「シルバーアッシュ。盟友として参戦する。この私を失望だけはさせてくれるなよ。」
真銀斬、银灰兄貴、タワーオフェンス、Tier0、三幻神が一柱、すべてを解決する男。
アークナイツでも随一の性能を誇るシルバーアッシュの紹介をします。
1. 性能
(1)ジョブと攻撃範囲
いわゆる遠距離前衛。目の前1マスまで近距離攻撃、それ以外の攻撃範囲は80%の攻撃力で遠距離攻撃をする。この遠距離攻撃はドローンにも攻撃可能。
(2)スキル
スキル2: 雪境生存戦略
このスキルはいわばモードチェンジで効果は永続であり、再び使用することで元に戻る。使用すると攻撃範囲が縮小し前横の3マスだけになる。特筆すべきはその耐久性で防御力が大幅に上がりさらに毎秒HP回復する。
昇進1Lv1スキルランク1のシルバーアッシュでも防御力350となり、これは同じレベルのビーグルと12しか変わらない。さらに毎秒HP46回復するが、これは未昇進Lv1アンセルの回復を受けている場合とほぼ同じ回復量となる。それでいて前衛らしく高い攻撃力は据え置きだ。
医療オペレーターを添えずとも単独で敵を食い止めるどころか倒すことができ、その分の配置数を他に回すことができる。具体的には昇進1Lv1スキルランク1で伐採者とタイマンしても勝てる。真銀斬が非常に強力なため影に隠れがちだが、雪境生存戦略もかなりの強スキルだ。
スキル3: 真銀斬
シルバーアッシュの代名詞。防御力が大幅に減少するが攻撃力が大幅に上昇し射程が拡大し範囲内の敵3~5体を同時に攻撃する。ドローンにも攻撃可能。敵 wave ひとつを処理できるほどのスキル。あらゆる高難易度ステージの攻略を助けてくれる。
ちなみにスキル特化した場合真銀斬の効果時間が終わってまた90SP貯まるのを待つよりも一度撤退させて再配置した方が早く2回目の真銀斬を使える。再配置まで70秒だが素質で63秒になる。特化1で真銀斬の初期SPは65で発動まで残り25spとなり、そのまま待機した場合より2秒早く2回目の真銀斬だ。特化3なら12秒早い。当然再配置するまでの63秒間穴ができるのでそのカバーが必要となるが。
(3)素質
カリスマによる味方全員の再配置時間-10%は編成に入れるだけで効果がある。攻撃力+10%はシルバーアッシュ自身のみ。
ホークビジョンは迷彩術士などのステルスを無効にし、ブロックしなくても攻撃可能になる。攻撃範囲内は真銀斬の拡大にも反映されるので3マス隣の迷彩術士を攻撃なんてこともできる。
2. 育成コスト
(1)昇進2、Lv1まで
中級作戦記録: 362個
龍門弊: 589841
初級装置: 3
初級エステル: 8
D32鋼: 4
上級合成コール: 6
初級前衛SoC: 5
上級前衛SoC: 4
(2)スキルランク7まで
アーツ学Ⅰ: 10
アーツ学Ⅱ: 24
アーツ学Ⅲ: 8
エステル原料: 6
異鉄の欠片: 4
初級異鉄: 4
初級アケトン: 4
初級源岩: 5
中級糖原: 7
中級エステル: 4
マンガン: 5
3. 総評
☆6ゆえに育成コストは重いが、昇進2で習得する真銀斬が「すべてを解決する」を言わしめるまでの破壊力を誇りその手間を補って余りあるリターンを得られるだろう。
昇進1で習得する雪境生存戦略も強く、これで楽できるステージもある(チェルノボーグ殲滅作戦の上ルートなど)
もし所持しているなら最優先で昇進2を目指したい。
4. プロフィール(ネタバレ含)
(1)人物
本名はエンシオディス・シルバーアッシュ。肩に止まっている鷹はテンジン。
雪深く険しい国土イェラグの由緒ある貴族シルバーアッシュ家の当主にして軍閥カランド貿易のトップ。貿易会社の社長というより派閥のトップと表現するほうがふさわしい。ヴィクトリアで現代的な教育を受けて帰国した後にカランド貿易を急速に発展させた。
シルバーアッシュの目的は政敵の陰謀によって没落した一族の再起と暗殺された両親の仇を討つことだ。両親の死後は名ばかりとなっていた三族議会での発言権はすでに取り戻しており、改革派として他二族の保守派と対立している。カランド貿易で得た巨額の資本を軍事設備や部隊の強化訓練に投資しており、しかもその行方を保守派から隠し通している。そうした策謀を図っていることをロドス上層部の一部は警戒しており、カランド貿易との取引に反対するオペレーターもいる。
ここからは推定だが、シルバーアッシュはイェラグを完全に掌握、支配するつもりでありそのためならば軍事衝突もいとわないだろう。
(2)他オペレーターとの関係
プラマニクス、クリフハートの兄
まだ少年の頃に両親を亡くし家が急速に没落しても耐え忍び妹2人が自立するまで育て上げた。このように仲睦まじい家族だったが、ヴィクトリア留学から帰国したシルバーアッシュの決断をプラマニクスは理解することができず決裂した。そしてプラマニクスは巫女となり公的な場での形式上の挨拶以外に口をきくこともない。
決断をしてからクリフハートに包み隠さず話すこともできず、親代わりにかわいがっていた2人の妹と疎遠になってしまっている。しかし妹を想う気持ちまで消えてしまったわけではなく、クリフハートを鉱石病の治療のためにロドスへ送りさらに自らの護衛であるマッターホルンを付けロドスに妹が馴染めているか気にしている。
マッターホルン、クーリエの主
マッターホルンは代々シルバーアッシュ家に護衛として仕える譜代の臣で本人も幼少期からそれが当然のことと受け止めていた。忠誠心厚くシルバーアッシュの最も信頼する部下の1人だ。
クーリエにとってシルバーアッシュは遭難した自分を助けてくれた命の恩人だ。たとえどのような脅しや懐柔を受けても、何度暗殺されそうになってもクーリエは永遠にシルバーアッシュの最も忠実な味方だ。
ドクターの盟友
カランド貿易側が不利な不平等条約をロドスと締結した。ドクターにそれだけの価値があると認めているからだ。どのくらいドクターへの好感度が高いかというと信頼度あげなくても
「そんな浮かない顔はやめろ。私の前ではもっと楽しそうにしてくれ……よし、その調子だ。お前が抱えている問題を解決できるのは、この私のほかにはいないのだからな――そうだろう。」
と言っちゃうくらい。