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テヒマニ

暮らしにまつわる小さな雑誌「テヒマニ」ブログ。福岡県うきは市を中心に、個人的に配布している小さなフリーペーパーの、配布情報や日々の雑感にまつわるブログです。

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海を見に。

海沿いの温泉にやってきた。もうもうと湯煙の上がるどこかひなびた温泉地。まだ温泉が好きではなかった頃、旅行中に通りがかりその湯煙とかつての繁栄とがぎゅっと凝縮された風情の街並みがずっと心の中に引っかかっていた場所。この街に、海を見にきた。それはもう、衝動的に。時勢を考えると移動することや旅行というものを控えるべきだったかもしれないし、昨日は睡眠も体力も足りていなかったし、翌日の昼には地元で約束もあり、片道2時間の運転をして出かけることなどあまりにも馬鹿げている。けれど、それをせずにはいられない時だった。夕方頃に着き、目の前に海が広がる温泉に入り、地元の良い感じの酒屋でスパークリングワイン、瓶ビールとシードルと栓抜き、店のおすすめの柚子胡椒と酒粕でつけたクリームチーズとウニ豆を買い、防波堤で1人飲む。温泉とアルコールで火照った身体に、海の風が心地よい。瓶ビールはハートランドで、それはこの2ヶ月の間に私が小塩の家で好んで飲んでいたものだけれど、不思議と美味しくなかった。たぶ...

2020.07.15 20:04

庭木のこと

 だんだんと庭の草花が芽吹いたり咲いたりしはじめています。 足元の小さな花々が愛らしくて思わず寝転んで写真を撮りました。やっぱり寝転ぶとふだん自分の見ているのとはまったく違う世界が立ち上ってきます。 オオイヌノフグリ、菫、タネツケバナ、ナズナ、ホトケノザ。 きっと春は足元の世界からやってきて、広がっていくのでしょう。 庭には木もあります。雪柳は六部咲きぐらい。もともと雪柳は好きで今か今かと咲くのを楽しみにしていたのですが、昨日不意に近くを通ったらそのつぼみの描く曲線の美しさや可憐な白さに悶絶してしまいました。桜の蕾はすこし膨らんできて、今は淡い緑に色づいている感じ。紫陽花は芽吹いてきました。 昨日は父と一緒に切った木の片付けなどをしていたのですが、桜や雪柳が自分の家のものになるなんて去年の今頃には思っていなかったねという話になりました。 我が家の桜の木は樹齢40年ほどのものが3本あります。立派かつ枝ぶりというか姿が美しく、今年の開花が待ち遠しくて仕方ありません。これほ...

2020.03.14 00:44

不在

 雪がうっすらと積もった朝、知人の訃報を耳にした。 私はその人ののりが大嫌いだった。仲間内ののりというものを大事にしていて、少し変わった人、つまりコミュニケーションにやや難のある人を馬鹿にしていて、その空気を同じクラスの中に伝播しようとしていた。彼らがバカにしていた中に私は確実に入っていただろう。 人はいくつになっても群れて嘲るという事実は、いつも身にこたえるし慣れることができない。人は人で、個性的なところを互いに認め合うか干渉しないで生きていけると私は信じている。けれど、私のふだんいる場所から一歩踏み出すと、世界はそんなに優しい場所ではないとあらためて教えられる。教えてくれるのはいつも彼のような存在だった。 だからといって、彼自身を嫌いだったわけではない(好きでもなかったけれど)。彼にはある種の繊細さがあった。それは彼の認められたい相手、自分が良しとした仲間の意図に沿った動きをするという繊細さだった。 頭の回転も記憶力もとても良い人だったけれど、それらを自分のもてる...

2020.02.19 15:29

集まりに参加することのまずさ

 このところ、内輪の集まりで人と話し合ったり議論する場に呼ばれることが増えてきました。 あるテーマについて人の意見を聞いてお互いが思うことを話し、そしてお互いの考えを変化させ問題を解決しようとする。そのプロセスはとても気持ちのいいものです。互いの言語的コミュニケーションにより侵食し侵食され、新たなものを生み出しているという感覚。自分やその場にいる人を肯定し、高揚感やかなりの満足感が得られます。 集まりに呼ばれること自体はとてもありがたいことなのですが、私にはそれが短期的なコミュニケーションの快楽を得て満足している、その感覚に私自分自身が酔っている状態なのかもしれないと思うのです。もちろん議題に興味があるから参加しているのですが、集まり会合に呼ばれているということが自尊心をくすぐり、なおかつ自分の言葉が人に聞き入れられているというのはとても蠱惑的な魅力があります。 ですが、参加するために時間を割くこと、議題のために考えること、コミュニケーションのために使う労力、興奮を冷...

2020.02.14 16:52

いい人についてのつらつら。

 あなたは良い人ですか?と聞かれたら、答えは決まっています。「いいえ、絶対にいい人ではありません」と。 そもそもいい人かどうかなんて聞くものでもないし、聞いたところで本音なんて出ないんだろうと思うわけですが、それ自体が私のひねくれた考え方かもしれません。たぶん真正面から同じ質問をされた時に、自信を持って自分自身をいい人と断言できる人はどこかにいて、そしてその人は本当にいい人か人を利用することに長けた悪人でしょう。 私が心の底から「この人はいい人だなあ」と思う人が一人いるのですが、その人は人のことを決して悪く言わず、誰かの問題な行動があったとしても批判的に見るのではなく何かしら事情があるものとして見ています。そんな人の隣にいると、いい人というのはいるもんだなあと思います。ですが、いい人がその心の清らかさに比例するように恵まれているかと言えば決してそんなことなくて、もっともっと評価されたり認められていいのになあと日々悶々としています。完全に余計なお世話なんですけど。 私が...

2020.02.08 16:08

タイムスリップのような日々

 ふと気がつけば、2020年になっているし、その2020年もすでにひと月が経っています。 ふと気がつけばなんて書いてみましたが、前回記事を書いたのは9月のことで、あれから5ヶ月も経っているのですから時間というのはなんとも恐ろしいものです。自分の感覚としてはまるでふっと今という時間の中に放り込まれたような気分です。 もちろん色んなことが起こっていました。古い事務所をリノベーションしていたし、耳納新聞という新しく始めたフリーペーパーを2号分と別冊テヒマニという小冊子を1号作り、事務所のある小塩という集落の方にしめ飾り作りを教わったり、お正月の鬼火焚きの準備などを見させてもらったりと、十分すぎるほど楽しく充実した日々でした。 と同時に、いろんな痛みも多かった日々でした。自分の弱さやずるさとか卑怯なところ、人を傷つけることがあること、人付き合いが苦手なことなどをまた改めて反芻させられたような。 どうやら10月ぐらいからぐっと気分的に落ちこんでいるらしいのですが、今がそこを抜け...

2020.02.03 09:31

非合理にしか生きられない。

 9月12日。 正直、日々の時の経つのの早さにびっくりする近頃です。 最近はここに何かを書くのもめっきりへってしまいました。それは、身の回りの変化が多すぎて、文章を書こうと思えるほどに自分と向き合う時間がとれなかったからなのかもしれません。一時期はほぼ毎日ぐらい更新していたのですから、ずいぶんな変化です。 それに本を読むこともほとんど出来ていないのですから、文章を書く力はかなり鈍くなっているはずです。じゃあ鋭い時があったのかといわれると、なんとも言えないところなのですが。 前回、ここを更新したのは6月3日、3ヶ月前のことです。この3〜4ヶ月に何があったかといえば、5月末にテヒマニの編集室となる物件の交渉に入り、6月末に耳納新聞の3号目を発行、7月は編集室の準備をし、8月半ばにテヒマニvol.4の発行とテヒマニ編集室のリノベーション工事の着工。今現在は耳納新聞4号目の編集が大詰めに入ったところです。 自分からしてみるととっても忙しかったなあと思うわけなのですが、この期間...

2019.09.11 21:55

結局のところは体力。

 近頃、この半年ほどの出不精が嘘みたいに動き回っています。自分でもちょっとおかしいんじゃない?ってくらい。5月半ばから、テヒマニ4号目の制作が本格化して必要があって街をうろつき出した間に。 ただ面白いのは、これまでのようにどこか衝動に突き動かされるというか、みょうな焦燥感みたいなものが自分の中から消えて、自分自身がのびやかに、肩の力が抜けてきた感じがあります。ただ動く時はよく動き、動かない時は徹底的に動かない、という基本的なスタンスはさほど変わらないんじゃないかなぁとも思っています。私はわりと好不調の波が激しいので。 世間的には、体調にしろ精神的にしろ安定していないというのは、あまり口にしてはいけない空気があります。以前働いていた職場の同僚は、体調が悪い人のことや精神的な問題がある人のことを忌み嫌っていたし、ただそれだけのことで馬鹿にしていました。 でも私にしてみれば、好不調なんて人間誰しもあるはずなんだから、誰かが調子が悪い時は気兼ねなく休んで欲しいし、休んだってあ...

2019.06.03 01:47

歯車が噛み合う。

 変化が起きるときには、不思議と一気に起きる。それはまるで何か初めから決まっていたかのように。 この半月ほどの間に、ずいぶんとめまぐるしくいろいろなことが起こり、私の中のいろいろなことが劇的に変わりました。まるでドミノ倒しのように、まるでこの半年ほどの時が止まっていた分を一気に取り戻すかのように。自分の価値観が揺さぶられることがさまざまに起きました。 たぶん、一番の変化は昨日の夜から今朝方にかけて。 素晴らしいアートを見たことによって深く自分自身と向き合い、自分の人にしてしまった罪や自分の受けるべき罰、そしてこれから自分自身がどうあるべきかということにようやく結論が出たのです。  私はこれまで、自分の熱や力を活かしきれていない、どこか歯車がうまくかみ合わず生きづらいと思うことがよくありました。そして、この歯車さえ噛み合えばうまくいきそうなのに、と。 さまざまなことが起こり、その間に多くのものを失いました。たぶん、信頼がその最たるものでしょう。 私は善人面をしているけれ...

2019.05.26 23:43

湧水池に、ふらりと。

 ふらりと、大分のとある湧水池に行ってみました。 川や湖や海といった水のある風景が好きで温泉も好きだったので、ゴールデンウィークが始まるまえにほんの出来心で行ってみたのです。 そうしたら湧水の美しさはもちろんのことでしたが、あまりにも美しい川と、それを支える原始林がそれはそれは素晴らしく、九州に来てはじめて心の底から好きな森を見つけました。感じとしては奥入瀬渓谷や上高地、奥日光の戦場ヶ原の入り口あたりの雰囲気と似ています。 あまりにも好きすぎるので思わず母を連れて行きたくなり、ゴールデンウィーク中にもう一度行ってしまいました。母は今度は父を連れて行きたいと言っています。 あまりにも素敵な場所を見つけた時、身近な人に見せたいと思うのかもしれません。 この湧水池の入り口には、湧水池散策や登山をしに来た人々に向けた茶屋が2軒あります。入り口に近いお茶屋さんには鴨の炭火焼や鴨ロースの炭火焼、鴨入りの炊き込みご飯、自家製のきび団子など、すこしだけ珍しいものが売られていました。&...

2019.05.14 16:15

旅先で本を読む。

 雨が降り、いよいよ桜の季節も終わりそうです。 先日、ひさしぶりに本を読みました。 2日の間に文庫本2冊。どちらもエッセイで、眉間に力を入れて読まなければいけない類のものではなかったのですが、しばらくしっかりと本が読めていなかったのでとても新鮮で、本を読むのが楽しいと感じるのは、たぶん半年ぶりぐらい。 エッセイではありましたが両方ともページをめくる手が止まらないほど面白く、だいぶ間が空いたというのに没頭できることがとても不思議な感じでした。(その書名などについては、テヒマニvol.4の企画内でご紹介する予定です) その2冊とも旅先で読みました。以前にも書いたのですが、旅先で本を読むのが好きです。 観光地ではない場所に、快適そうな安宿を見つけてできれば2泊し、ただひたすら本を読む。そんな旅が理想的です。海か川か湖が見えるところで、欲を言えば温泉があって。 準備段階で一番わくわくするのは持って行く本を選ぶ時。いつもいつも到底読みきれない量の本を選んでしまいます。今回は10...

2019.04.10 09:00

新しいフリーペーパーのこと

ここ1週間ぐらい、ぼんやりしています。ぼんやりというのはずいぶん聞こえが良くて、ほんとだらだらしてます。今週中にはテヒマニvol.4の特集の取材に行く予定で、何かと片付けないといけないこともあるのですが、なんとなく気乗りしません。耳納新聞という新しいフリーペーパーの立ち上げがひと段落したので、小休止的に力が入らないのかもしれないのですが、周囲の人たちの忙しさやそれに負けないバイタリティを見ていると、自分のヘタレっぷりを思い知ります。コンスタントに間断なく続けないと、やはりやっていることの質を維持したり上げたりすることができないのは承知なんですが。。。そのためには、体力をつけることが一番大事そうです。まずはお散歩の習慣復活から始めます。さて、とうとつに出した「耳納新聞」。実を言えば、この1年近くは地道にこのフリーペーパーの立ち上げをしていました。発案から企画・編集・発行まで、自分でも驚くほど粘り強かったなあと思っています。ぽっと作ってみたいと言ったことから人を何人も巻き...

2019.04.02 04:01

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海を見に。

2020.07.15 20:04

庭木のこと

2020.03.14 00:44

不在

2020.02.19 15:29

集まりに参加することのまずさ

2020.02.14 16:52

いい人についてのつらつら。

2020.02.08 16:08

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