茨城県と常陸大宮市は10日、新型コロナウイルスの感染対策に対応した避難所の設置訓練を同市内で行った。発熱している人の避難スペースをパーティションで仕切ったり、案内する動線を確認したりするなど、新たな対策が必要となる。
訓練には、県と市の防災担当の職員ら計約80人が参加。公民館など2施設を一般避難者用と体調不良者用として避難所を設置した。
一般避難者用の施設では、入り口で検温や体調のチェックリストを記入。37・5度以上の発熱がある人や「感染者と濃厚接触があった」と申告した人を体調不良者用の避難所へ輸送する手順を確認した。体調不良者用の避難所では、発熱者と濃厚接触者のスペースをパーティションで分け、案内する動線が重なり合わないようチェックした。
県は5月、コロナ対策の避難所運営の指針を市町村に通知し、発熱などの症状がある体調不良者用の避難所を選定することを求めた。県の堀江英夫防災・危機管理部長は「訓練で見つかった課題の解決策などをほかの市町村とも共有するなどして、コロナ対策を進めていきたい」と話した。
国内の感染者
+386人21648人
死者
+1人983人
退院者
+197人18507人
7/11 23:00 時点
退院者数はクルーズ船の乗客らを含めた数。厚労省などによる
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