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 兵庫県や神戸市、姫路市などは12日、神戸龍谷中学校・高校(神戸市中央区)教員を含む20~40代の男女7人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認は9日連続で、6月以降最多。県内の感染者は累計738人になった。死者は45人で変わらない。

 尼崎市と神戸市によると、感染が確認された尼崎市在住の30代男性は、神戸龍谷中学校・高校の教員。同校は14日まで臨時休校とし、教職員のうち、濃厚接触者4人と健康観察対象者52人にPCR検査を行うという。

 また尼崎市は同日、男性と同居する30代の女性会社員も感染が確認されたと発表。尼崎市によると、教員の男性は7日に37・4度の熱が出て、10日に帰国者・接触者外来を受診。11日にPCR検査で陽性が確定した。女性は大阪市内に勤務。3日に38・5度の熱が出たが、医療機関は受診していなかった。男性が陽性と分かり、11日にPCR検査を受けて陽性と判明した。

 市によると2人は通勤に電車を利用し、勤務中はマスクを着用。海外の渡航歴はなく、症状が出てから休日は買い物以外、外出していないという。市は2人の濃厚接触者を調べている。

 姫路市で感染が確認されたのは、市内在住のいずれも20代の男性会社員3人。

 同市によると、男性の1人は7日に38度の発熱や頭痛、せきがあり、11日に検査を受けて陽性が判明した。残りの2人はいずれも9日に症状が出たため医療機関を受診し、11日に感染が確認された。3人は市内の同じ会社に勤務。6日に屋外で開かれた社内懇親会にいずれも参加していた。

 また県は12日、いずれも宝塚市在住の40代男性会社員と30代女性会社員の感染を確認したと発表した。(まとめ・霍見真一郎)

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