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2020年07月13日(月)

つぼみ大革命、つんく♂の全面プロデュース決定 モー娘。「LOVEマシーン」から温めたフレーズ解禁

つんく♂の全面プロデュースが決まったつぼみ大革命
つんく♂の全面プロデュースが決まったつぼみ大革命
 結成10年目を迎えたアイドルグループ・つぼみ大革命が7thシングル「逆襲のYEAH!」(10月7日発売)で音楽プロデューサーのつんく♂の全面プロデュースを受けることが決定した。

【写真】つぼみ大革命を全面プロデュースするつんく♂

 つんく♂が表題曲の作詞・作曲、ジャケットデザイン、衣装、振付、ミュージックビデオ(MV)を総プロデュース。また、モーニング娘。「LOVE マシーン」の時から温めてきたフレーズを今回の「逆襲のYEAH!」で解禁することも明らかとなった。

 つぼみ大革命は昨年末に『THE W』ファイナリストになり、その後はドラマ主題歌の発売、全国ツアー決定と勢いに乗っていたが、新型コロナウイルスの影響を受け、ツアーは2公演を終了した時点で中止に。何度目かの苦境を迎えている中で、つんく♂のプロデュースを受けることが決定し、タイトルのように“大逆襲”を狙う。

 また、7thシングルのカップリング曲は、つぼみ大革命の元メンバーで、昨年の『THE W』優勝の3時のヒロインの福田麻貴が作詞を担当。つぼみ大革命のコント台本や演出を手掛けるなどした福田だからこそ書くことができた一曲となった。

■つんく♂コメント
 正直何度か「ごめんなさい」ってお断りしてたユニットです。なんで断ってたか…。ユニットとしてできあがってるといえばできあがってる気がしたし、「アイドル」ということで、目をひこうとしてるバラエティ集団なんかな?って思ってたりもしたので、俺へのプロデュース依頼も「断られました!」っていうネタのため!?みたいに思ってたんですが、昨年末くらいからまた担当の方からの熱い説得があり、「なんとしてもつんく♂さんにプロデュースしてもらいたいんです」と、口説かれました。

 その後、世の中もコロナ禍となり、この話も止まっていたんですが、さらに口説かれ、こんな熱い担当が芸能界にまだ残ってるんやなってちょっと熱い気持ちになって「わかりました!」と引き受けました。

 とはいえ、改めて彼女たちの作品を見ましたが、メインになるべき子がどの子かわからないし、年齢ももう結構すごいことになってて、ある種「プロ」やなって思うほど、やり切ってて。「わかりました!」って言ったものの、実は「うわぁ~やっぱ断っておけばよかった」とヘコんだりしました。それでも彼女らの顔を過去の作品を何度も見ながら想像しました、お客さんと一緒に涙してる彼女たちのワンマンライブのアンコール。夏のフェスが決まり、いろんなアイドルたちにまみれて歌って「どや! やったったで!」と大阪人のド根性を見せつけ、ドヤ顔で袖にはけていく彼女らの顔なんかを想像しながら書き上げていきました。

 「きっとこの曲がラストチャンスです」と、そう何度も、自分にも家族にも恋人(おるんかいな?)にも伝えてきた経験、あると思います。今回も「最後のチャンス」かもしれません。ただ、最後としてもそうでなくても、この曲は盛り上がること間違いなし!の鉄板曲となることでしょう。

 ライブでも、この1曲で力石と戦った矢吹ジョー状態になると思います。どうぞ、燃え尽きていただきたい。タイトルの如く「逆襲」してほしい! 赤い服が似合うのかな…(ボソっ)。

 テーマとしては「夢を見続けてほしい」=大阪人感覚でいうと「夢を見るのはタダやんけ!」。そして、思いっきり盛り上がってください!

 そしてそして、僕としてもずっと眠らせてきた、モーニング娘。で使わなかった必殺技の「家!家!家!」「魚!魚!魚!」を、ついに降臨させました。モーニング娘。の場合、仮歌入れた時、響きはよかったけど、文字づらで、さすがにないなって修正して最終的にあの「LOVEマシーン」になったんですが、今回満を持してここに封印を解きました。

 楽しんでください! それに尽きます。

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