ご挨拶
いつも天華百剣 -斬-をお楽しみいただきありがとうございます!
プロデューサーのナカムラケンタロウです。
先日はコミックマーケット94に企業出展させていただき、盛況のうちに終えることができました。ありがとうございました!
今回のプロデューサーレターは「特別編」としまして、最初に8月後半の予定を簡単に紹介した後、今後のバトルの調整方針について説明させていただきます。
前回のプロデューサーレターでは、たくさんのコメントをいただき本当にありがとうございました。特に今後のバトルについては改善することだけを明言してその方法について具体的に触れなかったため、ご心配をおかけしてしまいすみませんでした。
それを受けまして、今回は今後のバトルの調整方針について具体的に説明させていただきます。途中に説明画像を多く使っていますので、それらをざっと見るだけでもある程度の内容はわかるようにしています。
なお、先日ご協力いただいたアンケートの結果については、来月に改めてご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
8月の予定について
まず最初に8月後半の更新情報を簡単にお知らせさせてください。
8/13(月)
天華百剣 -斬-公式サイトで、ロード中の1コマ漫画のギャラリーページ公開
https://tenkahyakken.jp/zan/special/comic/
8/16(木)
・14:00よりロード中の1コマ漫画に新作が追加
・15:00より掃討特務(衣装イベント)「白波弾く微笑の花」開始
8/23(木)
・討伐特務「煉獄島の決戦」開始
・装備強化応援キャンペーン開始
8/28(火)
・通常任務「外伝」の5〜6章公開
・デイリーミッション変更予定(※)
8/29(水)
・巫剣育成応援キャンペーン開始
・CDリリース記念ログインボーナス開始
・デイリーログインボーナス変更予定(※)
※デイリーミッションの討伐勲章が雫の器に変更され、ログインボーナスの中に討伐勲章が入るようになります。特にデイリーミッションの変更はその日のログイン時間の影響をうけますので、事前のお知らせをご確認ください。
8/30(木)
・「大絢爛祭」開始
・共闘任務更新(要石防衛戦)
なお、これらは8/14時点の予定になります。
各項目の詳細情報はゲーム内のお知らせをご確認ください。
8/13(月)
天華百剣 -斬-公式サイトで、ロード中の1コマ漫画のギャラリーページ公開
https://tenkahyakken.jp/zan/special/comic/
8/16(木)
・14:00よりロード中の1コマ漫画に新作が追加
・15:00より掃討特務(衣装イベント)「白波弾く微笑の花」開始
8/23(木)
・討伐特務「煉獄島の決戦」開始
・装備強化応援キャンペーン開始
8/28(火)
・通常任務「外伝」の5〜6章公開
・デイリーミッション変更予定(※)
8/29(水)
・巫剣育成応援キャンペーン開始
・CDリリース記念ログインボーナス開始
・デイリーログインボーナス変更予定(※)
※デイリーミッションの討伐勲章が雫の器に変更され、ログインボーナスの中に討伐勲章が入るようになります。特にデイリーミッションの変更はその日のログイン時間の影響をうけますので、事前のお知らせをご確認ください。
8/30(木)
・「大絢爛祭」開始
・共闘任務更新(要石防衛戦)
なお、これらは8/14時点の予定になります。
各項目の詳細情報はゲーム内のお知らせをご確認ください。
今後のバトル環境の調整方針について
今回、バトルの調整方針について説明させていただく資料をご用意しました。
その内容に沿って下記のような順番で説明させていただきます。
1.現状の問題点について
2.バトル環境をより良くするための方向性について
3.前提となる仕様(2つの属性)について
4.今後のバトル環境をより良くするためにプロデューサーとして考えていること
5.スケジュール
6.おまけ(+αで考えていること)
なお、資料の全容は下記からご覧いただけます。興味がある方はこちらもご確認ください。
【バトル環境の調整方針について 資料】
(画像が多く約10MBのデータ容量になっていますのでご注意ください)
1. 現状の問題点について
2. バトル環境をより良くするための方向性について
いま考えている調整の方向性は「剣技以外に新たな軸をつくる」というものです。
現在のバトル環境は、活躍できる条件が「剣技が高いこと」の「1つだけになってしまっていること」が大きな問題だと考えています。ですので「活躍できる条件」を増やすことでバトルの戦略の幅を広げ、今まで活躍できなかった巫剣ちゃんを活躍できるようにしたいと考えています。
なお、先月のプロデューサーレターではこの「剣技そのものを調整することはしない」ということを明言しなかったため、ご心配をおかけしてしまいすみませんでした。
そして、今後のバトル環境において「剣技」と並ぶ攻略の軸として設定したいものは「敵の弱点属性」になります。
「弱点属性??」と感じられる隊長さんもいらっしゃると思いますので、この後、天華百剣 -斬-で設定されている「2つの属性」について説明させていただきます。
3. 前提となる仕様(2つの属性)について
まず最初に、天華百剣 -斬-には「2つの属性」が存在します。
巫剣属性
1つめは「巫剣属性」と呼ばれるもので、巫剣ちゃんそれぞれに設定されている「仁・義・礼・智・信」の5つになります。
巫剣属性は「一致する刀装の効果が高くなる」や「バトル中、強化系の技やリーダー効果の属性が一致すると効果が高くなる」などのメリットが設定されています。
なお、よく見かける「仁は義に強いが信に弱い」といった「すくみ」の関係性は設定されていません。
巫剣属性は「一致する刀装の効果が高くなる」や「バトル中、強化系の技やリーダー効果の属性が一致すると効果が高くなる」などのメリットが設定されています。
なお、よく見かける「仁は義に強いが信に弱い」といった「すくみ」の関係性は設定されていません。
技属性
2つめの「技属性」は、多くの得意技や装備技、奥義に設定されている「風、水、土、火、闇、雷…」などの属性のことを指します。
そして、敵には「弱点となる技属性」が設定されており、弱点属性で攻撃すると「WEAKNESS」が表示されダメージ量が通常よりも大きくなります。
たとえば「任務>特別任務>訓練場」で戦うことができる「巻藁」には「火」が弱点として設定れていますので、城和泉正宗の得意技(技属性:火)で攻撃すると「WEAKNESS」が表示されます。
なお、技属性も「すくみ」の関係性は設定されておらず、敵にあるのは「弱点属性」のみになっています。

※禍憑には彼岸五将をトップとする系統があり、その系統によって弱点属性が設定されています。
そして、敵には「弱点となる技属性」が設定されており、弱点属性で攻撃すると「WEAKNESS」が表示されダメージ量が通常よりも大きくなります。
たとえば「任務>特別任務>訓練場」で戦うことができる「巻藁」には「火」が弱点として設定れていますので、城和泉正宗の得意技(技属性:火)で攻撃すると「WEAKNESS」が表示されます。
なお、技属性も「すくみ」の関係性は設定されておらず、敵にあるのは「弱点属性」のみになっています。
※禍憑には彼岸五将をトップとする系統があり、その系統によって弱点属性が設定されています。
4. 今後のバトル環境をより良くするためにプロデューサーとして考えていること
ここまでに今後バトル環境を調整していく方向性として「剣技そのものの調整は行わない」とした上で、「技属性」という属性に注目するということをお伝えしました。
それを踏まえて、今後バトル環境をより良くするためにプロデューサーとして考えていることを説明させていただきます。大きく次の5つのポイントになります。
①バトルで活躍するための軸を「技属性」と「剣技」の2つに増やします。
②通常攻撃に「技属性」を付与できる刀装を追加します。
③刀装で付与する「技属性」の効果は剣技の数値が低い巫剣ほど高い効果を得られるようにします。
④巫剣専用の刀装をつくり、その巫剣の伸ばしたい要素や足りない要素を追加します。
⑤ボスの種類を増やすことで、活躍できる巫剣の幅を広げます。
それを踏まえて、今後バトル環境をより良くするためにプロデューサーとして考えていることを説明させていただきます。大きく次の5つのポイントになります。
①バトルで活躍するための軸を「技属性」と「剣技」の2つに増やします。
②通常攻撃に「技属性」を付与できる刀装を追加します。
③刀装で付与する「技属性」の効果は剣技の数値が低い巫剣ほど高い効果を得られるようにします。
④巫剣専用の刀装をつくり、その巫剣の伸ばしたい要素や足りない要素を追加します。
⑤ボスの種類を増やすことで、活躍できる巫剣の幅を広げます。
①「技属性」と「剣技」
ここでは「バトルで活躍するための軸を2つに増やす」ということがどういうことなのか説明させていただきます。
現在のバトル環境では「剣技」のパラメータが「クリティカルの発生率」と「クリティカル時のダメージ量」の両方に影響を与えています。ですので、剣技が高ければ高いほどクリティカルがより多く発生し、そのクリティカルで与えるダメージ量も大きくなります。
その結果として「一定の時間内に与えられるダメージ量」は、剣技が高ければ高いほど大きくなり、その状況が「剣技が高いこと」が「バトルで活躍するための条件のようになっている」と言われる所以です。
そのような状況に対して「一定の時間内に与えられるダメージ量を大きくする手段」を剣技以外にも増やすことができると、剣技が高くない巫剣ちゃんが活躍できるチャンスが増えることになります。
その手段の1つとして「技属性で敵の弱点属性をつく」ことがバトルで活躍するためのもう1つの軸となる状況をつくりたいと考えています。
②通常攻撃に「技属性」を
現在「技属性」は基本的に得意技や装備技、奥義にしか設定されていません。それを通常攻撃で技属性によるダメージを与えられるようにしていきます。
①で「一定の時間内に与えられるダメージ量」がバトルで活躍する上で重要であることを説明しました。「技属性」によって「一定の時間内に与えられるダメージ量」を増やすためには、通常攻撃でも技属性の攻撃ができる必要があります。
通常攻撃でも技属性のダメージを与えられるようになることで「一定の時間内に与えられるダメージ量」が増え、「技属性」が「剣技によるクリティカル攻撃」と並ぶバトルで活躍するための軸になる条件が整うと考えています。
③「技属性」の設定方針
「技属性」を剣技と並ぶ「バトルで活躍するための軸」にするために必要なものが③の設定方針になります。
新しく「技属性」で「一定時間内に与えられるダメージ量」を増やしたとしても、それが剣技の高い巫剣ちゃんほどダメージ量が大きいと、今と状況は大きく変わりません。
逆に「剣技の低い」巫剣ちゃんほど技属性のダメージ量が大きくなるように設定することで、より多くの巫剣ちゃんに活躍のチャンスが増えると考えています。
・剣技の高い巫剣ちゃんはクリティカルのダメージ量がより大きくなるように装備を整えてバトルを行う。
・剣技の低い巫剣ちゃんは技属性のダメージ量がより大きくなるように装備を整えてバトルを行う。
・剣技の値が中間くらいにある巫剣ちゃんは、クリティカルか技属性のどちらかのダメージ量が大きくなるように装備を工夫してバトルを行う。
バトルで活躍するための軸を2つにすることで、このような状況を実現していきたいと思っています。
④巫剣専用刀装
①〜③の方針で、全体としてバトルにおける巫剣ちゃんの活躍の幅を広げる方法について説明させていただきました。それを踏まえて、それぞれの巫剣ちゃんがさらに活躍できるように「巫剣専用の刀装」を追加したいと考えています。
巫剣専用の刀装とは、特定の1振の巫剣ちゃんが装備するとMAXの効果が得られるような刀装で、パラメータの個別調整や「加護」によって様々な追加効果が設定可能になります。
また「巫剣専用の刀装」と「能力開花 極」を合わせることで、巫剣強化の完成形を目指しています。もしこの2つの強化を組み合わせて最大の効果を得られていないと判断した巫剣ちゃんがいれば「能力開花 極」のパネルの内容も再検討いたします。
そして将来的には「巫剣タイプ別の刀装」や「レアリティ別の刀装」などもつくり、SRの遠当タイプなど現状の環境では活躍の場が少ない巫剣ちゃん達を救済していきたいと考えています。
⑤ボスの開発
最後に、ボスの開発状況についての共有です。
バトル環境の調整に先駆けて、新ボスやver.違いのボスの開発を進めています。
まず単純にボスの種類が増えることで、活躍できる巫剣ちゃんの幅が増えるはずです。
さらに現在の「バトルで活躍するための軸」が剣技1つだけの状態から、剣技と技属性の2軸に増えることで、2つの軸でボスを設定することが可能になります。
(具体的には「6.おまけ(+αで考えていること)」のパートで説明させていただきます)
またそれとは別にプレイヤースキルを駆使しないと倒せないような、より倒し甲斐があるボスを開発したいという思いも持っていますので、開発チームと共に模索を続けたいと思っています。
5. スケジュールについて
6. おまけ(+αで考えていること)
最後に、今後の方針を踏まえて、いま+αで考えているボスの調整方針についても簡単に紹介させていただきます。
まず今は「バトルで活躍するための軸」が1つしかないため、ボスの設定の幅が少ないという状況です。それは上の図でいうと、一番左側の1種類しか設定方針がない状態だと言えます。その結果、ボスは「クリティカル耐性」を高めに設定することで、基本的に全ての巫剣ちゃんが苦戦するような設定になっています。
そのような状況に対して「バトルで活躍するための軸」が「剣技」と「技属性」の2つになることで、
・剣技に寄せた設定のボス
・技属性に寄せた設定のボス
・どちらにも寄せない設定のボス
といった感じで調整の幅が広がっていきます。
たとえば剣技に寄せたボスだと「クリティカル耐性がない代わりにHPや防御力がとにかく高い」といった方向性になったり、技属性に寄せたボスだと「クリティカルが一切効かない」といった方向性が考えられます。
さらに、クリティカルも一切効かず、弱点属性も設定されていないボスといった方向性も可能になるため、より戦略的に装備や編成を考えられるようになるはずです。
そのような状況を簡単に図示したものが↓の画像になります。
このように、今後は(特に「討伐特務」で)ボスや敵の状況に合わせて最適な巫剣と装備、編成を考えて挑む要素を増やしたいと思っています。さらに他にもいい方法がないか検討中です。
最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!
現時点で考えている方向性の全体像を説明させていただきました。
丁寧な説明を心がけたつもりですが、わかりにくい箇所、さらなる説明が必要な箇所などありましたら「メニュー>お問い合わせ>ご意見・ご要望」のフォームからご要望いただければと思います。また今後のバトルについてのご意見やご提案も頂戴できれば嬉しいです。
頂いたご質問やご意見などに対する返答や開発の進捗は、プロデューサーレターなどを通じてご報告させていただきます。
その他にも各所でいただいたご意見やご提案などは確認させていただいております。直接コメントしたり返信することが難しいこともあり、この場を借りてお礼申し上げます。
最後になりましたが「天華百剣 -斬-」がこれからさらにおもしろいゲームになって、もっともっと盛り上がっていけるよう、チーム一同、精一杯がんばります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。