渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

美しい銃 ブローニング FN 1910

2020年07月13日 | open

Mae Fires the Belgian FN 1910

なんて美しい拳銃なのだろう。
ブローニングFN1910は、戦前の日本軍、
警察、戦後の日本警察等においても多用
されてきた名銃だ。
戦前は日本は誰でも拳銃を購入所持でき
たが、このFN1910は陸軍将校たちも個人
的に購入して装備していたりもした。
(将校の軍刀および拳銃は官給品では
なく個人的な自弁だった)
また、内地から外地に赴く軍属や民間人
もこのブローニング1910を広く愛用して
いた。小型でコンシールド性にも富む
ので、戦後の国内では私服警察官等も
装備していた。

実にエレガントで美しい銃だ。
100年以上前の銃でも、弾丸さえあれば
現役で可動する。明治43年生まれだ。


素晴らしい。機能性ならばドイツの
ワルサーPPKのほうが優秀だが、美しさ
で行ったら、断然1910だ。
日本で発売当時の広告では「ベルギウム
FN式」という表示がされていた。
いや、ほんとに美しい銃です。
峰不二子も愛用していた(る)のがこれ。

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