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孤高の意味と孤高な人の5つの特徴・孤独や一匹狼との違い

初回公開日:2018年01月15日

更新日:2020年05月12日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の意味

憧れる存在だけど、近寄り難い存在の人がいます。一人ぼっちでいるのに寂しさを感じさせない人。真似する事ができないような努力をしんどいとも思わない人。そういう人たちの事を孤高の人と言います。孤高の言葉の意味や、孤独との違いなどを紹介しています。

孤高とは

孤高(ここう)という言葉をご存知でしょうか。なかなか聞きなれない言葉ですが、どういった意味があるのでしょうか。また、孤高な人は、どんな特徴があるのでしょうか。詳しいく見ていきましょう。

孤高の意味

孤高(ここう)とは、自身の考えや信念を貫き、ただ一人でその道を突き進む事です。妥協などを嫌い、名誉や誇りを重んじます。他人が嫌いな訳ではなく、自分は自分という考えが強いので、興味が沸かないことには、干渉する事がありません。 集団の中に居る事を嫌い、一人でいる事を好みます。一人、周りとは違う才能や感性があるので、人を寄せ付けないといった雰囲気があります。

孤高の特徴5つ

孤高(ここう)の人の特徴には、どういったものがあるのでしょうか。意味で紹介したように一人で突き進むことや自分に対して妥協を許さないと言った、人を寄せ付けない雰囲気を持っています。それでは、孤高の特徴について詳しく見ていきましょう。

特徴1:単純に一人でいるのが好き

孤高(ここう)な人は必要以上に誰かと話したりすることを嫌います。話しがかみ合わなかったり、人と話しを合わせたりとするのが苦手なため、単純に一人でいることを好んだりします。しかし、だからといって人と話すのが嫌いなわけではありません。

特徴2:人間関係が煩わしく感じている人

孤高な人は、人間関係がごたごたすることを嫌い、一人孤立すると言った傾向にあります。人間関係に巻き込まれたりすると、自分の感情を抑えることはできなく、うわさ話や悪口といった話に加わりたくないと思っています。

特徴3:自分のリズムで過ごすのが好き

孤高の人は、自分のリズムを崩されることを非常に嫌い、その為一人でいることを好みます。人に合わせて生活リズム崩されることは誰もが嫌いますが、孤高の人は、人一倍ストレスを感じやすく生活リズムを崩されることを嫌います。

特徴4:自分なりのポリシー・美学がある人

孤高の人は、自分なりのポリシーや美徳感覚があるため、周りから変わっている人と思われてしまうことがあります。自分自身に妥協を許さない為、何をやるにも一生懸命に物事に取り組んで行きます。

特徴5:自分がありブレない人

孤高の人は、自分の考えをしっかりと持っている為、他人からいらぬ噂やホラを聞いたとしても信じようとはしません。特徴4で紹介したように、自分なりのポリシーと美学を持っているため、自分の耳と目で確かめるまでは、信じないといった特徴があります。

孤高と孤独の違いは?

孤高という言葉に似ている言葉で孤独という言葉があります。孤独という言葉の意味は、独りぼっち・疎外感・身寄りがない・心を通わせる相手がいないという意味です。 孤高の意味との違いは、意識の違いです。孤独は自身がなりたくてなったものではなく、誰かと一緒に居たいのにいる事ができない。頼りたいのに頼る人がいないなど、自身の意思で一人になったのではなく、とても寂しい思いを抱えている状態が孤独です。

孤高と一匹狼の違いは?

孤高と一匹狼の違いは、どこにあるのでしょうか。一匹狼は、仲間や他人を頼らず独力で行動する人の事を言います。 一匹狼になることは、一種の気づいて欲しいといったアピール「手段」といえます。一方、孤高は、自分をしっかり持っていて相手に押し付けないといった協調性があります。ですので、孤高と一匹狼の違いは、協調性の違いと言えます。

孤高に生きる言葉 アインシュタイン
孤高に生きる言葉 アインシュタイン

孤高な人とは、天才が多いと言われています。その一人が、アインシュタインといっても過言ではありません。こちらの書籍では、世間の常識や権威に臆することなく自分の意見を言い続けたアインシュタインの言葉がつづられています。

孤高の使われ方・類語

孤高の使われ方・類語
※画像はイメージです
出典: https://pixabay.com

孤高と言う意味について説明してきましたが、ではどのように使われているのでしょうか。また、似たような言葉にはどういったものがあるのでしょうか。それでは、孤高の使われ方と類義語について、詳しく説明していきます。

孤高という言葉の使われ方

孤高という言葉を普段では使われることは少ないですが、ではどのように使われているのでしょうか。例として「孤高に生きる」「孤高の存在」などが挙げられます。それでは、詳しく見ていきましょう。

例1:孤高に生きる

アン・ルーニーの著書に「孤高に生きる言葉 アインシュタイン」という本があります。かの有名な科学者、アインシュタインの発した言葉の数々を説明した本です。 アインシュタインは、常識や権力に屈することなく自身の信念を曲げず、自身の言葉を発信し続けました。その言葉たちは今でも人々の心に響く言葉になっています。 周囲の言葉や批判など気にせず、自身を信じ貫き通した姿勢のアインシュタインは孤高の存在だと言えます。

例2:孤高の存在

「私のチームには一人、誰にも敵わないような凄いプレイヤーがいる。彼は学校でも家でも一人ボールを離すことなくひたむきに練習する姿は、まさにチームの孤高の存在です。」 このような例文に例えられるような、人より秀でた才能を持ち合わせ、一人誰よりも理想を目指し努力を重ねる事のできる人が、孤高の存在の意味です。

孤高の類語

孤高とは、自身の考えや信念を貫き、ただ一人でその道を突き進む事をいいますが、それと似た意味をもった言葉に独立独歩といったものがあります。それでは、独立独歩の意味について説明していきます。

類義語1:独立独歩

孤高の類義語に独立独歩といった言葉があります。他人に頼らず、自分の力で信ずる道を進んでいくといった意味があります。その他にも「独立独行」「介立」「独往」などが挙げられます。

他人に頼らず、自分の力で信ずる道を進んでいくこと。

孤高は協調性がないわけではない

孤高な人は、一人でいることを好むため協調性がないと思われがちですが、 実際には、興味があることに関しては、自ら話すといった一面もあり協調性を感じさせられる部分もあります。ですので、孤高と孤独の意味を間違わないようにしましょう。

迎合しなかったり協調性がたりないとは

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