本当に.もしよろしければ,なんかいいのか.もしよかったら,本当もう,チョイ役でいいんで,何か使って下さい.
- 剛
- 今あの,僕ら他局なんですけど.
- 西川
- ええ,やってらっしゃいますね.ぜんぜん関係ない局ですけど.
- 剛
- あの,自衛隊.
- 光一
- ああ,はいはい.あ,自衛隊の役の方いるんですけど.
- 西川
- 嫌な役じゃないですか?
- 光一
- いやいや,カッコいいですよ.銃持って.
- 西川
- でも,イジメる役じゃないですか?
- 光一
- っていうか,マスクかぶってぜんぜん顔映んないんですけど.
- 西川
- それ,目の芝居っていうのはどこでやれば?
- 剛
- でね,時間経つとね,曇ってくるんですよ.
- 光一
- まったく見えんようになる.
- 剛
- まったく映らない.それなら多分,大丈夫だと思います.
- 西川
- あ,いいです.じゃあ,それで.そっから始めますわ.そっからスタートします.
- 光一
- あ,そうですか.じゃあ,明日6時半出発なんで.
- 西川
- 6時半?朝の?
- 光一
- 明日の朝の.
- 西川
- わかりました.じゃあ,とりあえず6時半ぐらいから.現地集合?
- 光一
- そうですね.
- 剛
- 現地集合です.そうですね,後で地図を.
- 西川
- わかりました.よろしくお願いします.
- 吉田
- なに話してんの?
- 光一
- じゃあ,このへんでLOVELOVEなものに行きましょうか.
- 西川
- あの,こっからどのぐらいかかってるんですか?
- 光一
- 1時間半ぐらいですかね.
- 剛
- 1時間半~2時間.
- 西川
- どうしようかな?お風呂も入りたいしな.やっぱり初めてのドラマやし.
- 光一
- さあ,LOVELOVEなものです.
- 西川
- はい.
- 光一
- さあ,これは何でしょう?カエル?
- 剛
- カエル?
- 西川
- これは,ツアー先のホテルで撮ったんでちょっとピントずれてますけど,これはカーミット.
- 光一
- カーミット.
- 西川
- あの,セサミストリートのですね.カエルがなんとなく可愛くなってきて,最近.つい最近から可愛いなぁと思い出し.でね,これね,普通のカーミットって何にも着けてないんですよ.
- 剛
- これ,何を着けてるんですか?
- 西川
- 冬仕様なんで,イヤーマッフルとマフラー着けてるんですよ.
- 光一
- マフラー好きですね.
- 西川
- いやいや,違う.そういうわけじゃなくて.
- 剛
- 家に帰ったら何十本のマフラーがバーッと.「ちょっとごめん,狭いけど」みたいな.
- 西川
- あ,でもね,撮影の時はね,じつはあれ,写真とかではペイズリー柄の紫のやつとか白のやつとか2種類ぐらいしかないかなと思われがちなんですけど,20本ぐらいありますね.
- 光一
- ありますか,そんなに.
- 西川
- 20色ぐらい.本当,当初はね,いろいろ着けて,いろいろ回そうかと思ったんですけど,あまりにもキーが高すぎて,歌うことに精一杯になっちゃったんですよね.
- 剛
- なるほどね.
- 光一
- 高いですもんね.
- 西川
- 必死なんですよ.で,まあ,とりあえずこれを.
- 光一
- あれ,引っ張って伸びていきません?
- 西川
- いや,だから,それが苦しげななかに切なさを.
- 光一
- 切なさをマフラーに込めているわけですね.
- 西川
- 「君が引っ張ってくれれば,きっと僕も大丈夫さ」.
- 光一
- そういう意味があるんですか?
- 西川
- なんか「飼われたい」っていうか.なんかわからないけど.
- 光一
- あ,飼われたい!?
- 西川
- 違うんですよ.
- 光一
- 「ワンッ!!」と言いたい?
- 西川
- 違う,違う.そっち系じゃなくて.なんて言うんでしょうね?これを例えばね,かけて二人でキュッていう.そういう感じ.「二人死なばもろとも」みたいな感じ.
- 光一
- なんや?それ.
- 西川
- そういう感じですよ,ニュアンスしとては.ね,まあ,次いきます.あ,これ.
- 光一
- これ,何でしょう?
- 西川
- これね,ちょっとわかりにくいかな?
- 剛
- これまたなんか変な撮り方してますね.
- 西川
- ちょっとね,わかりづらいかもしれませんけど.これね,吸入器ですね.
- 吉田
- 吸入器?
- 西川
- 吸入器.ツアー今ちょうどやってるんで,喉とか大切にしないとっていうことで.これね,生理食塩水って,食塩水が出るんですけど,いいですよ.
- 光一
- 辛くないですか?
- 西川
- いや,ぜんぜん,ぜんぜん.なんでそんな荒塩とかでメチャクチャ濃く作るんですか?そんなのじゃないですよ.べつに食べるわけじゃないですから.普通に,何となく塩っ気のあるもので.聞いてる?
- 剛
- いや,聞いてまいよ.
- 西川
- 聞いてる?
- 剛
- ええ.何となく塩っ気のある.
- 西川
- そうそう.聞いてるねぇ.次.
- 光一
- これは何でしょうか?
- 西川
- これもわかりづらいんですけど.
- 光一
- 近づけすぎですよ.
- 西川
- いや,違うんですよ.これね,フラッシュをたくと光っちゃって見えにくいんで,ちょっとフラッシュを切って撮ってるんですけど.
- 光一
- これ,何ですか?
- 西川
- これ,好きな匂いなんですけど.バニラの.
- 光一
- バニラの香水?
- 西川
- そうそう,そうそう.
- 光一
- 今日は?
- 西川
- 今日は付けてない.あ,でも,えぇと,あ,はい.
- 光一
- なにを言うてんの?
- 西川
- いや,あのね,これね,ボディシャンプーのバニラの香水なんですけど,イギリスで作ってるやつと,USAで作ってるやつとで匂いが微妙に違うんですよ.これはUSAのわうなんですけど,イングランドのほうで作ってるやつは,あんまり良くない.日本で売ってるやつは「British」って書いてあるんですよ.だから,それはあんまり僕は好きじゃなくて,USAで作ってるほうが好きです.で,次.
- 光一
- なんか,女性みたいですね.
- 西川
- あ,クタケン.あんまりほら,ホテルとかだとツアー中ってそうでしょうけど,なかなかほら,自分の部屋じゃないから,枕が変ると眠れない体質なんですよ.だから,自分の部屋っぽくしようということで積極的にいろんなもの持って行ってるんですけど.そのうちのカーミットとか,このクタケンもそうなんですけど,これ持ってって自分の部屋っぽく.
- 光一
- 男でそんなことする奴いないと思いますけどね.
- 西川
- いや,そうですね,友達はあんまり.いや,まあ,あんまり友達……,これが友達.
- 光一
- 僕はあの,枕あれだけいっぱいあるなら,僕は枕を抱いて寝ますけどね.
- 西川
- でも,なんとなく凹凸があったほうが良くないです?頭がちょうどあそこの額のカーブに沿って頭がのせられるんですよ.
- 光一
- なるほどね.
- 西川
- すごくいいんですよ,これ.すごくいいんです.次.
- 光一
- あ,これはリップクリーム.
- 西川
- これはリップですね.
- 光一
- リップは必需品?
- 西川
- 乾燥肌だし,乾燥しがちなんですよね.で,すぐ荒れるんで.なんかふくらまへんなぁ.
- 剛
- ふくらまないですね.
- 西川
- あ,アヒルちゃん.
- 剛
- アヒルちゃん.
- 光一
- アヒルちゃん.なんか小物系多いですね.
- 西川
- そうですね.前回,クマとかね,テディベアの.これは僕のだからほら,メンバーが何人もいめじゃないですか,ツアーでバックのメンバーもいるんで.
- 光一
- T.M.Revolution増えたんですか?
- 西川
- いや,違うんですよ.だから,僕だけ出てって踊りがね,それは華麗に舞台の端から端まで,あんなふうにビタビタって出来れば楽しい,それはもう舞台狭しと踊り狂うわけですよ.ザッツ・クレイジー・エンターテイメントですよね.それは出来るんですけど,僕一人ではなかなか踊りも拙いヨチヨチ歩きですよ.あんよは上手ぐらいなので,そういう意味では一生懸命演奏してくれるメンバーがいるわけですよ.それでいっぱい荷物があって,僕のだってわかりにくいんで,このマークを付けてるんですけど.
- 剛
- アヒルちゃんを.
- 西川
- そう,アヒルマーク.もうないかな.もうないんですけど,これね,じつは兄弟ができて,ちっちゃいカーミットもあるんで.でね,僕がこれを連れて回ってるでしょ.で,楽屋とかに置いとくんですよ.そうすると,知らないうちにスタッフがいやらしい体勢とかにするんですよ.なんか,自分の足を手で抱えたりとかしてる姿とかになってて.「ええ!?やめてよ!!」とかって.なんかすごい恥ずかしい体勢とかにされてて,すごい辛いことがあるんですけど.
- 剛
- それはよくやりますよね,誰しも.
- 西川
- 誰しもやるんですか?
- 剛
- やるでしょう.
- 西川
- 辛いっスわ.
- 光一
- 家でやってんのちゃいますの?「ほ~ら」とかやってません?
- 西川
- いや,そこまでいくと多分ね,精神的にかなり病んでる人だと思うよ.僕も,いちおうまだ大丈夫だと思います.拓郎さんも一緒にいてくださるし.
- 光一
- 拓郎さんはしませんか?そういうことは.
- 吉田
- はい?
- 光一
- 人形を買ったりだとか.
- 吉田
- ええ,僕しません.
- 光一
- しませんか.
- 吉田
- ええ.
- 西川
- なんだぁ.僕がね.
- 吉田
- 僕,人形なんかいらないもん.
- 西川
- あ,そうか.
- 吉田
- なんだかよくわかんないけど.
- 西川
- いや,今のは多分,見えたんですけどね.僕がいるからっていうことだと思うんですけど.ですよね?
- 吉田
- そうですよね.
- 西川
- ね.
- 剛
- なるほどね.
- 西川
- タクリン.
- 光一
- じゃあ,このへんでガチャガチャマシーンいきましょう.
- 篠原
- 盛り上がってますか!?どっこいしょ.あ,レボレボ.今日はジュースが進みますね,拓郎さん.緊張してますか?
- 吉田
- そうですよ.
- 篠原
- 本当ですか.あ,レボレボですね.もう,いい話で盛り上がってますか?なんでそんなに無視してるんですか?篠原も仲間に入れてください.どうぞ.じゃあ,篠原これの運び係になりますね.レボレボどうですか?調子は.楽しんでますか?
- 西川
- 今日もいつものひもパンかい?
- 篠原
- 何を言ってるんですか!?何を言ってるんですか,違いますよ.ぜんぜん違いますよ.そんな「いつも」なんて,はいてるみたいじゃないですか.
- 吉田
- ぜんぜん違うってなに?
- 西川
- どうも僕.お3人とも思いません?篠原これでこうやって自分のセクシーさを隠そう,隠そうとしてると.
- 剛
- してますね,ほんまに.
- 光一
- ほんまに.
- 篠原
- 違います!! そんな,カメラも下からナメないでください.
- 西川
- もうなんかね,わかってる.気付いてるよ,君の匂いに.
- 篠原
- 何ですか?何の匂いですか?
- 西川
- その飢えたハイエナのような匂いに.
- 篠原
- やめて下さい!! そんな.
- 西川
- 気付いてるよ.言わないだけよ.
- 篠原
- じゃあ,どういう感じがするんですか?
- 西川
- なんて言うのかな?獲物を狩る豹っていうか.こういうもので全て隠そうとして.
- 篠原
- 何にもしてないですよ.
- 西川
- これをどういうふうに使ってるのかなぁ.
- 篠原
- なんですか?そんな恐ろしい.今日はすごい意地悪ですぅ.
- 西川
- 拓郎さんがでもね,ずっとね「今日の下着は何なんだ?何をつけてるんだ?」ってずっと言ってて.
- 光一
- 昨日から言ってましたよ.
- 篠原
- 最近,拓郎さんがすごいなんかいやらしくて.すごいなんか「今日,俺のホテルに来い」とか言うんですよ.何があったかわかりません,さっぱり.何か嫌なことでもあったんですか?
- 西川
- 何が間器怒るかわかってるくせに.
- 篠原
- 拓郎さん,顔が真っ赤ですよ.
- 吉田
- いや,僕,最近,綺麗だなと思うんですよ,君のこと.
- 篠原
- 何ですか!?やめて下さい.もう帰ります.
- 西川
- 可哀想ななんか,いろんなものを多分,背負ってるんでしょうね,あのランドセルに.多分,自分のいろんなものを背負って歩いてるんですよ.
- 光一
- ああやって隠してるだけですね.
- 西川
- ああやって隠してます.自分のセクシャルな部分をね.
- 吉田
- 隠してるわけ?
- 西川
- 隠してます.
- 光一
- いろいろあるわけですね.さあ,このへんでガチャガチャマシーン・アルファいきましょう.
- 西川
- いきましょう! ゴー!!
- 光一
- もう知ってますね.
- 西川
- いきます.ゴー!!
- 剛
- いいから.回していきましょう.
- 西川
- はい,回します.
- 光一
- いろいろな質問がはいってますよ.さあ,今日はどんな質問が入ってるでしょうか.
- 西川
- Yes.
- 剛
- 何が「Yes」なんでしょうか?
- 光一
- 「永遠の美少年ランキングNo.1の西川さんに質問です」.
- 西川
- まあ,美少年っていうか,美少女?
- 光一
- あ,そうやったんですか.
- 剛
- そうですよね.
- 光一
- そうですね.じゃあ,言い直しときましょう.「永遠の美少女ランキングNo.1の西川さんに質問です」.
- 西川
- Thankyou!!
- 光一
- 「一言で言って,昔はどんな小学生だったのですか?」.
- 西川
- 昔?一言で?
- 剛
- 一言では難しいですけどね.
- 光一
- まあ,お得意の.
- 西川
- 「お得意の」って何ですか?
- 光一
- 例え話でもいいですよ.
- 西川
- 例え話?
- 吉田
- お得意の?
- 西川
- 例え話って,今までしましたっけ?
- 剛
- メチャクチャしてますやん.
- 光一
- 比喩表現といいますか,なんと言いますか.
- 西川
- はいはい.そうですね,「お得意の」って言われると,すごい身につまされる.
- 光一
- 僕あの,メガネかけてマッシュルームカットみたいのは見たことあるんですよ.
- 西川
- はいはい.あれはどういうんでしょうかね?あれは僕じゃないですね.
- 光一
- あれは違いますか?
- 西川
- 僕まだだって,一昨年ぐらいですもん,この星に来たの.
- 剛
- 一昨年ぐらい?
- 西川
- 正味まだ本当に2年3年経つか経たへんかぐらいですね.
- 剛
- 最初は東京じゃなくて?
- 西川
- ええ,東京じゃなかったですね.最初ね,長野に.着陸したのは長野で.長野五輪をやろうっていいだしたの,僕だったんで.そういうのがあって.
- 剛
- 「ちょっとやったほうがいいんちゃうか?」っていう.
- 西川
- だから,僕が着陸したところをウマく使ってね,スラロームとかそういうところを作っていこうやないかっていうことを知事とかと話して.
- 吉田
- スラローム?
- 光一
- あれ,メーターを長くせなあかんっていう問題が起きてますけど,あれどうなんですか?
- 西川
- いや,あれはだから,僕の基地まで行くかどうかっていう問題.
- 光一
- あ,そういうことやったんですね.
- 吉田
- どっから来たの?
- 西川
- ……テキメキ星.
- 剛
- え?どこですか?
- 西川
- テキメキ星.
- 光一
- テキメキ星?
- 西川
- テキメキ星.
- 光一
- どういう?
- 剛
- テキメキ星?
- 西川
- あのね,地球からではあんまりよく見えないんですけど.
- 光一
- あ,見えないんですか.
- 西川
- 僕には見えてますよ.
- 剛
- あ,もう常に.
- 西川
- たまに,例えばほら,ウルトラ文字とかあるじゃないですか.ああいうのでお母んから,母親,ママちゃんから.ママちゃんっていうとまたなんか違うなぁ.なんかどっかのクラブのママみたいだな.あのね,まあ母リンから.
- 剛
- テキメキの母.
- 西川
- そうそう,テキメキの母からなんか「そろそろ洗濯しぃや!」とかっていうのが空にバァーっと.みんな見えてませんよ.みんな見えてません.
- 剛
- もうそれは西川さんだけが.
- 西川
- そう.
- 光一
- ああ,なるほど.
- 西川
- 「玉葱切る前に,一回ちょっとレンジでチンしたほうがええで」とかっていうのを.
- 剛
- 出るわけですね.
- 西川
- 「そうしたら,あんまり泣かんで済むから」っていうような長い文章が.
- 剛
- ガァーッと.
- 西川
- そう,ブラジルあたりから.
- 光一
- なるほど.テキメキ星から一昨年ぐらいに着陸したばっか.
- 剛
- 長野に降りて,長野から,例えば直で東京ですか?どっか寄らなかったんですか?
- 西川
- えぇと,そうですね,蒲郡のほうとかに.わからへん.どこ?それ.
- 剛
- いや,僕らはわかんないですね.
- 西川
- そうです.で,東京.
- 剛
- もう,直で東京?
- 西川
- えぇと,東京.
- 剛
- 東京に来て.
- 西川
- ずっと東京.
- 剛
- ずっと東京でいろいろと仕事やって.
- 吉田
- その関西弁はどこで?
- 剛
- それはどこで覚えたんですか?
- 西川
- あ,あの,最初に友達になった牛が.
- 光一
- 牛が?神戸牛かなんか?
- 西川
- そうそう,そうそう.
- 光一
- なるほど.神戸牛やったんや.
- 吉田
- 最初に友達になった牛?
- 西川
- ええ,牛が.
- 光一
- なるほどね.家族構成は?
- 西川
- 家族構成?だから,妹2人と父,母と牛.
- 光一
- 牛はもう家族だと.
- 西川
- もう家族みたいなもん.すごいもっと仲良くなろうよっていう.
- 光一
- 「今年一番最も急速に売れちゃったでしょうランキングNo.1の西川さんに質問です」.
- 西川
- なんかひどい言われようですね.ポッと出みたいな言われようで.猿岩石ちゃうねんから.
- 光一
- 「売れっ子になって初めてわかった苦労は何?」.売れっ子になって初めてわかった苦労.
- 西川
- いやでも,売れてないっスよ.
- 剛
- いや,メチャクチャ売れてはりますがな.
- 西川
- いや,ぜんぜん,ぜんぜん.だって,二人とかすごいと思うもん.
- 剛
- 僕ら,すごい地味な生活してますよ.
- 西川
- 僕もすごい地味ですよ.
- 剛
- 昨日何や?コンビニ行ってにゅう麺とかいうの買って食べましたけど.
- 西川
- 暖かい食事じゃないですか.
- 剛
- そんなん食うてるんですよ.
- 西川
- 僕なんか,もう毎日出てくるの冷やご飯ですよ.僕,朝炊いたご飯を,あんまりジャーに入れたまんまにしとくとカチカチになるからと思って,線抜いて.帰ると冷たい御飯になってるわけですよ.それをよそって.で,上に湯気が垂れたりして,真ん中のほうだけグチョグチョになってるんですよ.それだけうまいことよけて.
- 光一
- まあ,その点はね,拓郎さんはカヨさんがいますからね.
- 西川
- いいですよね.
- 剛
- いいですよね.いつも美味しい御飯食べて.
- 光一
- お料理の勉強もなさってることですし.
- 西川
- お綺麗なのがいいですよね.
- 剛
- 僕,昨日の夜,栗まんじゅうですよ.
- 西川
- うそ!?
- 剛
- ええ.お金がないとかそういうんじゃないですけど.
- 西川
- わかってます,わかってます.いやでもね,すごくわかりますよ.僕も昨日イクラおにぎりだけですもん.
- 光一
- 豪華じゃないですか.
- 剛
- イクラって豪華ですよね.
- 西川
- なんかコンビニのやつですよ,それ.そういう.でも,なかなか外とか御飯食べに行けないでしょ,二人とも.
- 剛
- 行かないですね.まあ,行くのが面倒臭いです.
- 西川
- ああ,なるほどね.
- 光一
- だから,そういう西川さんもね,外歩いてバレちゃったりすることもあると思うんですよ.そのへんの苦労とか.
- 剛
- ないですか?なんか.素人さんとすれ違った時にアクシデントが.
- 西川
- でもね,今ちょうどツアー中だったりとかして,ライヴ終ってからみんなで御飯食べに行ったりとかするじゃないですか,スタッフとかと.で,御飯食べてて,正面に座ってるスタッフが「後ろ向いてみ,後ろ向いてみ」っていうから,パッと見たら,真似してポーズとりかけてるやつがいた時ありましたけどね.そうなってるところで振り向いたもんだから.
- 剛
- あ,いちおうやっぱり恥ずかしいんですね,本人に見られて.
- 西川
- 申し訳ないなっていう気持ちはあるんでしょうけど.だったらやめてくれ,みたいな.それ,猪木さんの隣で真似してるのと一緒だと.
- 光一
- なるほどね.そういうことがあったり.
- 西川
- でもまあ,嬉しいですよ.
- 光一
- そうですよね.
- 剛
- そういうのはね.
- 光一
- さて,「学芸会でハクビに乗った……」.
- 西川
- ハクビ?
- 剛
- ハクビってなに?
- 西川
- ハクビ?ハクビ?
- 剛
- ハクビ?
- 西川
- ハクビ?ハクビ?ハクビ?手首?ハクビ?歯茎?
- 光一
- ええっちゅうねん!! いくで.「学芸会で白馬に乗った王子が似合う男ランキングNo.1の西川さんに質問です」.………これは,俺でしょ.
- 光一
- 自分で言うな.
- 西川
- 僕はどちらかっていうとカボチャに乗ったお姫様No.1だと思いますけどね.
- 光一
- そうですね.それはそうですね.
- 西川
- 本当,歌姫ですから.ぜひ迎えに来て下さい.
- 光一
- 「今までに自分より美しいと感じた男はいますか?」.
- 剛
- 誰でしょう?
- 西川
- 美しいと感じた男性?
- 剛
- 「こいつはなんて美しい顔してるんだ」って.
- 光一
- いちおうSHAZNAも男ですから.
- 剛
- SHAZNAもって.
- 光一
- ね,ジャ………,拓郎さん.今,俺,拓郎さんに「ねぇ,ジャニーさん」って言いそうになっちゃって.
- 西川
- あかん,あかん.こわい,こわい.
- 剛
- 言って欲しかったな,それ.いや,でもね,学校の先生とかにね,言いそうになる時あるのよ.
- 光一
- あるな.
- 西川
- あ,先生に?
- 剛
- まあだから,最近はジャニーさんにあんまり会わないんですよ.でも,ジャニーさんにお世話になってて,ちょっといろいろ面倒みてもらってた時期とかって,「ジャニーさん」「ジャニーさん」「ジャニーさん」っていう生活なんですよ.
- 西川
- 連呼.
- 剛
- 1秒空いたら「ジャニーさん」だったんですよ.
- 光一
- そうやね.
- 剛
- で,学校でなんか「あ,ちょっと先生」っていうの,「あ,ジャ……,先生」みたいな.
- 西川
- なるほどね.
- 剛
- まだ「ジャニーさん」って呼んだことないですけど.一回,お母んのこと「ジャニーさん」っていうのあったんですよ.うちのお母んヨウコですから,ぜんぜん違うんですけど,「あ,ジャニーさん」って.
- 光一
- 「どこにジャニーさんがおんねん!」みたいな.
- 剛
- あれは恥ずかしかった.ほんまお母ん,ごめんな.
- 光一
- それは恥ずかしいな.誰かいますか?「この男は」っていう.
- 剛
- 「この男はちょっとヤバいんちゃう?」みたいな.
- 光一
- 「この男なら抱かれてもいいな」っていう.
- 剛
- いました?
- 西川
- いや,どうでしょうね?
- 光一
- やっぱり自分が一番やと?
- 西川
- まあ,でもね,みんなやっぱりね,変な話ですけど女性とかね,よく例えばね,女性の好みとか聞かれたりするじゃないですか.でもね,幸か不幸かこうやっていろんな方にお会いできるわけじゃないですか,女性の方とかもね.
- 光一
- そうですね.
- 西川
- みんな可愛いでしょ?で,よくそんで「タレントに例えると」とか下世話な話とかされるじゃないですか.言われへんて.全部可愛いもんね.っていうのと同じように,こうやって会ってると男性とかもそうですけど,自分にないものを持ってる人とかって,綺麗とかそういう表現とかじゃなくて,「この人ってすごいカッコいい」っていうか.生き方としてカッコいい部分であったりとか,そういうとこは,なんかすごく惹かれたりとかしますよね.
- 光一
- じゃあ,顔に関しては見境ないっていうことですね.
- 西川
- いや,あの,見境がないっていうか,その言い方が.っていうか,無頓着.
- 光一
- 無頓着.
- 西川
- っていうか,それよりやっぱりあるじゃないですか,会って「あ,この人とはすごい長い付き合いが出来そう」とかそういう.
- 光一
- ああ,フィーリングですね,いわゆる.
- 西川
- そうそう,そういうもののがすごく.感じません?
- 吉田
- はい.
- 西川
- 僕はすごく拓郎さんに感じましたよ.
- 吉田
- ええ,僕も本当にずっと感じてました.ありがとうございました.
- 光一
- この二人はいい関係なんですよね.
- 剛
- 足絡めてましたからね.
- 光一
- じゃあ,このへんで続いてLOVE LOVEな歌に.
- 西川
- なんか,そそくさと僕をどっかへやろうと.
- 光一
- いやいや,30分番組ですもん.
- 剛
- いや,っていうか,そろそろテキメキ星に帰らなきゃいけないですね.
- 西川
- え?
- 剛
- さっきもう「西川出し」って書いてありましたよ.「テキメキ星」って.
- 西川
- わかりました.
- 剛
- テキメキ星に帰らないと.
- 西川
- はい,わかりました.
- 光一
- LOVE LOVEな歌にいきましょう.
- 西川
- ずんっ.
- 光一
- あ,小泉今日子さん.
- 剛
- 「なんてったってアイドル」.
- 西川
- はい.どうですか?
- 光一
- あ,自分はアイドルやと言いたい?
- 西川
- っていうかね,この曲って,よく出来てるところがありましてですね.なんかね,すごく曲も当然いいんですけど,歌詞の部分とかもすごく皮肉っぽいっていうか,洒落が効いてるというか.なんかだって,すごく面白いというか,小泉今日子さんが歌うから面白かったというか.この頃まだ中学3年生ぐらい.
- 吉田
- その頃ってまだレコード盤?
- 西川
- まだそうですよ.だって'85年ですもん.
- 吉田
- 最近見なくなりましたよね.
- 西川
- そうですね.でもまあ,アナログ作ったりする人いますけどね.
- 吉田
- 本当.
- 西川
- で,小泉今日子さんて,最初デビューした当時,髪の家ちょっとセミロングみたいな感じだったんですけど,なんかね,ガッとイメージがデビュー当時とすごい変って.
- 吉田
- いや,すごいカッコいい曲だったです.
- 西川
- ね.筒見京平さんで.
- 光一
- 西川さんはアイドルですか?なんですか?
- 西川
- いや,アイドルですよ.だからこその曲ですけど.「なんてったってアイドル」ですもん.
- 光一
- 自分にピッタリやと.
- 西川
- そうそう,そうそう.僕じゃないと.今,多分ね,キョン2以外……,古ぅ,古ぅ.
- 光一
- キョン2?キョン二乗.
- 西川
- カッコ悪いなぁ.今の絶対つまんで下さい.小泉今日子さん以外でこの曲が歌えるのは,もう僕しかないなと.
- 剛
- 「俺がいかなあかんやろ」と.
- 西川
- そう.もう「俺が斬らねば誰が斬る」.
- 吉田
- それ,古い.
- 西川
- それも古いですね.時代劇とか好きだったんですよね.爺ちゃんと一緒に暮らしてたから.
- 吉田
- 「俺が斬らねば」?
- 西川
- そうそう.
- 光一
- 難しい言葉知ってますもんね.それはお爺ちゃんの.
- 西川
- お爺ちゃんのせいだと思うんですけど.でもね,本当にこの曲の洒落っ気の効いたところをですね,今改めて聴くとまたすごい新鮮なんで,ぜひみんなに聴いてもらいたいなということで歌わせて下さい.
- 光一
- わかりました.今日は僕らも一緒に歌わせていただきます.
- 西川
- ぜひ,お願いします.
- 光一
- それではスタンバイよろしくお願いします.
- 西川
- お願いします.
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