オンラインで登記情報を取得できるサービスに不正にアクセスし支払いを免れた疑いで、中国国籍の男が15日逮捕されました。
不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで逮捕されたのは、中国国籍で、西彼杵郡長与町の会社役員 郭 旭 容疑者(43)です。
警察によりますと郭 容疑者は、自身が経営する不動産会社の事務所で、元勤務先の長崎市の不動産会社のIDとパスワードを入力し「登記情報提供サービス」に不正にアクセスしました。
2019年6月から9月の間に279回、登記情報を不正に取得して、利用代金約9万6千円の支払いを免れた疑いがもたれています。
経費の削減が目的とみられていて郭 容疑者は、「まちがいありません」と容疑を認めているということです。
元勤務先のIDとパスワードは、同様の手口でほかに約260万円分が不正に利用されていて、警察は余罪について捜査しています。