高層ビルを建てるのに使用されるタワークレーンの作り方を紹介する。
ステップ1 マストを立てる
マストは空に向けてそびえる金属製の支柱で、クレーンを高所まで届ける“芯”にあたる。安定したマストはクレーンと積み荷の重さにも耐えられる。
ステップ2 作業に必要な装備を設置する
昇降フレームは重要な装備。これはクレーンの最上部を取り囲む部分で、マストを昇降し人や機材を運ぶ。クレーンを360度回転させるための装備も必要だ。そこで旋回体と運転席をマストに取り付ける。
ステップ3 アームを設置する
アームはてこの原理を使った仕組みで支点を中心にバランスを取っている。重い物を吊る時は重りで釣り合いを取る。
ステップ4 クレーンを「育てる」
ビルと共にクレーンを高くするにはクレーン上部の昇降フレームを油圧で上げる。そこにマストを継ぎ足し、高さを加える。
ビルが高くなるのに合わせて伸びるタワークレーン。この優れた技術は現代都市を築きあげる過程において不可欠なのだ。