14日、新たに143人の感染が確認された東京都。
2日続けて200人を下回った。
東京都・小池知事「検査を受けていただく数字も上がってきている。そうやって検査を進めることによって、陽性者や無症状の方も確認が取れるという意味で、このような検査態勢ということをさらに拡充していきたい」
感染拡大の阻止が最重要課題となる中、東京では、陽性者と連絡が取れなくなるケースが相次いでいることが明らかになった。
都は、陽性者のうち、入院でも宿泊療養でもないケースを、「入院・療養等調整中」に分類している。
その数は、13日現在で396人。
この中に、ホテルや自宅療養を要請したにもかかわらず、その後、連絡が取れなくなっているケースが含まれているという。
加藤勝信厚労相「われわれも非常に注目をしております。今、東京都に対して、これまでも確認を再三お願いしている」
さらなる感染拡大につながりかねないこの事態について、都の担当者は「陽性が判明した多くの人と連絡が取れないということはない。全体の中ではまれ」と話した。
こうした中、千葉・浦安市の病院では、新たに患者と職員、あわせて8人の感染が確認。
この病院での感染者は、24人となった。
こうしたクラスターは、各地で確認されており、危険な状況が続いている。