Wordで長方形の画像を挿入した後、その画像をまん丸く(真円)にする方法です。
Word2016で解説していますが、Word2010以降であれば同じ操作です。
また、ExcelやPowerPointでも同じ操作ができます。
画像の挿入
まず、目的の画像をWordに挿入します。
挿入するときは、カーソルの位置へ挿入されますので、カーソルの位置は確認してください。
[挿入]タブの[図]グループにある[画像]をクリックして、目的の画像を選択してカーソルの位置へ挿入します。
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図形に合わせてトリミング
画像を選択して、図形に合わせてトリミングします。
丸くしたいので、[トリミング]から[図形に合わせてトリミング]をポイントして[楕円]をクリックします。
画像は下のように楕円形になります。
ここでは、まだまん丸(真円)にはなりません。
参考図形に合わせてトリミングについては、以下の記事でも解説しています。
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縦横比の選択
画像を選択したまま、今度は、[縦横比]から[1:1]をクリックします。
これで画像はまん丸(真円)になります。
でも、位置をずらしたいですね。
トリミング内にカーソルを置いてカーソルが十字の形の時にドラッグします。
ここでは、右へドラッグして円の中央に顔が入るように調整します。
下のように顔が円の中心になるよう調整することができました。
円の大きさを変更
この円の大きさを小さくしたい場合は、下のように四隅にある括弧の形の箇所にカーソルを置いて、ドラッグします。
この時、[Shift]キーを押したままドラッグすると真円のままサイズを小さくすることができます。
顔だけの大きさにすることもできます。
最後にトリミングのコマンドボタンをクリックして、確定します。または、[Enter]キーで確定します。
下のように丸い画像になります。
参考図形でトリミングした画像は、図形を回転させると、画像も回転してしまいます。
図形に合わせて回転させないようにするには、図形を挿入して[塗りつぶし]から画像を挿入します。
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Office2013だけではないのですが、画像のトリミングをした後は、その画像を圧縮してトリミング部分を削除して保存することをお勧めします。 ...
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