すでに女性職員の新型コロナウイルス感染が分かっている長崎市の長崎みなとメディカルセンターは、12日、新たに男性職員(20代)と入院中の男性患者の感染を確認したと発表しました。
長崎みなとメディカルセンターは、12日午前11時から長崎市とともに記者会見を開きました。
新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、病院に勤務する男性医療スタッフ(20代)と入院中の男性患者です。
2人は、11日の検査で「陽性」と判明しました。
2人は院内で明らかな接触があり、病院側は「院内感染」だと認めています。
さらに、「クラスター」に発展する可能性も否定できないとしています。
一方、長崎市は今回感染が確認された男性医療スタッフが、すでに感染が分かっている長崎大学病院の実習生と6月28日に会食をしていたことを明かしました。
長崎みなとメディカルセンターでは、女性医療スタッフ(20代)の感染も分かっていて、女性と接触したとみられる職員や患者あわせて80人の検査が行われましたが
、これまでに新たな感染は確認されていません。