外務省は13日、2019年の査証(ビザ)発給統計を公表した。中国人への発給は前年比20%増の653万9083件で6年連続で過去最多を更新した。国籍別で最も多く全体の約8割を占めた。
全体のビザ発給数も前年比19%増の827万7340件で過去最も多かった。日本を訪れる観光客の増加や中国人へのビザ発給要件の緩和などが要因とみられる。
国籍別で2位はフィリピンの43万3583件だった。3位はベトナムの34万4730件、4位はインドネシアの24万8256件が続いた。上位4カ国で件数全体の約9割を占めた。