みなさんはバスケタリーというものをご存知だろうか。バスケタリーとは文字通り、かご、あるいはかごの技法などという意味を持つが、立体の編み組みで作られたかごや網類などの道具、または葉や枝で作られた家、壁やツルで作られた橋なども含む場合もあるという。今回はそんなバスケタリーの作り方を紹介したい。
動画内で紹介されているのはその中でもベーシックなバスケット(かご)の作り方だ。素材に用いられるものは天然素材に始まり、金属片やワイヤー、ビーズなど多岐にわたる。その中でも天然素材、ヤシの木の繊維を用いる場合はお湯に浸して柔らかくすると作りやすいだろう。あとは型に沿って織っていくのだが、動画内のかごの場合、完成までおよそ2ヶ月かかるという。
かごという本来の枠組みを超えてアートとして昇華されつつあるバスケット。ちなみに、今年の10月には横浜でバスケタリー展という手芸作家、アーティストによる展示会が行われるそうだ。興味のある方は公式サイトやツイッターを確認してみるといいかもしれない。