仙台市は、7月12日、市内に住む20代の女性と、10代の男子学生の2人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

12日、新たに感染が確認されたのは、仙台市に住む20代のアルバイトの女性と、10代の男子学生の2人です。

仙台市によりますと、20代の女性は7月10日に嗅覚に異常を訴え、11日の遺伝子検査で「陽性」と判明しました。女性は、10日まで、市内のアルバイト先に出勤していました。

また、10代の男子学生は、7月4日から発熱や喉の痛みがあり、12日、PCR検査を受け、「陽性」と判明しました。この男子学生は、7月9日と11日に感染が確認された2人の女子学生と同じ学校に通っていますが、2人の濃厚接触者ではないということです。

仙台市によりますと、2人とも感染経路は分かっていません。

いずれも重篤な状態ではなく、現在、感染症指定医療機関に入院中です。

仙台市では、2人の濃厚接触者はあわせて10人いるとして、今後、PCR検査を行う予定です。