神奈川県で新たに43人が感染 宣言解除後で最多に
2020年7月15日 18時31分
神奈川県などによると、県内で15日、計43人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。緊急事態宣言の解除後で最多。全員、軽症か無症状だが、24人が感染経路が分かっていない。
横浜市は、20代の女性看護師ら12人の感染を発表した。看護師は発症した11日と13日に勤務していた。病院職員ら47人と患者7人を検査している。
県は、多くの感染者が出ている東京都新宿区の劇場で5日に観劇した平塚市の20代女性ら10人の感染を発表した。
相模原市は、東京都内の高齢者施設に勤める50代男性、20代の男子大学生、県内の会社に勤める40代女性の感染を明らかにした。
横須賀市は、都内の建築関係の事務所で働く30代男性、藤沢市は、都内に勤務する20代会社員女性の感染をそれぞれ発表。茅ケ崎市は、30代の自営業男性と無職女性の夫婦と、都内で接客業のアルバイトをしていた10代の女性ら計5人の感染を発表した。
川崎市は、幸区の市立小学校の40代男性教諭ら11人の感染を発表した。男性教諭は11日に感染が分かった宮前区の市立小の50代女性教諭の夫。担任を持たない総括教諭で、濃厚接触者に当たる児童や教員はいないという。
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